伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

マイク氏のルーツ5

2015-11-11 23:29:15 | 音楽

さて、重要な文を見つけた。

マイク氏のルーツについて書くのは5回目だ。

ゆきたんくはこれまでマイク氏のルーツはトラッドフォークではないかと書いてきた。

そして、その根拠としてギターを使った作曲をするのではないかと推測した。

マイク氏のルーツ3では、サンセットドアをギターで弾く動画が見つからなかったので自分で弾いた。

そして根拠を固めようとしていた。

次の文を読んでいただきたい。

「Rocqt 」というロック系インタビュー紹介のサイトにあった文だ。


 作曲もギターでしますか。

  • いや、全然。ギターで作曲したことは一度もない。「Tubular Bells」はほとんど、ホンキートンクみたいな音のするお祖母さんのアップライト・ピアノで作った。エレクトリック・ギターはほんの少しだ。だいたい、作曲に楽器はほとんど使わない。楽譜すら書かない。音楽が頭ん中に浮かんで、聞こえてくるんだよ。自分は何かを作るってより、何かを伝えてるだけなんじゃないかって気がしてくる。どこか無意識の奥底から音楽が湧き上がってくる、つまり妊娠して胎児が育って出産する、それを意識の側で受け取ってるだけなんだ。どうなってるのか、自分でも判らない。だから、ただ机に向かって作曲するなんてのは、最悪の苦行だ。良い音楽が浮かんでくるまで何ヶ月も、時には何年も待たないといけない。

完璧にゆきたんくの推測は崩れ去ったのである。

マイク氏の音楽はトラッドフォークではないと仰る方々は、上記のことを知っていたに違いない。

マイク氏のファンで彼のことを知っているつもりだった自分は、もう何十年も彼の作曲法を誤解していたのだ。

つまり、これまで述べてきたマイク氏のルーツは思い込みだった訳だ。

マイク氏は2013年の60歳の時のインタビューで


ギターのことをどう思ってますか。

  もう自分の身体の一部だね。考えることすら要らない。持って、ただ弾くだけだ。ギターを幼い頃から習ってたおかげだろうと思う。10か11歳くらいまでには、今のテクニックを全て身につけてた。だから、もう何も頑張らなくていい。喋るのと同じ、それくらい自然なんだ。


  
マイク氏が10歳の頃通っていたハイランド・ジュニア・スクール2011年閉校。写真は2014.08.13



校舎の取り壊しの最中だった。もう1か月遅かったら、マイク氏の過ごした校舎は見ることができなかった。


このことからギターのスキルはトラッドフォークではなくクラシックと思われる。

フィンガーピッキングを多用し、エレクトリックギターのリードまで爪で弾くスタイルだからだ。

そんなマイク氏のサリアンジー時代の曲から「Balloons」を聴いてみる。


 

The Sallyangie - Balloons  


 牧歌的である。

エンディングはバッハのトッカータとフーガニ短調の中間部を用いている。

歌の部分とエンディングのつなぎの部分は、自分の知識の中ではジャンルが定まらない。

マイク氏とは何者なのか・・・

改めて項を立ち上げることにする。

まずは取材期間をいただく。 

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