写真はしじみの潮汁(うしおじる)だ。
とっても美味かった。
このしじみ汁を食べた時のゆきたんくの体調は、あるいみ最低であった。
東北を旅行中、中尊寺の参道の月見坂で熱中症にかかったようだった。
好きな運転を女房ののりたんに任し、ゆきたんくは助手席でうなだれていた。
でありながら、運転していないのを良いことに写真を撮り放題だった。
まぁ、出来の良い写真はあまり無かったが・・・。
そう、しじみ汁の話だった。
写真のしじみ汁は十三湖という湖で採れたしじみで作ったものだ。
十三湖のすぐ脇にある岩亮(がんりょう)という旅館で出していただいた。
青森県…十三湖(じゅうさんこ)
さきほども書いたが、体調の悪い時に貝は禁物という声もある。
しかしながら、このしじみ汁の美味いこと。
しじみの身自体の味が濃いのである。
そして、ゆきたんくは元気になった。
十三湖は同じく、しじみで有名な島根県の宍道湖と同じ汽水湖である。
汽水湖というのは、湖の真水と海水が混じった湖のことを言うのだそうだ。
そこでは、美味いしじみが採れるのである。
この写真は宍道湖である。写真中ほどにある姥ケ島が夕焼けでシルエットになっている写真を見たことがある方がいらっしゃると思う。
島根県、宍道湖と姥ケ島
これは、宍道湖畔のホテルの食堂の窓から採ったものだ。
朝食時で、メニューはバイキングである。
おーちゃんは皿に山盛りのウィンナソーセージを持ってもりもり食べていた。親として恥ずかしい思いをしたのを思い出す。
残念ながら、朝食にしじみ汁はなかった。
そう、ゆきたんくの中では宍道湖のしじみは幻だった。
お土産のしじみは食べたが、汁物ではなかったので比較は難しい。
誰か知っている方は教えていただきたい。