夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

首都圏で『停電する地域と停電しない地域があるのは』、遅ればせながら理由が解かり・・。

2011-04-02 18:14:12 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
昼下り、門扉の近くにある郵便受入箱を覗いたら、
A4サイズを倍にしたような大きな用紙が三つ折にされていた。

『東京電力からお詫びと計画停電へのご協力のお願い』

と大きく表題され、

  調布市のお住まいの皆様へ

と左最上段に宛名され、発行元は私の住む地域の電力管轄元の東京電力 武蔵野支社であった。


首記の内容は、お詫びと計画停電の依頼の内容であり、
具体的な内容として、計画停電の地域の内容が大きく表示されていた。

私は調布市のホームページで、ときおり確認していたので、対象グループと地域をチエックしたりした。

そして、左中段に於いて、
【 停電する地域と停電しない地域があるのは 】
と大きく黒枠で囲まれた内容が明記されていたのである。

私は風の噂では聞いたりしていたが、東京電力からの具体的に理由は不明であった・・。

《・・
鉄道需要は国民の基本的生活レベルの維持に大きな影響を与えることから、
国等の要請を受け鉄道用変電所の一部を計画停電の対象外としております。
当市内の電力系統に鉄道用変電所がある場合、鉄道変電所と同一の電力系統
から送電させていただいているお客さまは、計画停電の対象外となります。
なお、今後の需要動向によっては計画停電の対象とさせていただく場合が
ございますのでご了承ください。
・・》

私は原文の通り転記させて頂いたが、
私の現役時代は民間の中小業に勤めた身としては、
何かしら官公庁の告示の文章に思え、息苦しく固い感じたのである。

短的に表現すれば、鉄道変電所と同一の電力系統から送電している地域は対象外である、
と私は初めて東京電力の公文書、と知ったのである。


首都圏に住む私たちの多くは、もとより被災された方たち、
福島第一原発で事故で、周辺の一時避難、その上に農作物で甚大な被害を受けている方たち、
こうした方たちの前に於いては言葉もないが、
度(たび)重なる余震におびえたり、
東電による『計画停電』が実施され、対象地域、時間による停電が行われている。

そしていつ停電になるの、と震災後に過ごしたりしてきたのである。


今回、遅ればせながら理由が解かり、やはり風の噂と同じだった、
と私は苦笑し、もう一度この東電の文書を見たりしている。


この後の私は、私の住む調布市の市役所は、市民に対しても親切であるので、
いつものように市の公式ホームページの一部を開いたりした。

☆【調布市公式ホームページ】 《計画停電のお知らせ》 ☆

そして、過日に掲載されていた、
『調布市内で想定される「計画停電」の東京電力によりグループ分けのお知らせ』
のページを開き、
対象地区、そして対象地域の地図を見たりしている。

☆【調布市公式ホームページ】『調布市内で想定される「計画停電」の東京電力によりグループ分けのお知らせ』☆


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『後手の危機対応 官邸の司令塔機能を回復せよ』と読売社説を読み、私は思わず微苦笑させられ・・。

2011-04-02 12:28:43 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
今朝、いつものように読売新聞の朝刊を読み、
3面にある【社説】のひとつに、

東日本大震災で『後手の危機対応』と題されて、
《官邸の司令塔機能を回復せよ》
と見出しされた記事を読んだりした。

私は昨夜、このサイトに於いて、
【官房長官、新人職員に訓示『ただちに復興・復旧に向けた最前線に・・決意と覚悟を』、正鵠な言葉である。】
と題し、投稿したのであるが、
この中の一部に、菅首相に対しての私の日頃の思いを少し綴ったりした。

【・・
私は管首相に関して、失礼ながら、総理に就任するまで、
私の記憶をたどれば厚生大臣ぐらいしか重職の経験がなく、
今回の東日本巨大地震を受けた「国家の危機」に対処するのは、
無力な国民のひとりの視線からの私さえ、もどかしく感じられたのである・・。

総理としての責務の空気は感じられるのであるが、言動に空回りが多く、
もとより絶大な組織力を有した官僚の活用の仕方が下手である、と私でもニュースを視聴したりすると、
昨今、特に感じられるのである。
・・】

