伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

表情

2008-03-21 23:50:12 | Weblog

表情って感情の出口だと思う。
脳が怒りを感じれば起こった顔。
脳が喜びを感じれば、嬉しい顔。
脳が憂いを感じれば、悲しい顔。
脳が理解できなければ不思議な顔。

みなさんはどう思うだろうか。

次に載せる写真は午後5時半から午後6時25分までの間に撮った写真である。


山梨県富士吉田市 富士北麓公園

 息子の陸上競技部の合宿が毎年山梨県で実施される。2005年の8/8に見に行った。人練習を終えて、陸上競技場の外に出て写した写真がこれ。モニュメント広場の「発生と創造」である。空は青く晴れ渡り、昼の暑さを忘れさせるかのように、雲が涼しく浮いている。

 練習が終われば、宿舎での休息である。一路、河口湖畔の旅館に向かう。高校生を何人か乗せ、一般道路に出た時の前方写真が最初の一枚、富士河口湖町の風景である。前方から暗くなってきているのである。ありゃあ相当厚い雲だぞと思いながら車を走らせる。


河口湖手前、どんどん青空が狭くなる。

前方は雲、雲、雲、後方も雲が覆い始める。天辺に狭い青空


河口湖に着いたが、雨が降ってきた。
視界悪

 高校生を旅館で降ろし、ゆきたんくは必殺、名刹巡りである。しかし、陸上競技の合宿に来て、自分だけ好きなことをやろうなんて、甘かったようである。突然の豪雨でワイパーなんて利きやしない、富士御室浅間神社の木陰でも雨は容赦しない。


せっかくの雨で宝珠も見えない。

激しい雨に叩かれ、名刹巡りどころではなかった。


静かになった河口湖

 そして日が落ちて暗くなってきた時、あんだけ降った雨がぴったりと止んだ。静かなものである。海で言うと夕凪に当たるのか。風がなく、水面が静かである。車のヘッドライトの光も吸い取られていく感じで明るくならない。道の駅の表示が、コントラストを強くして輝いている。この間約1時間。思えば標高1000m近くの場所にいるのだから山中にいるのに近い状態ではあった。

 これは、好き勝手やるゆきたんくに、山梨は富士吉田の町が懲らしめの表情を見せたのだと思うのだ。

コメント
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