夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

熱中症より怖いのは “夏血栓”と学び、高齢者の私は戸惑いながらも・・。

2014-08-04 15:43:01 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の69歳の身であるが、
本日の午前中のひととき、いつものように平素の買物専任者の私は、
家内からの依頼品を確認した後、最寄りのスーパーに向った・・。

そして夏季の制服のようになった半袖のスポーツシャツ、長ズボン、そして夏の帽子を深くかぶり、
ウォーキング・シューズで足元を固め、
そしてB5サイズのバックを斜め掛けにして颯爽と歩いたりしてきた。
          

しかしながら熱いこの時節は、燦々と陽射しが照らす中、歩いたりすると汗ばみ、ハンドタオルで顔をふいたりし、
ときおり扇子を取りだして扇(あお)いだりした。

そして体力の衰えた私は、人生は気合いだ、と自身を叱咤激励したりした。

この後、買物の責務を終えた私は、近くに流れる野川の両岸にある遊歩道を30分ばかり歩き、
夏の情景に心を寄せたりしたが、熱中症が怖くて、帰宅に向った。

ここ3週間ばかり熱いこの時節の午前中、このように準じたことで過ごしている。
          

家内と共に昼食代わりの素麺(そうめん)を居間の食卓で頂いた後、
エアコンの冷気の中、ネットでニュース記事を彷徨(さまよ)っている中、
【この夏、熱中症より怖い! “夏血栓”って知ってます?】と見出しを見て、
夏血栓って・・どういうことなの、と思いながらクリックしてしまった・・。

何かしら若き男性向けの『週刊プレイボーイ』に掲載された記事のひとつで、
『週刊プレイボーイNEWS』としての7月28日に配信された記事であり、
無断ながら転載させて頂く。

《・関東地方も「梅雨明け宣言」が出され、ついに夏本番を迎えた日本列島。
そんなときに気をつけたいのは「熱中症」だが、もっと怖い障害が起こり得ることをご存知だろうか。

それが「夏血栓(なつけっせん)」だ。
つまり、夏に起こりやすい血栓だから「夏血栓」。
          

まずは血栓のメカニズムについて、池袋大谷クリニック院長の大谷義夫医師に説明してもらおう。
具体的には、夏に起こる心筋梗塞(しんきんこうそく)や脳梗塞(のうこうそく)、肺血栓塞栓(そくせん)症などだというが、

「血栓は、イメージとしては水道管などの曲がっている部分やふた股などに分かれている部分に
さびができたりゴミがたまったりするのと同じです。
血管の中に、血液に含まれるタンパク質や血小板などがたまってしまうのが血栓です。
これは誰にでも起こり得ます。

そして、この血栓の塊がはがれて血管の中を流れ、脳の細い血管に詰まって、
そこより先の細胞が壊死(えし)すれば脳梗塞になります。
心臓に詰まれば心筋梗塞になり、肺に詰まれば肺血栓塞栓症になるわけです」
          

血栓ができやすい要因は大きく分けて3つあると大谷医師は言う。

【1:血管が障害を起こしている】
高血圧や脂質異常症、糖尿病などによって、血管の内側が傷ついているときなど。

【2:血流が悪い】
飛行機やクルマなどの狭い座席に長時間同じ姿勢で座ったりして、血管が圧迫されているときなど。

【3:ドロドロ血】
脂質異常症や脱水症状などで、血液の成分がドロドロになっているときなど。

そんな血栓が夏に起こりやすいのは、熱中症と同様に、脱水症状が関係している。
          

夏血栓の予防を呼びかけている日本ナットウキナーゼ協会の原弘之氏が語る。

「冬の血栓症は暖かい部屋から急に寒い室外に出たときなど、
急激に血管が収縮し、血流が早くなって血栓がはがれ、脳や心臓の血管に詰まることが多いといいます。

一方、夏血栓は脱水症状などで血がドロドロになることが主な要因です」

もちろん、ドロドロ血に加え、長時間同じ姿勢をして血流が悪くなれば危険度はさらに上がる。

「トラックの運転手の方やデスクワークの方など、何時間も同じ姿勢でいると肺血栓塞栓症を発症しやすくなります」(前出・大谷医師)

