夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

日本の大人、子どもの一部の方たち、なぜ福島避難者に傲慢で卑劣な言動をするのか・・。

2011-04-21 23:41:06 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の66歳の身であり、
夕食の前、いつものように読売新聞の夕刊を読み、ひとつの記事に驚き、ため息をした後、
平素はおとなしいとご近所の方たちの評価を頂いている私でも、怒りに転じた・・。

《 福島避難者に心ない対応 》

と見出しされ、

《 教室で陰口、不登校に 》

《 福島ナンバーお断り 》

と大きく付記された記事である。

この記事に準拠したのが、読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】にも掲載されているので、
無断であるが、この記事を転載させて頂く。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110421-OYT1T00520.htm?from=top
☆【YOMIURI ONLINE】《 福島ナンバー拒否、教室で陰口…風評被害に苦悩 》☆


私は夕飯を頂き、何事も平常心と思い、この記事を悲しみながら忘れようとしたが、
先ほど、思い返し、余りにも日本の大人、子どもの方たちの一部、福島避難者に傲慢で卑劣な言動をするのか、
といたたまれず、あえて一筆啓上とした。


もとより福島第一原子力発電所の度重なる事故で、付近周辺にお住まいの方たちは、
困惑して退避を余儀なくされ、避難所にお過ごしされたり、
或いはこの中の一部の方たちは、やむなく県外へ避難してきた住民の人たちなのである。

このような人たちに、なぜ日本の大人、子どもの方たちの一部が、福島避難者に傲慢で卑劣な言動をするのか、
私は理解に苦しむ。

『何かと大変な事態のこと・・テレビや新聞で知り・・お疲れのことと思います・・』
と避難してきた人たちに対し、大人の人たちは心快く迎えるのが、人としての最低の礼節なのである。

子どもである学童たちが、やむなく転向してきた学童には、
明るく爽やかな迎えるのが、たとえ子どもであっても、人としての道理である。

私はこのように卑劣な言動をとる学童は、少なくとも親御さんのしつけが悪いと確信する。
もとより直接の教育である授業は学校で学び、肝要のしつけは家庭で行うものである。


今回、このような言動をした人たち・・この先の人生の歩みの岐路の時、
天上の神々は良き采配をされるはずがない、と私は思ったりしている。

そして、今後に福島県を訪れた時、たとえ石を投げられても、非難できない人たちでもある、
と思ったりしている。

尚、読売新聞の記事の最後に、
財団法人の「放射線影響協会」の野村保・常務理事の談話が掲載されている。
「科学的に全く根拠のない風評被害で、
子供だけでなく大人まで混乱する事態は明らかに異常。

放射線は感染症のようにうつるものでなく、
公表されている空気中の放射線量も原子力安全委員会が健康に影響を及ぼさないと評価している。
一人ひとりが事実を正確に把握する姿勢が必要だ」
と専門家の方が明言されていたのを、付記する。


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本の整理を私なりに、大幅に見直して、日中のひととき行えば・・。

2011-04-21 17:20:04 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
築後33年の古惚けた一軒家に家内と住んでいる。
私たち夫婦は子どもに恵まれなかったので、たったふたりだけの家庭となっている。

居間は17畳前後の洋間であり、本棚は3本と小さな本棚が1本あり、
和室の奥の書庫に3本あり、2階の洋室に1本あるが、
収納出来なかった本は押入れにある。

私は東京郊外の農家の三男坊として、1944(昭和19)年に生を受け、
小学校に入学した頃、確か本らしき書物は、農協の発行する月刊誌の『家の光』しかなかった、
と記憶としている。

小学5年の頃に、都心から移転されたきたサラリーマン宅があり、
隣宅であったので、呼ばれて行った時、
応接間に本棚の数本があり、私は別世界にまぎれこんだように驚き、
カルチャー・ショックを受けた。


私は高校に入学してまもない時、
突然に読書に目覚めたのは1960(昭和39)年の春であった。

その後、東京オリンピックが開催された1964(昭和39)年に大学を中退し、
映画・文学青年の真似事をしたが、30代になった時を浮かべると、
とても家庭を持ち妻子を養うことが出来ないと思い、断念し、敗退した。

そして遅ればせながら民間会社に中途入社する為に、
コンピュータの専門学校に1年ばかり学び、
何とか大手の会社に中途入社できたのは1970(昭和45)年の春であった。

入社してまもなく音楽部門のひとつが、レコード会社として新設され、
私は異動を命ぜられ、情報畑を20年、管理畑を10年、
そしてリストラ旋風の中、出向を5年ばかりして、定年退職となった。

定年退職した直後は、小庭の手入れをしたり、家の中の整理を始めた・・。
たまたま若き頃に、映画・文学青年の真似事をした体験もあり、
小説、随筆、歴史書、現代史など本は5000冊前後、
ビデオ・DVDの映画作品は1000本前後ある。

そして現役時代に音楽業界のあるレコード会社に35年ばかり勤め、
製作畑ではなく、管理畑の片隅に勤めていたが、
少しづつ買い求めた結果として、カセット、CD、DVDの総数として3000枚前後となった。


定年後の年金生活に於いて、相変わらず本を買い求めたりし、
一年に一度ぐらいは、本の整理をし、
月刊総合雑誌の『文藝春秋』、『中央公論』などは、やむえず古紙として市の配送業者に出している。

