私は東京郊外の調布市の片隅に住む年金生活の69歳の身であるが、
昨日の午後のひととき、いつものように居間の冷気の中、
簡易ベットを敷いて、横たわりながら本を読んだりしていたが、やがて寝付いてしまい、
年金生活の最大の恩恵である昼寝のひとときを享受したりした。
やがて目覚めて、小庭を眺めると陽射しは燦々と照らし、残暑が厳しいなぁ、
とぼんやりと感じたりし、再び横たわりながら、まどろんだりしていた・・。
こうした中、玄関のチャイムが『コッキラコン・・』と二回ばかり居間の片隅に響き、
私は何かしらと思いながら、寝ぼけ眼の私は玄関に向かった。
そして玄関の軒下で、家内が両手に紙袋を提げて、立っていた。
『XXちゃん・・少し早いじゃないの・・お疲れ様でした』
と私は家内に言ったりした。
家内は家内の母宅に滞在している昨夕、私は電話連絡の中で、
日中は残暑が厳しいから、夜の7時過ぎに帰宅した方が、少しは楽だょ、
と私は家内に言ったりしていたが、早めに我が家に帰館としたので、少し驚いたりした。
家内は過ぎし8月13日より家内の母宅に8泊9日で行き、
この間は家内は、家内の母の宅で孤軍奮闘しているが、
残された私は我が家で『おひとりさま』の独りぼっちの生活となってきた。
そして何かと愚図で齢ばかり重ねた私は、季節ごとに独り住まいの家内の母宅に6泊7日前後で、
孤軍奮闘している家内をときおり思いながら、
残された私は『おひとりさま』の特別演習かしら、と思いながら手抜きながら生活を過ごしてきた。
こうした理由は、このサイトで過ぎしの16日に於いて、
【『何かと愚図でグウダラな私でも、ときには『おひとりさま』の独りぼっちの生活を過ごせば・・。】
そして実態は、このサイトで18日に於いて、
【ときには『おひとりさま』の生活を過す中、支離滅裂のようなことが多く・・。】
と題して投稿しているで、省略する。
やがて夜の6時半過ぎ、お互いに風呂に上がった後、
家内が帰宅の途中で、デパートの地下階のお惣菜コーナーで買い求めた5品ばかり、
私はウィスキーをオンザロックを呑み、家内は缶ビールを呑みながら、夕食とした。
こうした中で家内の母の情況を私は教えて貰ったり、
私の『おひとりさま』の生活の失敗談を話したりして、一時間半ばかり談笑し、
ふたりだけの宴会をしたりした。
やがて家内も8泊9日の孤軍奮闘で疲れ、8時過ぎに寝室に行った。
私は中小業のある民間会社に35年近く奮戦して2004年(平成16年)の秋に定年退職となり、
多々の理由で年金生活を始めた。
当時、家内は専業主婦だったので、家内の日常のペースを出来る限り乱したくないので、
家内は殆ど従来通りの料理、掃除、洗濯などをしてもらい、その間のささやかな息抜き・・趣味ごと、
これを邪魔にするのは、まぎれなく天敵と私は確信を深めていた。
そして一日、少なくとも一回は外出し、家内の自由な時間を作ることと思い、
せめて日常の買物ぐらいはと思い、買い物の担当を引き受け、
独りで殆ど毎日スーパー、専門店に行き、ときおり本屋に寄ったりしている。
その後は自宅の周辺にある遊歩道、小公園などををひたすら歩き廻り、散策をしながら、
季節のうつろいを享受している。
こうした中で年金生活をした当初、独りで近所の遊歩道を散策したりすると、
こんなに自由に働くことなく散歩できるなんて、この世の中で許されても良いのかしら、
と定年直前までの多忙期を思い重ねたりし、戸惑いながら甘受したりした。
そして何よりも朝の陽射し、昼下りのひととき、そして夕暮れ時に、
ゆっくりと時と共に過ごし、苦楽の激しかった現役時代を思いながら、微苦笑を重ねたりする時もある。
定年後の年金生活の日常の大半は、平素の買物専任者の責務を終えた後、
散策したりした後、随筆、ノンフィクション、現代史、総合月刊雑誌などの読書、
ときおり20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
そして音楽も聴いたりし、ときたま小庭を手入れをしたり、家内との共通趣味のひとつの国内旅行をしたりして、
退職後の年金生活で過ごして今日に至っている・・。
そして若き青年時代に文章を綴り家庭生活を過ごすが夢であったので、
体力、感性も衰えた今は、もとより小説の習作もままならず、
大幅な変貌してきたが、プログで散文のような形式をめざして、毎日投稿するのが、
生きがいのひとつとなっている。
このような年金生活をしているが、
ときおり家内から、働かなくても私たちの生活できるのだから、ありがたいわ、
と言われたりするたびに、
私は拙(つた)ない自分の半生のひとこまが、走馬灯のように甦(よみがえ)ったりしている。
こうした中で、私たち夫婦の共通趣味のひとつは、国内旅行であり、
子供に恵まれなかった為か、若き新婚時代から、数多く旅を重ねたりしているが、
定年後は旅程の制約から解放されて、5泊6日前後で観光ホテルに滞在し、
