さて、ヒースローから南部のポーチェスターへ行き、ウェールズからオックスフォードを廻る、南部を1周するような旅程になった。
そのため、ロンドンでは宿を1か所に決めて過ごした。
もちろんB&Bである。
バッキンガム宮殿近くからから南東に1㎞のびるイブリー・ストリート沿いにあるイブリー・ハウス・ホテルに決めた。
2009年2月投稿の「旅の楽しみ50」でも取り上げたホテルである。
イブリー・ハウス・ホテル
一見ビートルズが屋上ライブをやったアップル社の建物に似ていると思ったが場所が全く違う。
2011年の渡英の時には、予約が取れず、2014年にはグーグルマップで閉鎖の文字があったので、寂しい思いをしたが、現在は経営しているという。
思い出の場所が残っているというのは嬉しいものだ。
クーラーはついていない。熱波(38℃)だったので扉に隙間をあけて風を通した。
窓から見える西側のアパートメントの屋根にはチムニー(煙突)がたくさん。
冬はそれくらい寒く、夏は涼しいはずなのに・・・
一見整っている町並みだが、大きな建物の間にはこのような造りの家が並ぶ。
ここに泊まらなければ、ヨーロッパの街並みの様子は表だけしか分からなかったろう。
イブリー・ハウス・ホテルの裏側。表は、他の建物と足並み揃えて綺麗に建てられているが、裏側は建物1軒1軒の様子が全く違うのに驚いた。表はスベスベ、裏はデコボコである。
ちなみに洗濯物がかかっているのは、ゆきたんくが泊まった部屋である。
入り口。内側から自由に開くが、外からは鍵が必要。宿泊客には鍵が渡される。
裏口。玄関まで吹き抜けている。
ここではコンチネンタル・ブレックファストであった。これにトーストと紅茶。
ボリューム的にはイングリッシュブレックファストより少ないかな。
ここで、別室に泊まっていた日本人男性と話をすることができた。
渋谷のレコード街で働いている方だった。
ここを拠点にイギリス中を廻って、レアなレコードを探しているという。
移動に便利で、安い宿となるとビクトリア駅の西側にあるホテル(B&B)になるという。
さて、ロンドンではここに4泊した。
B&B2003年シリーズはこれで終りだ。