夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

木の芽時(このめどき)の時節を迎え、齢ばかり重ねた私は、小躍(こおど)りしながら散策し・・。

2012-03-25 11:34:29 | 定年後の思い
私は東京郊外の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に住み、年金生活の67歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

玄関庭の門扉の近くに朱紅色した藪椿(ヤブ・ツバキ)が咲き、
清麗な純白の白梅は、満開となり2週間ばかり過ぎている。

主庭は日本水仙が咲き、白梅と紅梅は一週間前に満開となり、
この世の最上な花と思っている白玉椿(シラタマ・ツバキ)が秘っそりと咲いている。
そして紫木蓮(シモクレンと)が大きな莟〈つぼみ〉を見せている。

こうした中で、4日前、玄関庭でぼんやりと白梅の花に見惚れていた時、
花梨(カリン)の樹の枝から新芽を見つけ、
『XXちゃん、カリンの樹・・芽吹いてきたょ・・』
と私は家内に言ったりしている。

私はこの2月近く、早春の樹木、花木が気になり、野川の遊歩道を独りで散策したり、
家内を誘って、この野川の遊歩道の上流を3キロを歩いたりして、
神代植物園を6度ばかり訪れて、今年は寒気が多かった為に、
梅園も平年より数週間遅れでの情景となっていたが、心を寄せたりしてきた。


このような時を過ごしたりしたが、この時節に於いて、
私が最も関心があるのは、雑木の芽吹き時である。

モミジ、コナラ、クヌギ、欅(ケヤキ)等の季節のうつろいを観せてくれる雑木に、
圧倒的に魅了させられてきた・・。
特に芽吹き、その後の幼い葉が見られるまでの情景に、
齢を重ねる毎に私の心は深まりっている。

我が家のモミジ、花木の花梨(カリン)、無花果(イチジク)、紫木蓮(シモクレンと)など、
木の芽時(このめどき)の時節を迎え、
周辺の遊歩道、小公園などで歩き廻ると、コナラ、クヌギ、欅(ケヤキ)などを観たりすると、
私の心は、小躍(こおど)りしながら長らく足を止め、見惚れたりする季節となっている。


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