夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

天然水の森、サステナビリティを学び、無力な私でも好感しながら・・。

2012-03-24 13:41:37 | 時事【社会】
今朝、私はいつものように読売新聞の朝を見ていたら、
森の奥地の木立の中、渓流が流れ清らかそうな水が流れ、川辺にある岩を苔むた情景のひとつの写真に、
私は見惚れていた・・。

そして右側の上段にには、
《 地下水の安全・安心、サステナビリティ(持続可能性)のため、
  水資源エリアの森を守るサントリー「天然水の森」に取り組んでいます。》
と見出しのようなフレーズを読んで、サントリーの広告記事と解り、20面の一面記事と解った。

そして私は中段に『サントリー天然水の森(7、300ha)』と題され、
日本列島の地図上に、各地の天然水の森の地名と広さが明示されていたので、
こんなに多く、広大な地域を管理・保全しているのか、と思ったりした。

そして記事を読みはじめ、
《・・全国の工場で使う地下水の安全・安心、そしてサステナビリティ(持続可能性)を守るため、
2003年から”サントリー「天然水の森」”という水源かん養活動を行っている・・

地下水の水源にあたる森を整備し、地下水を育む力(かん養力)を高め
”工場で使用する地下水の量”より”森が育む地下水の量”が上回るように努めている・・》

そしてこの活動の経緯として、
《・・我々が製造する飲料は、天然の地下水を頼りにつくられています。
もし、その地下水を育む森が荒廃すれば、いずれは水は枯れてしまう・・
有限な資源に頼っている企業としては、
その持続性を守るのは当たり前だろうと考え活動を始めました・・

当初の目標は全国で7、000haでしたが、
昨年の12月時点で12都府県14箇所となり7、300haを超え、
東京の山手線内の面積強・・》

この後に具体的に活動の経路として、
《・・まず水文調査によって工場の地下水がどのように流れてきているのかを調べ、
水源かん養地域を指定し、
その上で国や周辺の自治体、土地所有者なとのご協力を得て、
「天然水の森」を設定します。

整備を行う際は、森の植林調査をはじめ、地質や土壌などの様々な分野の専門家とともに調査・・
それによって50年後、100年後の森の姿を想定し、専門家と一緒に警備計画を作っていく・・》
このような要旨が明記そされていた。


私がこのようなことを執拗に転記してきたのは、
ここ10数年、ときおり森の荒廃の状況を観たり、
或いは新聞の記事などで、この原因などを学んできた。

その上に、ここ5年ぐらいに、中国の民間業者の一部の方たちが、
日本の各地の土地を買い求め、主たる要因は水資源の確保、と学んだりしてきた。

そして世界の人口が増加する中で、水資源競争が食糧、地下資源の石油、ガスなどと同様に、
各国の熾烈な競争下の到来、と報じられている。

もとより人が生きていく為には、古来の日本の縄文時代からも、
川のある水辺の周辺に人は住み、飲み水などの確保にあたって生活をしてきた。
そして都市部には、古きローマ帝国の初めての頃でも、上水道を敷かれ、
都市住民の人たちを生活の基盤として潤(うるお)おしてきた。

このように人は、何よりも水、そして食べ物が欠くことができないことであり、
ここ数十年、何かと国、自治体、土地所有者なとが、
水資源の根源の森林の整備まで出来ていない処が多い中、
今回の企業のひとつのサントリー・グループが、水資源の森林の整備まで永続的に行っている実態に、
無力な私は、安堵させられながら、微笑んだりしたのである。

尚、私はサントリー・グループには一切無縁な年金生活の身であり、良きことに賞賛する習性から、
あえてこの投稿文を認(したた)めたことを付記する。

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