夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

官房長官、新人職員に訓示『ただちに復興・復旧に向けた最前線に・・決意と覚悟を』、正鵠な言葉である。

2011-04-01 20:00:10 | 時事【政治・経済】等
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
先ほど、読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】を開き、

《 官房長官、新人職員に訓示「ただちに最前線に」 》

と題された記事を読んだりした。

そして枝野官房長官が内閣府の入府式に出席し、新人職員に対した訓示は、
まぎれなく正鵠で適切な言葉であると、私は強く感じたのである。

無断であるが、記事を転載させて頂く。

《・・
     官房長官、新人職員に訓示「ただちに最前線に」

新年度が始まった1日、各閣僚らは、
東日本巨大地震を受けた「国家の危機」克服へ力を合わせるよう新人職員らに訓示した。

枝野官房長官は、内閣府の入府式に出席し、
「大震災発生以来、空前の危機のまっただ中に我が国はある。
入府式(の開催)をどうしようかと思ったが、
きょうからただちに復興・復旧に向けた最前線に立ってもらう決意と覚悟を共有してもらうことが重要と考え、行った」
と述べた。

(略)

(2011年4月1日13時21分 読売新聞)
・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。


私は政治にも疎(うと)く、『内閣府』のことも余り知らないので、
【YOMIURI ONLINE】の『用語解説』を読んだりした。

《・・
[ミニ時典]内閣府とは

政府の行政改革会議(会長・橋本首相)がまとめた2001年からの新たな省庁体制の中で、
首相の権限強化を目的に、
他省庁より格上に位置づけられた行政組織。

マクロ経済や危機管理など重要政策に関する総合戦略を立案する内閣官房を補佐し、
各省にまたがる政策の総合調整も任務としている。

長は首相で、事務の統括は官房長官が行う。
また、経済財政、科学技術、防災などの分野に担当相を置く。
防衛庁、国家公安委員会、金融監督庁は内閣府の外局、宮内庁は内閣府に置かれる「特別な機関」となる。

具体的な組織としては、
首相や担当相らで構成する経済財政諮問、
総合科学技術などの各会議と事務局が置かれる。

経済財政諮問会議は、予算編成の基本方針策定を担当し、政治主導の経済財政政策を推進する。
このほか、沖縄振興対策を担当する部局を設置し、沖縄振興開発計画の策定などを行う。
・・》

このように首相直轄の多大な権限を持つ組織である。


私は管首相に関して、失礼ながら、総理に就任するまで、
私の記憶をたどれば厚生大臣ぐらいしか重職の経験がなく、
今回の東日本巨大地震を受けた「国家の危機」に対処するのは、
無力な国民のひとりの視線からの私さえ、もどかしく感じられたのである・・。

総理としての責務の空気は感じられるのであるが、言動に空回りが多く、
もとより絶大な組織力を有した官僚の活用の仕方が下手である、と私でもニュースを視聴したりすると、
昨今、特に感じられるのである。

こうした方の下で、補佐の権限を有した枝野官房長官は、お気の毒であると無知な私は、
思ったりしている。


今回、枝野官房長官の内閣府の入府式に出席し、
新人職員に対した訓示は、まぎれなく正鵠で適切な言葉であると、私は強く感じたのである。

訓示を受けた新人職員の諸兄諸姉、
国家の空前の危機に際し、心身共に、全力で奮起して頂きたいのである。
こうした貴重な体験は、後年になって必ず自身に役立つ、
と中小業の民間会社で35年ばかり奮闘してきた私は思ったりしているのである。


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『女の人生“6つの不安”を取り除くには』、と月刊誌の『日経WOMAN』の記事を拝読すれば・・。

2011-04-01 15:23:43 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
先ほど、ニュースを見ようとして【YAHOO! JAPAN】を開き、
たまたま【雑誌】コーナーを見ていたら、

