夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

夏バテ予防を遅ればせながら学び、体力の衰えた私は微苦笑して・・。

2014-08-02 11:19:35 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市の片隅に住む年金生活の69歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭に築後36年を迎える古ぼけた一軒屋に住み、
お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

そして私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。
          

こうした中で、昨日の8月1日は私の生家は『お盆の日』であったので、
我が家から歩いて数分ばかり生家である長兄宅に、私たち夫婦は訪れたのは午前9時半過ぎであった。
そして簡略となった盆棚でお線香を上げ、長兄夫婦と談笑したり、
来宅されていた叔母の子供の姪っ子、甥っ子たちとお互いの近況などを話し合ったりした。

やがて一時間過ぎた頃に、私たち夫婦は長兄宅を辞した後、お墓参りに向う為に、
自宅に戻り、お線香、お米を持ち、途中で花屋に寄り、生前の母が好きだったお花を買い求め、
お寺に着くと、お墓参りをしたりした。

こうしたことは、春のお彼岸の『春分の日』、初秋のお彼岸の『秋分の日』と同様に、
私が定年退職した2004年(平成16年)の秋から、9年ばかり恒例行事となっている。

やがて寺院を辞した後、数分先の駅前に私たちは向ったのであるが、
陽射しは燦々と30数度の熱い中、私は疲れを感じたりした。

いつもであるならば、食事処で昼食をした後、スーパー、専門店で買物をした後、
帰宅するのが定例のようなコースであったが、
『XXちゃんさぁ・・お弁当を買って、家で食べようか?』
と私は家内に提案したりした。

そして家内も熱い陽射しに困惑していたらしく、同意した。

やがてスーパーのお弁当コーナーで、季節ものお弁当を買い求めて、
私たち夫婦は帰宅した。
   

そして家の中はムゥとする熱気であるので、素早く戸、窓などを開け、外気や風を取り入れ、
居間だけはエアコンの冷房のスイッチを押したりした・・。
やがて15分過ぎた頃に、居間の窓などを閉めて、居間はやがて冷気につつまれた。
この間、私たちは汗ばんだ衣服を着替えたりした。

そして居間の食卓テープルで、季節物のお弁当を頂いたのであるが、
『何かしら熱い中、動き回ったせいか、疲れたたょ・・』
と私は家内に言ったりした。


私は今年の9月の誕生日を迎えると古希と称される70歳となり、
家内も12月の誕生日を迎えると65歳となり、介護保険証を受ける身となっている。

このような状況なので、私は60代に愛惜を重ねてサヨナラする予定の身である為か、
体力の衰えを実感してきた・・。
          

夕方のひととき、私はパソコンを立ち上げて、
読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】でニュースを彷徨(さまよ)っている中で、
『夏バテしないためには? 』と題された見出しを見て、
どういうことなのょ、と体力の衰えた私は、こっそりとクリックしてしまった。
        
何かしらヨミドクターと称せられて『医療』コーナーの記事のひとつであり、
無断ながら記事の詳細を転載させて頂く。

《・・高温多湿な毎日が続くと、いつの間にか疲れがたまり、だるさや食欲不振に襲われることがある。
夏に特有なこうした体調不良が「夏バテ」だ。

東京臨海病院内科部長の松本孝夫さんは
「季節変化に体がついていかない状態。年中暑い熱帯にはなく、四季のある国ならではの症状」と話す。

昔は暑さが一番の問題だったが、冷房が普及した今日、
猛暑の屋外と冷えた室内の頻繁な行き来で体温調節機能を狂わす人が多い。
高齢者は温度に対する感受性が低下するため、特に注意が必要だ。
飲食は、冷たいものやあっさりしたものに偏ると、胃腸機能の低下や栄養不足を招く。

夏バテ予防のポイントは睡眠、食事、運動だ。疲労解消には十分な睡眠が欠かせない。
冷房を活用して、暑い日も寝つきをよくするよう心がける。

食事は、糖やたんぱく質をエネルギーに変えるビタミンB群を多く含む食べ物を積極的に摂取する。
水分補給は必要だが、「胃腸のため、暑い時こそ、温かいものを」と松本さん。