このように政治にも疎(うと)い私は、投稿したのであるが、
今回の社説を読み終わった後、
管首相の昨今の言動に明確に論評されて、やはりプロの綴られる論人のこの方は、優れた人だ、
と微苦笑させられたのである。

この記事の内容に関しては、読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】にも掲載されて折、
無断ながら、転載させて頂く。

《・・
        後手の危機対応 官邸の司令塔機能を回復せよ(4月2日付・読売社説) 

菅首相が今を非常時と認識するなら、名ばかりの「政治主導」の呪縛を解き、
政治家と官僚が一体で危機に取り組む体制を作る必要がある。

東日本大震災の発生翌日、
首相が福島第一原子力発電所をヘリコプターで視察したことが
「東京電力の初動対応の遅れを招いた」と、野党に批判されている。
首相は否定するものの、原子炉内の圧力を弁から放出する作業を視察が遅らせたのは否めない。

「政治主導」を意識したのかもしれないが、
首相の行動は、本人が思う以上に大きな影響を各方面に与える。
非常時だけに、より細心の注意が必要だった。


首相が震災後、内閣官房参与に原子力や危機管理の専門家を6人も起用したことも、疑問だ。

首相は、情報提供の遅れなどから東電や原子力安全・保安院に強い不信感を持ち、
第三者の意見を聞きたい考えのようだ。

だが、実際の事故対応は東電が中心となる以上、東電との信頼関係の再構築が先決だ。
民間からの意見聴取も基本的には閣僚らに任せ、
自らは一歩引いて全体を統括するのが指導者の要諦だろう。


被災者支援については、仙谷由人官房副長官の起用に続き、
関係府省の連絡会議を設置し、官僚組織を活用する態勢が一応整った。
もっと早くこうすべきだった。

ただ、仙谷副長官が集めた民主党議員たちが、バラバラに指示を出すため、新たな混乱を生んでいる。
司令塔は必要でも、船頭が多すぎては困る。
指揮系統は極力簡素化することが大切だ。


首相の情報発信も心もとない。
時折、抽象的なメッセージを一方的に出すだけで、記者の質問をほとんど受けない。
「引きこもり」と揶揄(やゆ)されても仕方あるまい。

こうした守りの姿勢が、国内外から情報を隠している印象を持たれ、
後手に回る震災対応と悪循環を来している。


菅首相は1日、久々に記者会見し、
有識者や地元関係者らによる復興構想会議を近く設置する方針を発表し、質疑応答にも応じた。
これを機に、自ら積極的に情報発信することが求められよう。


一連の問題は、民主党政権が掲げる「政治主導」や「脱官僚」に起因している。
菅首相自身、野党時代以来の官僚不信がいまだに根強い。
眼前の危機の克服には、官僚を使いこなすという首相本来の立場に回帰する必要がある。

(2011年4月2日01時23分 読売新聞)
・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。


この後、私はメディアとしての影響力を有した『読売新聞』で、
『社説』を綴られる論人のこの方は、明確で正鵠に論評され、やはりプロの綴られる論評、
と改めて感じたりしたのである。


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『「高台に家、漁港へ通勤」「エコタウン」首相が復興構想』、理想的と思われるが果たして・・。

2011-04-02 09:06:54 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
今朝、いつものように読売新聞の朝刊を読み終わった後、
ネットでニュースを見ようとして【YAHOO! JAPAN】を開き、

《 高台に家 首相エコタウン構想 》

と見出しされ、私は震災後の被災された地域の復興のことかしら、と思いながらクリックした。

《「高台に家、漁港へ通勤」「エコタウン」首相が復興構想 》

と題された記事で、
朝日新聞社の基幹ネットの【asahi.com】からの配信された記事のひとつと解かった。

私は精読した後、理想的なことと思いながら、幾つかの難問、被災された住民の方たちの理解が得られるか、
と旅で三陸地方を訪れただけの無力な高齢者の私は、感じたりしたのである。

