夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

過ぎ去り日の時代の小説、評論の単行本、私は整理をして、処分をめぐらしても、やむなく・・。

2011-04-24 22:01:43 | 読書、小説・随筆
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
午後のひととき、家内に手伝って頂き、本の整理をし、処分する本などした。

こうした思いは、過日の21日に、このサイトに於いて、
【 本の整理を私なりに、大幅に見直して、日中のひととき行えば・・。】
と題して投稿している。

http://blog.goo.ne.jp/yumede-ai/e/e121fb2fcc0438df3e9625d264c3db3e
☆【年金青年たわむれ記 ~かりそめ草紙~ 】
     4月21日【 本の整理を私なりに、大幅に見直して、日中のひととき行えば・・。】☆


押入れに収納していた単行本を整理をし始めたのであるが、
主に私が東京オリンピックが開催された1964(昭和39)年前後の5年間ぐらいで購入した
小説・文学評論が圧倒的に多かったのである。

石川達三、丹羽文雄、三島由紀夫、安部公房、大江健三郎などの各氏が多く、
そして福永武彦氏の本は、殆ど所有していたのには、微苦笑させられたりした。

この方たち作家の作品は、今後は読むこともないだろう、
市の資源ゴミにだすことに決めたのである。


数年前、自宅から徒歩10分ばかりのある古本屋のチェーンの支店長と私は話し込んでいた時、
私は思いついたように、自宅の本を思い浮かべて、
もしも古本屋に売却したら、と小説、文藝評論の数々の名を上げたら、
『信じられいような廉(やす)さと思いますよ・・
ご愛読された本と思いますので、ご自宅で保管された方がよろしいかと思います・・』
と私は支店長から言われてしまったのである。

その後、やむなく市の図書館に寄贈しょうと思ったりしたが、
友人にこのようなことを話したら、
昨今は図書館でも過剰で困り果てているのが多い、と教えられた。


私が保有している小説、随筆、評論などは、市の図書館の本館に、八割方ぐらいあるが、
今現在としては、全ての本を処分する気にはなれないので、
結果として、図書館に寄贈は断念したのである。


本日の押入れにあった本は、3冊だけ保存することにして、
500冊ぐらい処分としたのである。

そして石川達三、丹羽文雄、三島由紀夫、安部公房、大江健三郎、福永武彦などの各氏、
さよならを告げたのである。


下記のマーク(バナー)、ポチッと押して下されば、幸いです♪
にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へにほんブログ村

人気ブログランキングへ

にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へにほんブログ村


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節がめぐり麗春のこの時節になると、秘かに一青窈(ひとと・よう)さんの『ハナミズキ』の歌を・・。

2011-04-24 14:02:57 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であり、
子供に恵まれなかったので、家内と2人だけの家庭となり、古惚けた一軒家に住んでいる。

昨日は早朝から雨が降りだし、降ったりやんだりした一日であり、
今朝は晴れ間の朝を迎え、樹木の枝葉は雨粒をたたえて、清々しい、潤(うるお)いのある情景となっていた。

若葉の色合いは、萌黄色からこの二週間ばかりで黄緑色から新緑色に染められ、
私はさりげない日ごとにうつろう枝葉を眺めたりしていた。

穏やかな陽射しが差し込み、空は青さを増し、ときおり微風が吹き、まさしく風光る情景となっている。
そして、私は皐月晴れの頃の陽気かしらと感じながら、
私は昨日の少しばかり肌寒い雨降る日であったので、戸惑いながらも主庭の樹木、草花を眺めたりしていた。


このような移ろいの中、午前中は市議選の投票を終えた後、
駅前の専門店で買物を済ませて帰宅した。

そして昼前に最寄のスーパーに買物に向ったのであるが、
道路際にある躑躅(ツツジ)、皐月(サツキ)が咲きはじめ折、
買物の帰路に広場を通り抜けようとした時、花水木(ハナミズキ)の樹に白い花、淡いピンクが咲きはじめて、
付近の落葉樹の多い公園は新緑となり、ときおり微風が吹き、小枝の若葉も揺れ、私は微笑んだのである。

そして、ここ10数年に建てられて大きなマンションの前にある小公園を通り過ぎると、
花水木(ハナミズキ)の樹木は、可憐な白い花は三本あり、それに並ぶように淡いピンク色した花は二本あり、
私はしばらく見惚(みと)れたりした。

この花水木(ハナミズキ)の樹木たちは、昨年の秋には数多くの朱紅色に染められ葉となり、
秋日和の陽射しを受けていたことも思い馳せたりしたのである・・。


そして私は自宅に向いながら、突然にひとつの歌が脳裏に浮かび、心の中で静かに唄いだしたのである。

この後、遊歩道で人影が少ないのを確かめて、小声で唄いだしたのである。


♪薄紅色の可愛い君のね
 果てしない夢がちゃんと 終りますように
 君と好きな人が 百年続きますように

【 『ハナミズキ』 作詞・一 青窈、作曲・マシコタツロウ 】


私なりに、残された歳月で私自身の夢を実現をさせる命題もあり、
そして私たち夫婦は、この先いつまでもつつましながらも年金生活の楽しい生活が続くわけでなく、
いずれ片割れになる・・。

このような思いを重ねたりしたのである。


確か数年前だったと思われるが、NHKの音楽番組の中で、
一青窈(ひとと・よう)さんと徳永英明(とくなが・ひであき)さんが、デュエットでこの歌を唄っていた。
私は遅ればせながら、退職後にこの一青窈ちゃんの『ハナミズキ』に魅了されて折、
改めてこの歌をお二人が唄うのを視聴したのであるが、
胸が熱くなり、やがて涙を浮かべそうなくらい圧倒的に感銘を受けたのである。

無念ながら【You Tube】には、デュエットでこの歌を唄っていたのがなく、
私は少なからず男性のひとりである上、一青窈ちゃんのような美麗で深淵まで深めた歌声を唄えないので、
せめて徳永英明さんが独りで唄う歌に魅了されながら、【You Tube】でたびたび聴いたりしていた。

http://www.youtube.com/watch?v=w9bxyOGTsrI&feature=related
☆【 『ハナミズキ』 作詞・一 青窈、作曲・マシコタツロウ、唄・徳永英明 】


無念ながら私は彼のように透明感あるシルキー・ヴォイスのようには唄えないけれど、
私なりに齢を重ねた66歳の体力と声も衰えた身であるが、心を込めて精一杯唄ったのである。


♪僕の我慢がいつか実を結び
 果てない波がちゃんと止まりますように
 君と好きな人が百年続きますように

 君と好きな人が百年続きますように


【 『ハナミズキ』 作詞・一 青窈、作曲・マシコタツロウ 】


私は小声で唄っているうちに、胸が熱くなり、
そして瞼(まぶた)も熱くなり、齢を重ねると涙もろくなる、と実感しながら家路に向ったのである。


下記のマーク(バナー)、ポチッと押して下されば、幸いです♪
にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へにほんブログ村

人気ブログランキングへ

にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へにほんブログ村








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風光る中、わが街は『市議選』を迎え、無力な私でも有権者の責務として、清き一票・・。

2011-04-24 08:30:23 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であり、
調布市の市民のひとりである。

たまたま本日、調布市の議員の改選が実施されるので、
私は指定された投票所で、清き一票を投票する・・。

私は政治にも疎(うと)く、調布市の行政も無知に近いひとりなので、
立候補者の公約などを深く精読し、この人だったならば、
今後の調布市の4年間の行政の一員として託(たく)すことができるかしら、
と思いながら立候補者の氏名を記載するのである。

私は調布市の選挙管理委員会から配布された『調布市議会議員選挙 選挙公報』を精読しりしたが、
定数28人の中で、立候補者数は33名であるので、
落選される方はお気の毒だなぁ、と微苦笑をしたりしている。


私は二十歳以来から、有権者の身でありながら投票されない人は、
日常の市民生活で不満があっても発言権がない、と固く信じているひとりである。

このような私は、雨上がりの快晴の中、午前中のひととき、有権者の責務として、清き一票を投じる。
この時節は、常緑樹は新芽を伸ばし、落葉樹は芽吹きが終わり、幼葉を広げはじめ、
みずみずしい新緑の情景となっている。
ときおり、微風が吹くと、新緑の葉は揺らいで、心身心地よく、
私は心の中でスキップしながら、歩くことが多い時節でもある。

私は徒歩10分ばかりの投票所に行った後、
スーパー、専門店に向かい、買物をして帰宅する予定となっている。


下記のマーク(バナー)、ポチッと押して下されば、幸いです♪
にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へにほんブログ村

人気ブログランキングへ

にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へにほんブログ村


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする