観光地ではない。
追っかけである。
ゆきたんくのフィバリットアーティストがマイク・オールドフィールド氏であることは何かいも書いてきた。
また、関連の投稿である。
しつこいという方は失礼。
まぁ、一つの病気なので申し訳ない。
ストーカーかもしれない。
シップトン・オン・チャーウェルというのは、1995年までヴァージンレコードのスタジオがあった所だ。
日本には少ないマイク氏のファンにとっては聖地のような所である。
2011年冬。
宿を世界遺産のブレナム宮殿の近くにとる。
その名もザ・デューク・オブ・マルボローである。
ザ・デューク・オブ・マルボロー → Map
意味は「マールボロの公爵」、つまりブレナム宮殿で生を受けたイギリスのチャーチル首相のことだ。
近くのショッピングマーケットで夕食を買い込み、同行のS氏と話しながら次の日の日程について確認していた時に、google mapでゆきたんくの目に飛び込んできたものは、あのヴァージンマナーハウスであった。
なんと、宿から車で7分。
外は暗くなっていたが、我慢できない病気のゆきたんくである。
発作を鎮めるためには行くしかない(笑)
左上が宿、右がヴァージン・マナー・スタジオだ。
で、結果がこれ。
12月のイギリスである。午後7時でこの暗さだ。
閉まっている門の隙間から建物の写真を撮ってやろうと思ったが、近くには散歩中の少年少女が数人いた。
2人の東洋人のおじさんが暗い中を歩いているのである。
その子供たちに懐中電灯の光を当てられてしまった次第である。
そして、そこにいても怪しまれるので、奥にあるホーリー教会の方へ進んだ。
真冬の肝試しになったことを付け加えよう。
さて、宿に戻って食事も済ませ、次の日の予定に追加したことがあった。
前からシップトン・オン・チャーウェルの航空写真を見ていると気になる場所が近くにあったのだ。
ヴァージン・マナーの近くにある環状の場所 → Map
S氏に「ここに行きたい。」というと、「どうぞ。」
ゆきたんくが止まらないことを知っているS氏である。
いつもこんな風に迷惑をかけているのだ。
どうもすみません・・・
車で1分、距離にして600mである。
車の窓から撮影をした。
ジェロームウェイと言う場所でバス停もある。
環状部分の入り口である。
環状部分の一番奥の所から・・・
随分と大きな遊具がある。
流暢に写真を撮っていたら、車の中からじっとこちらを見ている方々がいた。
「ん?」
これである。
2枚目の写真の一部を拡大してみた。
パトカーの中からお巡りさんがじっと見ていたのである。
怪しい東洋人2人は、すぐにその場を動いた。
焦らず、わざとらしくゆっくりと車を走らせてだ。
ゆきたんくの小さな望みはこうしてかなえられたのである。
S氏に感謝。