周辺を歩いたりして遊学している。
このような旅路が多いが、私たち夫婦がそれぞれ意欲と体力があるうちに、
ノコノコと出かけて歩き廻ることが多いのである。
そして私はこれまでの60代の日々は、幸運にも大病に遭遇せずに過ごし、
家内も心身溌剌としている。
もとより健康でなければ自身の日頃のささやかな願いも叶わないこともあり、
実践のひとつとしては、何よりも怖いのは、痴呆症などであり、
これだけは回避したく、ひたすら歩いたりしている。
我が家の戸締りの責任者は、もとより主(あるじ)の私であり、
夜の9時過ぎには、玄関、台所、お風呂場などを点検する時、
『ハイ、OKです!』
と指差し確認し、若き自衛隊の諸兄に負けないように、元気な声で言ったりしている。
この後、居間でテレビを視聴しているか、雑誌を読んでいる家内に、
『戸締り・・終了致しました!』
と私は家内に報告したりする。
その直後、『ご苦労であった!』と家内は私に言うのである。
私の現役時代に於いては、ご苦労さまでした、と家内は何かと従順で優しく労(ねぎら)いの言葉をしていたが、
どうしてなの、と私は不思議に思ったりした。
その後、思い当るとすれば、家内は以前にNHKの連続ドラマの『篤姫』を視聴した頃からで、
お姫さま、或いは奥方に影響されたのか、
このような言葉を私にするようになっていることが多い。
ご近所の方の奥様たちから、私たち夫婦の年金生活を見かけ、
仲良し恋し、と社交辞令のお世辞を頂いている私たちでも、
実際は日常生活の中で、ときおり私が失敗事をしたりすると、
平素は『あなた・・』と呼ばれるのに、『ボケチンねぇ・・』と家内から微笑みながら私に苦言される時もある。
私たち夫婦の結婚生活は、私が定年するまでは波乱もあり、この先に何かと憂いたりしてきたが、
定年後の年金生活は、私が65歳高齢者となった頃から、体力の衰えを共に感じて、
ときおり私は、二人で一人前だよねぇ、と家内に言ったりして過ごしている。
このように老後の生活を迎えている私たち夫婦は、甘味な年金生活を続ける中、
いずれは私か家内か大病となり、やがてどちらかが『おひとりさま』となるので、
私たち夫婦としては、今が人生最良の時期かしら、と思ったりしている。
しかしながらこればかりは天上の神々の采配に基づく範疇なので、
日々を大切に過ごせばよい、と深く思ったりしている。
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昨日の午後のひととき、いつものように居間の冷気の中、
簡易ベットを敷いて、横たわりながら本を読んだりしていたが、やがて寝付いてしまい、
年金生活の最大の恩恵である昼寝のひとときを享受したりした。
やがて目覚めて、小庭を眺めると陽射しは燦々と照らし、残暑が厳しいなぁ、
とぼんやりと感じたりし、再び横たわりながら、まどろんだりしていた・・。
こうした中、玄関のチャイムが『コッキラコン・・』と二回ばかり居間の片隅に響き、
私は何かしらと思いながら、寝ぼけ眼の私は玄関に向かった。
そして玄関の軒下で、家内が両手に紙袋を提げて、立っていた。
『XXちゃん・・少し早いじゃないの・・お疲れ様でした』
と私は家内に言ったりした。
家内は家内の母宅に滞在している昨夕、私は電話連絡の中で、
日中は残暑が厳しいから、夜の7時過ぎに帰宅した方が、少しは楽だょ、
と私は家内に言ったりしていたが、早めに我が家に帰館としたので、少し驚いたりした。
家内は過ぎし8月13日より家内の母宅に8泊9日で行き、
この間は家内は、家内の母の宅で孤軍奮闘しているが、
残された私は我が家で『おひとりさま』の独りぼっちの生活となってきた。
そして何かと愚図で齢ばかり重ねた私は、季節ごとに独り住まいの家内の母宅に6泊7日前後で、
孤軍奮闘している家内をときおり思いながら、
残された私は『おひとりさま』の特別演習かしら、と思いながら手抜きながら生活を過ごしてきた。
こうした理由は、このサイトで過ぎしの16日に於いて、
【『何かと愚図でグウダラな私でも、ときには『おひとりさま』の独りぼっちの生活を過ごせば・・。】
そして実態は、このサイトで18日に於いて、
【ときには『おひとりさま』の生活を過す中、支離滅裂のようなことが多く・・。】
と題して投稿しているで、省略する。
やがて夜の6時半過ぎ、お互いに風呂に上がった後、
家内が帰宅の途中で、デパートの地下階のお惣菜コーナーで買い求めた5品ばかり、
私はウィスキーをオンザロックを呑み、家内は缶ビールを呑みながら、夕食とした。
こうした中で家内の母の情況を私は教えて貰ったり、
私の『おひとりさま』の生活の失敗談を話したりして、一時間半ばかり談笑し、
ふたりだけの宴会をしたりした。
やがて家内も8泊9日の孤軍奮闘で疲れ、8時過ぎに寝室に行った。
私は中小業のある民間会社に35年近く奮戦して2004年(平成16年)の秋に定年退職となり、