《 女の人生“6つの不安”を取り除くには 》

と題された見出しがあり、女性の人生で“6つの不安”とは何かしら、と思った。

提供された記事は、月刊誌の『日経WOMAN』であり、信頼できるので、
私は精読させて頂いた。

記事を寄稿した方は、ファイナンシャルプランナーの高山一恵さんであり、
無断ながら、転載させて頂く。

《・・
       女の人生“6つの不安”を取り除くには

                      日経ウーマンオンライン(日経ウーマン)
                        4月1日(金)13時3分配信
(略)
私はこれまで何人もの女性のお金の相談に乗ってきましたが、相談を通して感じたのは、
女性の不安は、概ねこれからお話しする6つの不安に集約できるということ。

一生シングルでも、いずれ結婚してパートナーと歩む人生でも、
「6つの備え」ができていれば、「見えない将来」に不安にならず、
目の前の生活をもっと楽しむことができるのではないかと思います。

6つの備えとは、「病気・ケガへの備え」、「収入ストップへの備え」、「自分の介護への備え」、
「老後の生活への備え」、「自分のお葬式代への備え」、「一生住める家の確保」です。


まず、「病気・ケガへの備え」ですが、
年齢を重ねるほど医療費はかさみがちになります。
病気をしてからだと保険に加入することはできないので、健康なうちに保険に加入しておきましょう。


「収入ストップへの備え」ですが、
特にシングル女性の場合、自分が家の大黒柱。
収入ストップが家計の一大事になってしまいますね。
最近では、病気やケガによって働けなくなったときに、
保険金が受け取れる所得補償保険も一般的になってきています。

医療保険が入院したときの医療費をカバーするための保険であるのに対し、
所得補償保険は、病気やケガなどによって働けなくなり、収入が減少するのを補うための保険です。
この2つを組み合わせれば、働く女性の「もしも」に対する安心感はずいぶんと増すはずです。


「自分の介護への備え」ですが、
この先の人生、自分が要介護状態になった場合を想像するのを避けて通れません。
日常的に介護を必要とせず、心身共に自立して過ごすことのできる期間を「健康寿命」といいます。
日本人の健康寿命は、男性73歳、女性78歳(WHO「WORLD HEALTH STATISTICS2010“Mortality and burden of disease”」より)。
平均寿命が男性79歳、女性86歳であることを考えると、
平均して6~8年は誰かのお世話になる可能性が高いことが分かります。

公的保険の介護サービスを利用した場合、利用者は掛かった費用の1割を負担します。
介護保険を利用する家庭の自己負担額は、1カ月当たり3万~4万円程度となっています。
ただし、受けられる介護サービスの種類や利用限度額は介護の必要な度合いによって変ります。

限度額を超えてサービスを利用する場合は全額自己負担となるので、
民間の保険会社が販売している介護保険なども資金に余裕がある人は検討してみてもよいでしょう。


「老後生活への備え」ですが、
どんなコースで人生を歩むにせよ、共通した不安材料といえるのが、老後なのではないでしょうか。

では、実際、いくら老後にあったらいいのでしょうか。
当社では、この問いに対し、「シングルなら2000万円、夫婦なら3000万円」と答えています。
これは、公的年金を除いた、自助努力によって準備してほしい、最低限の金額です。

「ゆとり」をイメージするのであれば、さらに1000万円程度の上乗せが必要になるでしょう。

老後資金の準備の仕方は、投資信託積立、個人年金保険など、
このコラムでもいくつか紹介してきました。

老後を安心して受け入れる準備ができているということは、
目の前の生活を楽しむことにつながります。
漠然とした不安を数字に落とし込んで、解決の道を探り、アクションを起こすことが必要です。


「自分のお葬式代への備え」ですが、
誰にも平等に訪れるのが、人生の最後です。
人生の幕引きこそ美しく終えたいもの。
人生最後のイベントといえば、お葬式です。
お葬式代に掛かるお金には、祭壇や人件費などの葬儀社へ支払う葬儀費用、
参列者に提供する料理や香典返しの費用、火葬料や斎場使用料といった実費費用、お寺に支払うお布施などがあります。