暑さに負けない基礎体力をつけるため、日ごろの運動習慣も大切だ。
読売新聞(ヨミドクター)2014年7月23日 配信 ・・》

このような記事であったが、高齢者の私にぴったりかしら、と微苦笑させられたりした・・。
          

そしてこの記事の右側に、『夏バテ予防のポイント』表が掲載されていたので、
私は精読してしまった。
無断であるが、転記させて頂く。

《☆ 睡眠 ☆
就寝前に寝室を冷やし、寝付きをよくする。
冷え過ぎないように、タイマーで夜中に冷房を切る。
冷房の風が直接に身体の表面に直接当てないこと》

この熱い季節の日々は、家内は早朝の3時前後から洗濯、掃除をする早起早寝に変貌するので、
2階にある寝室は日中の粗熱を取る為に、夜の8時頃にエアコンの冷房をセットする。
そして殆ど9時半過ぎに、居間より退散して寝室に向う。

私は居間で節電28度ぐらいエアコンの冷気の中、特に定年後の年金生活に於いて、
塩野七生、阿川弘之、佐野真一、藤原正彦、嵐山光三郎、曽野綾子、三浦朱門、徳岡孝夫、
高峰秀子、松山善三、櫻井よしこ、中西輝政、山崎正和の各氏の単行本、新書本、文庫本を購読したり、
ときには再読してきたので、この季節も相変わらず愛読したりしている。

或いはテレビのドキメンタリー番組を視聴する時もある。

こうした中、何かと単細胞の私は、熱中して深夜まで本を読む時もあり、睡眠不足となるが、
こうした時は昼下がりのひととき、居間の冷気の中で、簡易ベットに横たわり昼寝をしてしまうこともある。

私は現役サラリーマン時代は、多くの方と同様に、睡眠不足ながら奮闘してきたので、
いつでも昼寝ができる年金生活の中で、最大の恩恵と思いながらは甘受したりしている。

そして家内も居間の片隅で、ときには昼寝をする時もあるので、
この熱い夏でも、私たち夫婦は全般的には睡眠不足を感じることなく過ごしている。
          

《☆ 食事 ☆
あっさりした食事になりがちだが、
ビタミンB群を多く含む豚肉や胚麦米、卵などを多く摂取する。
冷たい水のかぶ飲みをしない》

我が家の朝食は、私は五穀米が入った白米のご飯、ワカメの味噌汁、コブの佃煮、ラッキョの塩漬け、
海苔(ノリ)、福神漬け、シャケの瓶づめ、或いは鯖(サバ)の味噌煮の缶詰などを食べたりしている。

こうした理由として、幼年期に農家の児として育ったので、齢はかり重ねた今でも、
ご飯と汁、おかずと香の物で成り立っていた庶民の『一汁三菜(いちじゅうさんさい)』が、
何かと心身の波長に合うのであるので、頂いたりしている。

そして家内は食パンにジャム、オレンジ・ママレード、或いはブルーベリーを塗り、
二枚ばかり食べながら、コーヒーを飲みながら頂いたりしている。

昼食は蕎麦(そば)或いは素麺(そうめん)が多いが、
私はフランスパンを三分の一を食べることもあり、家内はケーキのような菓子パンを食べたりする時もある。

そして夕食は、牛肉、豚肉、鶏肉、ラム肉など、その日に応じて、
家内が料理して頂いたりしていることが多い。
          
こうした中で、朝食と夕食の前に私は、大皿にキャベツを中心の前菜を欠かせなくなっている。
普通サイズキャベツを四分の一ぐらい千切りし、
その脇にセロリ、トマト、ニンジン、キュウリなどの季節物を大皿に盛り合わせて、家内がしてくれる。
そして婦女子の野菜の盛り合わせの量からは、少なくとも4人前ぐらいかしら、と私は思いながら頂いている・・。

こうした根底には、私は幼年期に農家の児として育ち、その上に遠い30年前の頃に、
今は亡き俳優の森繁久弥さんが、胃腸薬のキャベジンの宣伝に出演していたので、
キャベツの多大な効力を信愛してきたので、こよなくキャベツは盛大に頂いている。