多々の理由で年金生活を始めた。
当時、家内は専業主婦だったので、家内の日常のペースを出来る限り乱したくないので、
家内は殆ど従来通りの料理、掃除、洗濯などをしてもらい、その間のささやかな息抜き・・趣味ごと、
これを邪魔にするのは、まぎれなく天敵と私は確信を深めていた。
そして一日、少なくとも一回は外出し、家内の自由な時間を作ることと思い、
せめて日常の買物ぐらいはと思い、買い物の担当を引き受け、
独りで殆ど毎日スーパー、専門店に行き、ときおり本屋に寄ったりしている。
その後は自宅の周辺にある遊歩道、小公園などををひたすら歩き廻り、散策をしながら、
季節のうつろいを享受している。
こうした中で年金生活をした当初、独りで近所の遊歩道を散策したりすると、
こんなに自由に働くことなく散歩できるなんて、この世の中で許されても良いのかしら、
と定年直前までの多忙期を思い重ねたりし、戸惑いながら甘受したりした。
そして何よりも朝の陽射し、昼下りのひととき、そして夕暮れ時に、
ゆっくりと時と共に過ごし、苦楽の激しかった現役時代を思いながら、微苦笑を重ねたりする時もある。
定年後の年金生活の日常の大半は、平素の買物専任者の責務を終えた後、
散策したりした後、随筆、ノンフィクション、現代史、総合月刊雑誌などの読書、
ときおり20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
そして音楽も聴いたりし、ときたま小庭を手入れをしたり、家内との共通趣味のひとつの国内旅行をしたりして、
退職後の年金生活で過ごして今日に至っている・・。
そして若き青年時代に文章を綴り家庭生活を過ごすが夢であったので、
体力、感性も衰えた今は、もとより小説の習作もままならず、
大幅な変貌してきたが、プログで散文のような形式をめざして、毎日投稿するのが、
生きがいのひとつとなっている。
このような年金生活をしているが、
ときおり家内から、働かなくても私たちの生活できるのだから、ありがたいわ、
と言われたりするたびに、
私は拙(つた)ない自分の半生のひとこまが、走馬灯のように甦(よみがえ)ったりしている。
こうした中で、私たち夫婦の共通趣味のひとつは、国内旅行であり、
子供に恵まれなかった為か、若き新婚時代から、数多く旅を重ねたりしているが、
定年後は旅程の制約から解放されて、5泊6日前後で観光ホテルに滞在し、
周辺を歩いたりして遊学している。
このような旅路が多いが、私たち夫婦がそれぞれ意欲と体力があるうちに、
ノコノコと出かけて歩き廻ることが多いのである。
そして私はこれまでの60代の日々は、幸運にも大病に遭遇せずに過ごし、
家内も心身溌剌としている。
もとより健康でなければ自身の日頃のささやかな願いも叶わないこともあり、
実践のひとつとしては、何よりも怖いのは、痴呆症などであり、
これだけは回避したく、ひたすら歩いたりしている。
我が家の戸締りの責任者は、もとより主(あるじ)の私であり、
夜の9時過ぎには、玄関、台所、お風呂場などを点検する時、
『ハイ、OKです!』
と指差し確認し、若き自衛隊の諸兄に負けないように、元気な声で言ったりしている。
この後、居間でテレビを視聴しているか、雑誌を読んでいる家内に、
『戸締り・・終了致しました!』
と私は家内に報告したりする。
その直後、『ご苦労であった!』と家内は私に言うのである。
私の現役時代に於いては、ご苦労さまでした、と家内は何かと従順で優しく労(ねぎら)いの言葉をしていたが、
どうしてなの、と私は不思議に思ったりした。
その後、思い当るとすれば、家内は以前にNHKの連続ドラマの『篤姫』を視聴した頃からで、
お姫さま、或いは奥方に影響されたのか、
このような言葉を私にするようになっていることが多い。
ご近所の方の奥様たちから、私たち夫婦の年金生活を見かけ、
仲良し恋し、と社交辞令のお世辞を頂いている私たちでも、
実際は日常生活の中で、ときおり私が失敗事をしたりすると、
平素は『あなた・・』と呼ばれるのに、『ボケチンねぇ・・』と家内から微笑みながら私に苦言される時もある。
私たち夫婦の結婚生活は、私が定年するまでは波乱もあり、この先に何かと憂いたりしてきたが、
定年後の年金生活は、私が65歳高齢者となった頃から、体力の衰えを共に感じて、
ときおり私は、二人で一人前だよねぇ、と家内に言ったりして過ごしている。
このように老後の生活を迎えている私たち夫婦は、甘味な年金生活を続ける中、
いずれは私か家内か大病となり、やがてどちらかが『おひとりさま』となるので、
私たち夫婦としては、今が人生最良の時期かしら、と思ったりしている。
しかしながらこればかりは天上の神々の采配に基づく範疇なので、
日々を大切に過ごせばよい、と深く思ったりしている。
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