夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

東京郊外の我が家は、日中は蝉(せみ)の合唱となり、夕暮れから鈴虫、こおろぎ・・。

2011-08-03 17:38:02 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、日常を過ごしている。

我が家の小庭では、鈴虫が鳴いて、蝉も負けじと盛んに鳴いて二部合唱で、
この時節の朝を迎える。

日中の暑い中は、蝉がワンマン・ショウのように、今鳴かなくていつ鳴くのよ、
といったように元気いっぱいで鳴き響いている・・。

鈴虫の鳴き声が聴こえないのは、
日中はお休みの睡眠時間の最中で、夕暮れの6時過ぎに目覚めるのかしら、
と私は思ったりしている。

夕暮れの6時過ぎになると、蝉は鳴き声が途絶える。
私は暑さの日中に蝉は盛んに鳴いていたので、
鳴き疲れてお休みの睡眠時間となったと思ったりしている。

鈴虫は夜行型、蝉は日中型と理解は出来るが、
我が家のこおろぎは、耳をすませないと聴きもらす・・。

夜のひととき、鈴虫の盛大な合唱の中、
定年退職後に気弱になった主(あるじ)の私の気持ちを察してか、
少し遠慮しながら鳴いているのである。

可哀想なこうろぎであるが、やがて初秋になれば、
蝉が消え果てるので、ライバルは鈴虫となる。

鈴虫も夏の間、盛大に鳴いてきたので、
疲れ果てて、少しはおとなしくなるかしら、と私は秘かに願望したりしている。


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