このような思いから、我が家は栄養不足はなく、熱いこの時節でも我が家は食欲がないことは死語となっている。

そして飲み物に関しては、私は冷茶、アイスコーヒーを飲んだり、
ときには買い求めたペットボトルの麦茶、ウーロン茶などを飲んだりしている。

家内は牛乳、麦茶、ウーロン茶などを飲んだりしているが、
熱いホットコーヒーを私にリクエストする時もあり、茶坊主の私は淹れたりしている。
          

《☆ 運動 ☆
暑い日中を避け、朝夕のウォーキングなど。
夏バテに負けない基礎体力や発汗機能を維持する》

私は定年後の年金生活を始めた当初から、平素の買物は自主的に専任者となり、
家内の要望された品を午前中のひととき、駅前とか最寄りのスーパー、専門店で買い求めてきた。
そしてB5サイズのバックを斜め掛けにして颯爽と歩いたりしてきた。

この熱い時節でも、燦々と陽射しが照らす中、夏の帽子を深くかぶり、半袖のスポーツシャツ、長ズボンの容姿が多く、
颯爽と歩いたりすると汗ばみ、ハンドタオルで顔をふいたりし、
ときおり扇子を取りだして扇(あお)いだりしてきた。

駅前の買物をする時も根はケチの為か、利便性の良い路線バスなどに乗らず、
片道15分前後の道を歩いたりしてきた。

しかしながら34度前後を超えた場合は、帰路だけは路線バスに乗り、
熱中症で倒れて救急車、病院にご迷惑するので、バスの車内の冷気に甘えて帰宅することもある。

私は買物の責務を終えた後は、殆ど近くの遊歩道、小公園を散策して、季節のうつろいを享受してきた。
こうした散策の熱いこの時節は、 歩き廻ったりしていると、扇子を取りだして扇(あお)いだりしているが、
汗がひたたり落ちる・・。
          
          
やむなくハンドタオルで顔などを拭いながら、できる限り樹の下にある歩道を歩いているが、
炎天下の道もあるので、高齢者の私でも気合いを入れて、冬の寒さを思い浮かべて、
足早に歩いているのが実情であった。

このようにスポーツの苦手な私は、朝夕のウォーキングなどせず、
ただ買物、散策の時、歩いたり足早に 歩き廻ったりしているぐらいである。

或いは小庭の手入れを朝涼(あさすず)の残る早朝に、5度間ぐらいする時もあるが、
汗まみれ、泥まみれと孤軍奮闘する時もある。


このような熱い時節、午前中のひととき過ごしたりしているが、
帰宅後は簾〈すだれ〉を各部屋に張りめぐらせた中、17畳ぐらいの居間で、私たち夫婦は過ごすことが多い・・。
                    
居間のエアコンの冷気の中、私は居間の片隅の机の上に置いているパソコンに向かったり、
或いはソファーに座り、本を読んだりし、ときおり庭を眺めたりする時、
ほのかな暗さを通して、樹木、草花が涼しげに見えたりし、微笑んだりしてきた。
   

この簾〈すだれ〉は紐でスルスル上げ下げの調整も出来、その上に布地も少し左右に開くことが出来るようにしたので、
平安時代の高貴な女性の部屋のように思えて、私は家内に我が家は平安朝だよねぇ、
と時折たわむれた事を言ったりしている。

こうした中、居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くこともある。

そして昼下がりのひととき、簡易ベットを敷いて、
私は横たわりながら本を読んだりし、ときには昼寝をしたりしている。

家内はソファーに座り、本を読んだりし、テレビを視聴したり、
日中のひととき、居間の片隅で夏掛けの布団にくるまり昼寝をしたりしている。

こうした生活を私たち夫婦は過ごしているが、ともすれば猛暑の時は、まもなく古希を迎える私は、
身を案じて買物、散策はサボる時もあり、微苦笑しながら、冷気も甘えたりしている。

☆下記のマーク(バナー)、ポチッと押して下されば、幸いです♪
strong>
にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へにほんブログ村
人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする