夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

この季節、長き歳月に魅了されいる花は、菖蒲(あやめ)、花菖蒲、そして杜若(かきつばた)・・。

2011-04-30 19:06:37 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であり.
散策したり、旅行に行ったりすると、何かと気になるのは、
菖蒲(あやめ)、花菖蒲、そして杜若(かきつばた)の花である・・。

私は幼年期は農家の児として育ったが、田んぼの外れに咲いていた花菖蒲を見て、
気品を秘めた高貴な花と思ったりしてきた。

しかしながら、20歳過ぎても、菖蒲、花菖蒲とよく間違えることがあった。

その後、秘かに菖蒲は乾燥地で育って、新芽が赤味を帯びているし、
花菖蒲は、やや水湿地に育ち、新芽が緑色と覚えたりした・・。
そして杜若は、水湿地に育ち、葉先が垂れている、と判断したりしている。

私の拙(つたな)い記憶によれば、
遠い昔、私が35歳の5月の下旬の頃、家内と明治神宮を散策している時、
小雨降る中の花菖蒲が最も深く心に残っている。

知識人の花言葉をお知恵を拝借すれば、
菖蒲は、よき便り、
花菖蒲は、優雅な心、
杜若は、幸運は必ず来る、
と記載されていた。

いずれにしろ、私はこれ等の花の咲くの観るのが、
何よりの心の良薬、とこの季節になると魅了されている。


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皐月(さつき)晴れの薫風の中、『鯉のぼり』の美麗を観て、そして思わず心の中で唄い・・。

2011-04-30 08:45:50 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であり.
まばゆい陽射しで朝を迎え、庭の若葉は光帯びて、ゴールデン・ウィークに相応しい天気だ、
と微笑えんだりした。

昨日は『昭和の日』を祝うように、おだやかな快晴に恵まれ、
ときおり微風が吹き、昼下がりは18度の陽気になり、心地よい日となった。

こうした中、私は昼前の11時過ぎに、いつものようにスーパーに買物をしたりした。

その後、買い物を済ませ、小公園に寄ると、落葉樹が芽吹きを終え、
萌黄色の幼い枝葉の樹木もあれば、淡い緑に成長した樹木もある。

5、60本程度の樹木の中、風が通り過ぎると枝葉が揺れていた。
私の身体にも通り抜けて、薫風の季節になったと実感させられた。

心地良い風を受けて、清々しい空気に触れると、幸福感が一瞬よぎった。

この小公園の外れにある白色、紫色の菖蒲の花が群生していて、辺(あた)りを彩っていた。

こうした光景に見惚(みと)れたりしていると、何よりも私の心が和(なご)ませてくれる。


その後、住宅街を通り過ぎたが、この中の一軒のお宅の二階のベランタ沿いに、
鯉幟(こいのぼ)りが掲げられていた。

この住宅街は、私が高校2年の1961(昭和36)年の頃に、
大きな団地が出来て、その周辺に分譲地となった地帯であり、早くも50年近くになっている。

この住宅街は高齢者の夫妻『おふたりさま』住まわれたり、
お子様の家族が、親から引き継がれて住まわれたり、
或いは2所帯住宅で1階は親、2階はお子様の家族が住まわれて、
親子孫の三世代が同居されている家もある。

こうした家並みが並ぶ中を私は歩いていたりしたが、
我が家は子供に恵まれなかったが、たまたまこの中の家のお方が、
お孫さんの為に、鯉幟りが掲げられているのかしら、と私は微笑を頂いたりした・・。

私の住む周辺は、家並みが密集しているので、
旧家でない限り、とても鯉幟(こいのぼ)りを悠然と泳がせるスペースがなく、
ここ数10年は観かけることが少なく、たまたま鯉幟りを偶然に観て、思わず足を止め、
小振りな3つばかりの鯉が微風を受けて泳いでいたのを長らく見つめたりした・・。


その後、私は自宅に向う中、思わずひとつの歌を心の中で唄いだしたのである・・。

♪甍(いらか)の波と雲の波、
 重なる波の中空(なかぞら)を、
 
【『鯉のぼり』作詞、作曲・不詳 文部省唱歌 】


私は幼年期の頃は、農家であったので祖父、父が主軸となって田畑を耕し、
宅地の外れの高台には、この時節になると父が朝に鯉幟(こいのぼ)りをを掲げて、
夕暮れに取り込むことをしていた・・。
旧家のどの家も、宅地の外れに高く掲げられ、
あの当時はどの家も男の子のために、鯉幟りをこの時節になると掲げられていた・・。


♪橘(たちばな)かおる朝風に、
 高く泳ぐや、鯉のぼり。

【『鯉のぼり』作詞、作曲・不詳 文部省唱歌 】

このように心の中で唄ったりし、過ぎ去った時の流れを思い馳せたりした。


http://www.youtube.com/watch?v=HCOPPFP1MI8&feature=related
☆【『鯉のぼり』作詞、作曲・不詳、唄・真理ヨシコ  文部省唱歌 】☆


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