所有している本は、小説、随筆、現代史、ノンフェクションなどが多いが、
若き頃はたとえ一食抜いてもお金をためて買い求めた本もあり、
捨てきれないのが多いのである。

しかし、私たち夫婦は、いずれはどちらかが片割れとなり、
残された方は、やむなく小さなマンションの転居のことも考えられるので、
私たちがお互いに元気のあるうちに、家の中にある物を少しずつ整理をしょう、
と昨今、私たちは話し合ってきた。

そして本日の日中のひととき、私は家内に手伝って貰い、本の整理をした・・。
現時点の思考で、再び読まないだろうと思う書物を最優先に選定し、
もう一度読むかしら、という迷う書物も本棚から抜き出し、
玄関で整理して、紐で束ねたりしたら、800冊ぐらいとなり、私は苦笑した。

そして今回は、本の整理をしている途中、文庫本コーナーの本棚の奥から、
山本夏彦・著の『世間知らずの高枕』、嵐山光三郎・著の『素人包丁記』、『温泉旅行記』などが、
出てきて、いつ頃に購読したのかしら、と思ったりした。

このように私は思ったりしていると、
『あなた・・夕方までには・・整理は終りませんよ・・』
と家内の声が聞こえたりしてくる。

『はぁ~い・・手伝って頂き・・ご足労をお掛け致します・・』
と私は明るく大きな声で、家内に返事したりした。


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ソフトバンク孫社長 「自然エネルギー財団」設立のニュース、無力な高齢者の私でも好感し・・。

2011-04-21 08:39:17 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
今朝、ネットでニュースを見ようとして【YAHOO! JAPAN】を開き、

《 孫社長「脱原発」財団へ  》

と見出しされたページを見て、私なりに興味があったので、クリックした。

《 ソフトバンク孫社長 「自然エネルギー財団」設立へ 科学者100人集めて政府に提言 》

と題され、【産経新聞 】から配信された記事と解かり、私は精読して、深く好感させられたのである。

無断であるが、転載させて頂く。

《・・
     ソフトバンク孫社長 「自然エネルギー財団」設立へ 科学者100人集めて政府に提言

                                 産経新聞 4月20日(水)17時49分配信

ソフトバンクの孫正義社長は20日、
太陽電池など環境エネルギーの普及を促進するため、
「自然エネルギー財団」を設置すると発表した。
世界中の科学者ら約100人に参加を促し、政府への政策提言などを行うという。

同日午後、開かれた民主党の復興ビジョン会合で明らかにした。

孫社長は福島第1原発の事故を受け、自然エネルギーへの転換を主張。
東日本大震災の被災地域を中心に「東日本ソーラーベルト」を作る構想などを提案したほか、
普及促進策として自然エネルギーで発電された電力の全量買い取り制度の導入も求めた。

孫社長は「太陽電池の輸出国として世界最大のソーラーベルトを作ろう。
もう一度日は昇る。希望あふれるビジョンを作ろう」と語った。


・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。


私はソフトバンクの孫正義社長は関しては、もとよりお逢いしたこともないが、
書物からは、少しばかり知っている程度である。

滝田誠一郎・著の『孫正義 インターネット財閥経営』(日経ビジネス人文庫)を初めとする2作、
そしてネットに関する本の中で、一部として取り上げられた孫正義氏の8冊、
或いは総合月刊雑誌、新聞などから、この方の言動を少し学んでいる。

このお方の圧倒的に優れたことは、具体的に先進性のある言動を実行することである。
数多くの難題に、大手企業、或いは財閥グループの経営者の多くは、
ためらい、周辺の状況を見ながら、重い腰を上げて、決断されるこど多く見られる。

孫正義氏はもとより会社を創業され、果敢に先進性で時代の変貌に成功している状況下であるが、
この先の決断が一歩誤れば、巨額な借入の奈落に落ち込んでしまうので、
これまでの数多くの経営者の方たちは、無難な舵取りをされてきたことは歴史上からも圧倒的に多い。

こうした中で、周知の通り十二分に成功された方であるが、
あえて果敢に先進性のある時代を切り開らこうとする言動に、私は感動さえ覚えるのである。

私が今回のニュースを知り、
たまたま野尻哲也(のじり・てつや)氏が『ウォール・ストリート・ジャーナル』に、
『問われる日本のエネルギー将来像』の寄稿文を読んで、
日本の総合的に電力に関する社会システムについて、現状と次期の課題を具体的に明示され、
私は数多く教示を受けた。

そして、私はつたないなりに喚起させられて、
【野尻哲也(のじり・てつや)氏の『問われる日本のエネルギー将来像』、私は多々教示され・・。】
と題して、このサイトに4回に及び投稿してきた。


こうした野尻哲也氏の『問われる日本のエネルギー将来像』の優れた提示を読めば、
誰も漠然と感じながら、模索はできる方もいると思えるが、
孫正義氏は明確に自然エネルギーへの転換を主張し、
個人として10億円拠出され「自然エネルギー財団」設立されたことは、
私は好感させられたのである。

そして、孫正義氏は東日本大震災に際して、過日に個人として100億円を寄付され、
たとえ創業の巨額な利益があったにせよ、こうした瞬時の感性の決断に、
無力な高齢者の私は、秘かに賞賛したひとりであることを付記する。


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