無断ながら、転載させて頂く。


《・・
       「高台に家、漁港へ通勤」「エコタウン」首相が復興構想

                         朝日新聞社の基幹ネットの【asahi.com】
                           2011年4月2日1時37分

菅直人首相は1日、首相官邸で記者会見を開き、
東日本大震災の被災地再生の街づくり構想を明らかにした。

有識者や被災地関係者の「復興構想会議」を設置して具体策を練る。
月内に補正予算案をまとめ、超党派の態勢づくりもめざす。

首相は
「すばらしい東北、日本をつくるという夢を持った復興計画を進める。
世界で一つのモデルになるような新たな街づくりをめざしたい」と強調。

被災地の首長らの意見を踏まえ、
「山を削って高台に住むところを置き、海岸沿いの水産業(会社)、漁港まで通勤する」
「植物やバイオマスを使った地域暖房を完備したエコタウンをつくり、福祉都市としての性格も持たせる」
などと構想を説明。
漁業を中心とする1次産業再生を掲げた。

首相は11日までに土地利用の専門家や被災地関係者らによる復興構想会議をつくる考えを示した。
会議では街づくりのほか、被災地の国有化を含めた土地利用なども議論する。

首相は「野党各党の力を借り、ともに計画を立てていく形が生まれることを切望する」と呼びかけた。


低地の住宅を高台に移す案は、
首相が電話で話した岩手県大船渡市の戸田公明市長から要望があった。

バイオマス活用や林業再生は首相の持論でもある。
民主党の復旧復興対策基本法案も、集落の集団移転支援や国による被災地の買い上げ、
復興の際の土地所有権制限を提言している。

ただ、被災地を国有化するには、被災自治体や住民らと十分な調整が必要で、
住宅用地の確保も課題だ。

首相も会見で「地元あるいは土地所有者の方の合意も含めた中で、なければ進まない」と述べた。


首相は緊急の復旧事業について、
がれき撤去や被災者の仮設住宅建設、雇用確保策の必要性を指摘。
「今月中に第1次補正(予算案)の中身を固めて国会に提出したい」と語り、
その後も数回にわたり補正予算を組む考えを示した。

(略)

・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。

http://www.asahi.com/politics/update/0401/TKY201104010428.html
☆【YAHOO! JAPAN】
   <==【asahi.com】《「高台に家、漁港へ通勤」「エコタウン」首相が復興構想》☆


私は政治にも疎(うと)く、行政のことも無知で民間会社に35年ばかり勤めた身であるが、
復興に関しては、被災された地域の住民の方たち、自治体の市町村、そして知事・・
こうした集約した要望が何よりも肝要である、と思っている。

そして、各分野の有識者のある英知、絶大な組織力を有したそれぞれの官僚の総動員のような形で活用し、
自治体の首長の熱望を取り入れて、初めて迅速に構想、そして実現の道となる、
と素人(シロウト)の私は感じている。


この記事を読み終わった直後、海岸沿いの地域は、
公共施設、漁業関係の施設、レクセンター、観光用の施設・・
この中は、少なくとも5階以上の高層のある避難所を想定した施設・・点在させる。

そして、山の中腹にある海辺の情景が眺められる広大な住宅街、公共施設・・。
そして付近には、住民たちの家庭菜園などがあり、
漁業、林業、観光業の三系統で、それぞれの方たちが専従し、収入の基盤を確保する。
このようなことを私は、思ったりしたのである。


しかし、この後に、被災された地域で、漁港の近くの浜辺、道路に隣接した地区で、
何代も長年に生活を営なわれた住民の方たち・・愛惜のある海辺の近くでお住まいの人たち・・
果たして、被災地を半強制的に国有化するのは、果たして賛同が得られるか、
と瞬時に感じたしたのである。
そして高齢者も多い地域である。

もとより被災された方たちの多くは、肉親に死に別れたり、家を失くされたり、
職もおぼつかない状況であるので、
復興資金を国が全面的に負担した上、被災地を国が半強制的に国有化したので、
代償として中腹の新しい広大な住宅街、公共施設を造る。

その後の住民の心のしあわせの実感は・・、そして生活の収入基盤は果たして・・、
と無力な私は悩んだりしている。


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