また、外回りでなくデスクワークだからといって安心していると、
エアコンの風のために汗をかいた自覚がなくても、知らないうちに脱水症状になっていることもある。

つまり、夏の暑い日に急に気分が悪くなれば、まず熱中症を疑いたくなるが、
実は夏血栓の場合もある、ということだ。

しかも、そこで間違った処置をしてしまうと命を落とす危険が一気に増す。

「例えば、急性肺血栓塞栓症と診断が確定され治療した場合の死亡率は、2%から8%ですが、
夏血栓とわからず適切な治療が行なわれなかった場合の死亡率は、30%に上ります」(大谷医師)

やっかいなのが、素人には自分が熱中症なのか、夏血栓なのか判断が難しいこと。
          

「熱中症の場合は、体を冷やすなどの処置をしますが、
脳梗塞などの場合は血栓を溶かす作業をしなくてはなりません。
判断を間違えたために障害が残ったという症例もあるようです」(前出・原氏)

そのため、熱中症だと思って日陰で休んでいたら、突然、死んでしまうという恐れも……。

「急性肺血栓塞栓症の死亡例の40%が、発症1時間以内の突然死です。
症状は発熱、冷や汗、動悸(どうき)、咳、呼吸困難、胸の痛み、血痰など。
もし苦しいと感じたら、自分で判断しないで早めに病院で検査を受けたほうがいいでしょう」(大谷医師)


では最後に、夏血栓の予防法、ズバリ教えてください!

「日頃からドロドロ血にならない食べ物を取るのも大切です。
例えば、納豆に含まれているナットウキナーゼは血栓を予防する効果があります」(原氏)

「とにかく同じ姿勢でいないこと。そして脱水症状にならないようにこまめに水分補給をすることです」(大谷医師)
(取材/村上隆保)・・》
          

私は恥ずかしながら「夏血栓(なつけっせん)」は、初めて学んだ。
そして何よりも怖いのは、《夏の暑い日に急に気分が悪くなれば、まず熱中症を疑いたくなるが、
実は夏血栓の場合もある》、
《素人には自分が熱中症なのか、夏血栓なのか判断が難しいこと。》
その後の処置、治療を誤れば・・怖い、と感じたりした。


私は過ぎ去りし年の2010年〈平成22年〉の秋の健康診断を受診した時、
糖尿病と明示され、茫然としながら、翌日より食事の内容はもとより、ウォーキング、散策をしたりして、
大幅に改善されている。

お酒大好きなの呑兵衛の私は、日本酒の純米酒、ビールを長き45年ぐらい夜のひととき愛飲してきたが、
糖尿病と宣告されて以来、 冠婚葬祭、懇親会、国内旅行など以外は、
原則として自宅で呑むのは、5日に一度ぐらいとしてきた。

この間、最寄の内科に4週間毎に定期健診を受けているが、
ここ3年は悪玉コレステロールは基準値の90%、これ以外はほぼ優等生となって、
改善努力の成果となっている。

こうした定期健診を受けるたびに隣接した薬局で、血糖値を下げる薬を頂き、
日々朝食後に飲んでいるが、これ以外は至って健康だ、と思ったりしている。
          

私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭に築後36年を迎える古ぼけた一軒屋に住み、
お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

そして私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。

こうした中で、私は今年の9月の誕生日を迎えると古希と称される70歳となり、
家内も12月の誕生日を迎えると65歳となり、介護保険証を受ける身となっている。

私は朝夕の食事を頂く前に、大皿にキャベツを中心とした野菜の盛り合わせを頂く習慣が、
ここ4年ばかれ続いている。
          

そして殆ど毎日、買物に行ったりしているが、いずれの方面の路線バスの利便性は良いが、
年金生活を始めてから原則として散歩も兼ねて、
路線バスを利用することなく、ひたすら歩いたりして、季節のうつろいを享受している。

こうした根底には、歩きながら観える景観に良いし、
四季折々の季節のうつろいに心も身もゆだねて、何よりも健康にもよい、と固く信じてして歩いてきた。
何よりも歩けなくなった時は、もとより自由な時が制約され、何よりも困苦するのは自身だ、
と秘めながら日々歩いている。
          

こうした時、ときおり ♪しあわせは 歩いてこない  だから歩いて ゆくんだね・・
と何かと単細胞の私は、1968年(昭和43年)の頃に流行(はや)った歌を心の中で唄うこともある。

今回の夏血栓(なつけっせん)を学び、改めて歩き、よく寝て、程ほどに食べて・・
日々を過ごせれば・・と思いを深めたりしている。

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コメント (2)
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