夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

年金生活をしている私、なぜかしら『ケチ』な性格に変わり果て、我ながら苦笑し・・。

2011-08-30 18:13:48 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
平素の買物ぐらいは、私は自主的に担当している。

買物をする前に、家内は新聞の折込みチラシのスーパー、ドラッグ・ストアーなどに、
家内は赤のサインペンで丸印し,
これを必須の購入品とし、あとは私が店頭の商品で魅了された品を買い求めてくるのが、
我が家の鉄則となっている。

私は家内からチラシを渡されると、
インスタント・コーヒーなどが、『お一人さま、一点限り』、
そしてティシュ・ペーパーが12ロール入った1ケース『お一人さま、2点限り』、
或いはトイレット・ペーパーが5箱入った1ケース『お一人さま、2点限り』などを見たりすると、
なぜかしら微笑んでしまうのである。

そして買物の引き車と称される『キャリーカート』を私は引きずりながら、
最寄りの店は徒歩で7分前後、駅前の店であったならば15分ぐらいを歩いている。


私は民間会社に35年ばかり勤めて、2004〈平成16〉年の秋に定年退職なった身であるが、
現役時代の時は、恥ずかしながらインスタント・コーヒーなどの日常品の価格は無知であった。

私は中小業の会社で月曜日から木曜日まで、時間無制限のように奮闘して、
金曜日ぐらいは早めに退社して、7時半過ぎから仲良しグループ、或いは親睦会、歓送迎会などで、
吞みながら、交流を深めることが多かった。
そして私の40代の頃は、血気盛んであったので、殆ど二次会は参加した後、
自宅の最寄駅で独りで居酒屋などで、週末の祝杯をして、タクシーで帰宅したりしていた。

もとより私は、程ほどの収入を得て、家計の責務を負い、
家内は専業主婦で何かと後方支援に努めてもらい、数多い典型的なサラリーマンであった。


私は目指したスーパーなどで、家内の要望品を買い求めて帰宅した後、
なぜかしら『お一人さま、X点限り』が気になり、
もう一度、あのスーパーに行って買ってくる、
と私は家内に云った後、再び買い求めるために、スーパーに向うことが多いのである。

私の年金は厚生年金と企業年金であり、もとより定額か五年毎に見直しで減少の傾向があるし、
この他の程ほどの国債、定期貯金の金利は、信じられないくらい低利であるので、
収入は限度がある。
こうした心情のせいか、私は年金生活をしていると、
現役時代から大きく変貌して、こうした『ケチ』の性格に変わり果てたのである。

そして帰宅後、我が家の片隅にはティシュ・ペーパーなどの保管場所を見ながら、
これでしばらくは安全基準在庫た、と私は微笑んだりする悪い癖となっている。


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年金生活で買物の担当の私、最良の友は『キャリーカート』かしら、と微笑んで・・。

2011-08-30 09:47:29 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

私は中小業の民間会社を35年ばかり勤め2004(平成16)年の秋に定年退職後し、
私は年金生活を始めた・・。


私の現役時代に於いては、家内は専業主婦で料理、掃除、洗濯など家事の多岐をし,
私はときおり庭の手入れぐらいであったので
定年後まもなくして、家内と分業し、私は自主的に買物を担当したり、
いつでも家内にコーヒー、煎茶を淹れる茶坊主に専念したりしている・・。

私が自主的に買物を担当したのは、
私の現役時代は、数多くサラリーマンの人たちと同様に多忙で、
家内は専業主婦であり、もとより家内なりの日常ペースあり、
家業、休息、趣味の時間などで過ごしていたのである。

このような状況であったので、たとえ年金生活でも、
これまでの家内のペースをなるべく崩したくなく、
私は自主的に独りで外出し、買物、そして本屋に寄ったり、遊歩道、公園などを散策し、
四季折々のうつろう情景に心を寄せたりしている。


こうして平素の買物をする前に、スーパー、ドラッグ・ストアーなどのチラシに、
家内は赤のサインペンで丸印し,
これを必須の購入品とし、あとは私が店頭の商品で魅了された品を買い求めている。

食料品の野菜、果物、肉類などはもとより、
コーヒー、ビールなどの嗜好品、お醤油、ソースなどの調味品もあり、
衣服の洗剤の数々、台所の洗剤に加わったり、
そしてティシュ・ペーパー、トイレット・ペーパー等もあり、
その上、時折お米なども加わるので
我家は2人だけの家庭でも、ある程度の量となる・・。


我家は東京郊外の調布市の外れで、世田谷区と狛江市に隣接した地域であり、
ご近所の多くは、殆ど乗用車を保有しているが、我家は所有していない。

私は若い頃は、実家の自動車を盛んに運転をしていたが、
その後に結婚したり、定年前の30年間はペーパー・ドライバーであり、
定年退職後、車を購入して、ゆったりとドライブするのも、
ひとつの楽しみと思ったりした。

しかし、齢を重ね感覚が衰えているので、自身の過ちで事故を起こした場合のことや、
何より人様に対して人身事故で傷つかせたりした場合を考慮すると、
単なる保険の支払いで済まなくなるので、自制し、
退職後まもない更新時に免許書を破棄することにした。

私は一時的な自動車の快適さより、
万一、私が加害者となった時、多大な賠償の上、何より被害者の心身の痛切な思いを想像したり、
或いは交通刑務所などに服役したりした場合のことを考えたりすると、
定年後の大切な生活が狂うのが、何よりも困るというのが本音でもある。

このような小心者の私は、私の住む地域は幸いにして公共交通のバス、電車の便に恵まれ、
ときたまタクシーを利用しても程々の費用で済んでいる。


買物を担当しはじめた頃、歩きながら両手に買物袋を提げたりしていたが、
家内が買物をしていた頃、ときたま買物の引き車と称される『キャリーカート』を利用していたので、
私は家内から譲り受けて、数年前に新車をホームセンターで買い求めたりした。

http://www.naturum.co.jp/item/32200.html
☆ OGK キャリーカート ☆

この『キャリーカート』を私は引きずりながら買物に行き、
スーパーなどの店内で買物をし、支払いが終った後、段ボールを頂き、
この中に購入品を入れる。

これだったならば、特売品を多めに購入しても、負担がないので、私は小躍(こおど)りした。

私は住宅街の歩道をこの『キャリーカート』に段ボールを載せて引いていた時、
ご近所の奥様方にお逢いし、最初の頃は少し驚かれたご様子であった。

私は家内と国内旅行に行く時は、
旅行バックのカートを引きずったりしているので、
これと同じと思いながら、平素のような明るく大きな声で挨拶をしたり、
ときおり奥様方、或いはご主人様と談笑したりしている。

そして、買物が多い時は、この『キャリーカート』は最良の友となり、
私の定年後の愛車となっている。


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