葬儀費用の平均は、ネットでざっと調べてみると、
200万円を超えるのが一般的なようです(地域によって、かなりバラつきはあるようですが)。


「一生住める家の確保」ですが、
どんな環境の変化があっても住む家には困らないという安心感は、何ものにも代えがたいもの。

特に女性は、一生シングルと思っていても、急に結婚が決まったり、
転職で引っ越したり、親が高齢になって実家に呼び戻されたりと、
いつなんどきライフプランの大幅変更を求められるかは分かりません。

終の住処と思って購入した家に、一生住める確率は意外と低いもの。
賃貸に出すこと、売却することも想定して、その際に破綻をきたさない物件を厳しく選び抜くことが不可欠です。


どの項目もこちらのコラムで、詳しくお話ししていますので、ぜひ、読んでみてくださいね。

リスク解消オタクになろう!


今回の大震災もそうですが、いつなんどき、何が起こるか分からないのが人生です。
結婚、離婚に限らず、いつ、どのような形でやってくるか分からない変化に柔軟に対応するためには、
常にしなやかな臨戦態勢を整えておくことが必要です。

そのために不可欠なのが、目の前に浮かび上がってきたリスクに、素早く対処するということ。
起こりうるリスクが見えているなら、何となく先送りする、というのは厳禁。

1日も早く、とにかく、片っ端からそのリスクを解消するための行動を起こしましょう。

・病気やケガのリスクに備えるために医療保険に加入する
・金利上昇に備えるために、住宅ローンを変動金利から固定金利に切り替える
・銀行が経営破綻しても困らないように複数の預金口座に分けておく
・収入が減っても困らないようにお金を増やすスキルを磨いておく
・失業したときに転職先がスムーズに見つかるように資格を取得しておく
・老後の生活のために毎月積み立てをしておく
・自分が亡くなったときに備えて遺言書を書いておく 

小さなものから大きなものまでできることは、いくらでもあります。
とにかくこれらのリスクに気づいたら、
確実に自分の中での「TODOリスト」にピックアップし、
どうやったらそのリスクを解消できるのかをリサーチし、行動を起こしましょう。

そんなこと、簡単でしょという声が聞こえてきそうですが、
実は、なかなかできません。

私の周りをみても、「不安だなぁ」と思いながらも、
なかなか行動に移さない人がたくさんいます。

でも、ことが起こってからでは遅いのです。
リスクに気づいた時点で、すぐに解消に向けて動き出しましょう。
これができるかどうかが、人生をハッピーに過ごすための鍵を握っているといっても過言ではありません。

ある時には、リスクを積極的にとったほうが、人生が楽しくなります。
が、アクデントは、できる限り避けるに限ります。
これからは、“リスク解消オタク”を目指しましょう。


また、一生シングルであっても、一旦は結婚というライフイベントを経る場合でも、
女性は男性に比べて長生きですから、
遅かれ早かれ「おひとりさま」となって老後を迎える可能性が大きいといえます。

そんなときに頼りになるのが、女友達や子ども、地域社会といった人間関係です。
普段は自由気ままな「おひとりさま」を満喫していても、
高熱が出て動けない、入院して着替えも取りに行けないというときには、パートナーの不在を嘆いてしまいがち。

身体的、精神的なピンチを救ってくれる、
何かあったときに本当に助けになってくれる友人関係を築いておくことも、ハッピーな人生には欠かせません。
私自身、ピンチのときにどれほど、友人に助けられたか分かりません。


自立したおひとりさまになるためには、
経済力、友人、健康の3つの要素が揃って初めて実現できるといえます。
人生は、どうなりたいのかを意識し、目指す方向にしか動いていきません。
ハッピーな自立した女性を目指して、一緒に頑張っていきましょう!
・・》
注)記事の原文にあえて、改行を多くした。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110401-00000002-woman-ent
☆【YAHOO! JAPAN】
            <==【日経ウーマンオンライン(日経ウーマン)】《 女の人生“6つの不安”を取り除くには 》】☆


私はファイナンシャルプランナーの高山一恵さんの寄稿文は、初めて拝読したが、
溌剌とした人生の確かな生きる知恵を教示された。

私は古惚けた一軒家に住み、家内とふたりだけの家庭である。
子供に恵まれなかったので、葬儀、そして片割れとなった「おひとりさま」の時代のことも、
私の定年後に、私たち夫婦は、ときおり話し合ったりしている。

私たち夫婦が、私の60歳の定年退職後の生活を本格的に話し合ったのは、
私が55歳の直前で、勤めていた会社がリストラ旋風の時であった。

定年後の生活を、お互いにどのようにしたいのか、最重点であった。
この為には、推定の定年退職金はもとより、退職時の貯蓄残高、そして推定の年金受給額が、
基本であった。
そして、定年に関する本を購入して、お互いに読み、退職後の概算資金設計を5表作成した。
この中の一表は、年別のそれぞれ85歳になるまでの時系列の概算収支表であった。

この後、定年を迎えるまで、毎年の予算と実績を少し修正しながら、退職時を迎えた。

このことの詳細については、このサイトで私は幾たびか投稿しているので、省略する。

こうしたささやかな体験もあって、この記事を真摯に読み、
年金生活を過ごしている私でも、女性の立場になれば、そうですよねぇ、と深くうなづいたりした。

しかし、ここ数年、私は上野千鶴子さんの『おひとりさまの老後』、『男おひとりさま道』を購読した後、
ドキリと叱咤されて、家内の家事を少し習得しておかないと、
確立は少ないが、私が「おひとりさま」になったら、どのような生活になるか、
ときおり思いめぐらして、ため息をしているのも事実である。


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『弥生』の3月に別れを告げて、新たな『卯月』の4月にようこそ、と心の中で呟(つぶや)きながら・・。

2011-04-01 08:43:13 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
今朝ぼんやりとカレンダーを眺め、『弥生』の3月のカレンダーにさよならすると、
新たな『卯月』の4月のカレンダーを見ながら、ようこ~そ、と心の中で呟(つぶや)いたりしたが、
何かしら心は覇気がないのである。

もとより過日の11日に発生した観測史上最大の地震の東日本巨大地震に伴い、
大津波が発生して壊滅的な大惨事を、テレビでNHKニュースを視聴したり、
新聞、ネットでニュースを読み、各地域で甚大な災害に、知るたびに驚嘆している・・。

その上、福島第一原子力発電所で事故が発生、その後も相次ぐ事故に関して、主要国の方まで注視された。
そして、私は恐れていた周辺の一時避難、その上に農作物、水の汚染などに影響をもたらした。

この間、大惨事の被災した地域で、亡くなわれるた方が日ごとに増え、
私はただ呆然としながら、犠牲者の多数に悲しみに、ときおり黙祷をしたりしている。

こうした中、もとより被災された方たちの前に於いては言葉もないが、
私は、度(たび)重なる余震におびえたり、
電力不足が予測されるので、東京電力による『計画停電』が実施され、
対象地域、時間による停電が行われ、平常心こそ何よりも肝要であると思いながら、
落ち着かなくうつろな日々を過ごすことが多かったである・・。

平年であるならば、社会は3月に卒園式、卒業式などあり、
私も落葉樹の芽吹き、桜花の大きな莟(つぼみ)を観かけると、やはり見惚(みと)れて過ごしている。
そして、4月には、小学生の入学するピカピカの一年生・・
企業などに入社し、緊張感の中で新社会人となった入社式の光景が見られる。

震災後、社会は大きく変貌し、卒業式は縮小されたようになったり、
入社式も中止、延期が相次ぐ、と報じられたりしている。
そして製造業も被災されたり、節電の中、部品、完成品メーカーの生産が低下し、
こうした中で、世の中は自粛の風潮となり、消費が激減している。


日本経済の低下に、復興こそが何よりも肝要であると無力な私は思いながら、
夜明けの来ない日はない、と思ったりしている。

そして、『清浄明潔』という言葉を思い馳せたりした・・。

古人からの伝えとして、樹木は芽吹き、草花は花を咲かせ、
春の明るい陽射しの光につつまれて、清らかに生きている万物に恵みの時、
と私は解釈している・・。

この後、『清明(せいめい) 復興一新』という言葉を創案したりしている・・。



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