夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

霙(みぞれ)舞う情景を見れば、思わず過ぎ去りし旅先に思い馳せ・・。

2012-02-17 08:34:38 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市の片隅みに住む年金生活の67歳の身であるが、
昨夜、家内と共に夕食を頂いた後、私は玄関の軒下で下り立ち、
ぼんやりと玄関庭の樹木を眺めていたりしていた・・。

わずかな霧雨に気づいたが、近くの灯りで、白っぽく霧雨が舞うように降っているので、
霙(みぞれ)だ、と鈍感な私でも解り、しばらく私は見惚(みと)れたりした。

そして居間に戻り、家内に、
『XXちゃん・・霙(みぞれ)が少し降っているよ・・』
と私は言ったりした。

そして私は机の引き出しから、メモ帳のように活用しているカレンダーを取りだして、
過ぎ去った一が月前の16日を見たりした。

一カ月前は、たまたま裏磐梯地域にあるリゾートホテルの『裏磐梯猫魔ホテル』3泊4日で、
滞在中であり、過ぎ去った旅先の情景に思いを重ねたりした・・。

私たち部屋の最上階の5階の窓辺からは、
積雪50センチぐらいの中、高い松の数10本を観おろし、
その先の雑木林越しに氷結した檜原湖が観え、
湖の雑木林、里山、そして幾重かの山なみが観え、展望に最良な処であった。

そして滞在中は、ときおり粉雪が舞い、この間のひとときに私たち夫婦は初めて
スノーモービルで氷結した桧原湖の上を、ドライバーの方の後ろに乗って周遊したりした。

このようなことを私は思いだすように、家内に語りかけたりした。


そして一年前のカレンダーには、13日から18日まで、蛍光ペンの黄色で背景された中、
銀山温泉、新庄、と記載していた。

この前年の夏過ぎに、雪舞い降る時に銀山温泉に行って観たいわ、と家内は私に言ったりした。

そして結果として、雪が舞い降る確率の多い2月の中旬を選定し、
東京駅より大石田まで『つばさ』を乗車し、
雪深い銀山温泉の旅館街の中ほどにある『旅館 永澤平八』に4連泊して、
街並み、そして付近を散策をしたりした。

その後は、最上地域の『最上川の船下り』をする為に、
悪天候を配慮して、付近の新庄のビジネス・ホテルの『ルートイン新庄』に1泊宿泊し、
帰路は新庄駅より『つばさ』で、帰京する5泊6日であった・・。

このような旅路であったが、私は思い馳せるように各地の情景を家内に言ったりした。

『過ぎ去ってしまえば・・遠い昔のように感じたりするわ・・懐かしい旅だったわねぇ』
と家内は微笑みながら私に言ったりした。

私は年金生活の8年生となって今、過ぎ去り日々が実に早く感じている。
年金生活を始めた頃は、多忙だったサラリーマンの現役時代から、定年退職となると、
束縛された時間から解放され、
働くことなく日中のひととき散策していても良いのかしら、
覚束ない心情を重ねたりすることが多かった・・。

この後、ぼんやりと私は、過ぎ去った定年退職後の年金生活を思いながら、
月日は余りにも早く過ぎ去った、と実感させられたりした。


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コメント (2)
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