私は東京郊外の調布市に住む年金生活のまもなく70歳を迎える身であるが、
昨日の朝、ぼんやりとカレンターを見つめると、『処暑(しょしょ)』と明記され、
私は思わず微笑んだりした。
私の住む地域は、世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に於いては、
残暑厳しい35度近い日々が続いていた。
私は何かと暑さに苦手な身で、いつまでも熱さがつづくのょ、と天上の気候の神々の采配に戸惑ったりした。
昨日の午前中のひととき、平素の買物専任者の私は、
いつものように独りで歩いて10分ばかりのスーパーに向った。
そして買物を終えて帰宅に向う途中で、予告もなく小雨が降りだしてきて、
日中は晴れ時々曇りで、夜の7時過ぎからは雨が予報されていたので、
どうして早く降るのょ、と戸惑いながら急いて帰宅した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/39/b45c99e4909d70dd20405b0a86e48e36.jpg)
帰宅するし、家内が早朝から奮闘した洗濯物の数多くが、外干しの竿に見られていたので、
玄関に入ると、
『XXちゃん・・雨が降ってきたょ・・』
と私は大声で家内に伝えたりした。
我が家は夏季の期間は、各部屋には簾(すだれ)を吊るして、陽射しの熱さを少しばかり遮断しているので、
小雨が降っていても、奥まった部屋にいると、雨しずくも聞こえないのである。
家内は急いで数多くの洗濯物を取り込んで、途中から私も受け取りながら、
部屋の片隅に臨時置き場としたりした。
やがて家内は乾燥機に洗濯物の一部を入れたりしていると、
本降りの雨となり、小庭の樹木、草花を濡らしたりした。
一時間ばかり降った後、曇り空となり、幾種類かの蝉(セミ)の一群は盛大に鳴き響いてきた・・。
先程は本降りの中、中断して鳴きをひそめていたが、今鳴かなくていつ鳴くのよ、
といったようにダンス・ミュージックの一団が奏(かな)でるように、
蝉(セミ)の一群は鳴き響き、私は苦笑したりした・・。
そして私は玄関の軒下に下り立つと、32度ぐらい暑かった熱気を押し流すように、
27度ぐらいの涼しげな空気となり、
乾ききった地面、樹木、そして草花も潤(うるお)し、清々しい情景に変貌し、
残暑の厳しい状況から初秋のように移り変わり、
改めて天上の気候の神々の確かな力に、私は敬意したりした・・。
我が家の小庭では、この時節の朝は鈴虫(スズムシ)が鳴いて、
蝉(セミ)も負けじと盛んに鳴いて二部合唱となる。
そして日中の暑い中は、蝉(セミ)が独壇場のように、今鳴かなくていつ鳴くのよ、
といったように鳴き響いている・・。
こうした中で、鈴虫(スズムシ)の鳴き声が聴こえないのは、
日中はお休みの睡眠時間の最中で、夕暮れの6時過ぎに目覚めるのかしら、と私は解釈している。
そして夕暮れの6時過ぎになると、蝉(セミ)は鳴き声が途絶える・・。
私は暑さの日中に蝉(セミ)は盛んに鳴いていたので、
きっと鳴き疲れてお休みの睡眠時間になったと思ったりしている。
鈴虫(スズムシ)は夜行型、蝉(セミ)は日中型、と少しボケた私でも理解は出来るが、
我が家の蟋蟀(コオロギ)は、何故かしら耳をすませないと聴きもらす・・。
夜のひととき、鈴虫(スズムシ)の盛大な合唱の中、
定年退職後に何かと気弱になった主(あるじ)の私の気持ちを察してか、
蟋蟀(コオロギ)だけは、少し遠慮しながら鳴いているのである。
そして私は愛(いと)おしく、少し哀れな蟋蟀(コオロギ)であるが、
やがて初秋になれば、蝉(セミ)は消え果てるので、ライバルは鈴虫(スズムシ)となる。
やがて鈴虫(スズムシ)も夏の間、盛大に鳴いてきたので、
疲れ果てて、少しはおとなしくなるかしら、と私は秘かに願ったりしている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/0a/b7390996564a81ed6ab7470ead336b57.jpg)
このように思いながら過ごしてきたが、 昨夜、玄関の軒下に下り立つと、
微風が吹く中で、心も身もゆだねると心地よく、
今朝も清々しい空気につつまれて、朝涼のひとときと感じながら、
この時節は古人から処暑(しょしょ)と称され、改めて実感させられたりした。
もとより旧暦に於いては、暑さが止むと云われているが、
新暦の今日では朝夕は涼しく感じられ、日中の残暑があるが、
過ぎ去った一時の連日の35度前後の猛暑を思い浮かべれば、
それなりに暑さに苦手な私でも、笑って受け止めることが出来る。
今朝、我が家の近くに流れている野川には両岸が遊歩道があり、付近の小公園も
私は散策したりした・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/ce/16fff4e5187eccdb6d3136142c779f0c.jpg)
風の匂いも初秋めいて、今週が過ぎれば8月も終わり、学童は夏休みが終わってしまうよなぁ、
とぼんやりと思ったりしていると、人影の少ない遊歩道を歩いたりした。
やがてシンガーソングライターの井上陽水さんが創られた『少年時代』の歌を、
かぼそい声で唄ったりした・・。
まもなく過ぎ去る熱かった時節に愛惜を重ね、やがて心の中で唄ったりした。
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昨日の朝、ぼんやりとカレンターを見つめると、『処暑(しょしょ)』と明記され、
私は思わず微笑んだりした。
私の住む地域は、世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に於いては、
残暑厳しい35度近い日々が続いていた。
私は何かと暑さに苦手な身で、いつまでも熱さがつづくのょ、と天上の気候の神々の采配に戸惑ったりした。
昨日の午前中のひととき、平素の買物専任者の私は、
いつものように独りで歩いて10分ばかりのスーパーに向った。
そして買物を終えて帰宅に向う途中で、予告もなく小雨が降りだしてきて、
日中は晴れ時々曇りで、夜の7時過ぎからは雨が予報されていたので、
どうして早く降るのょ、と戸惑いながら急いて帰宅した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/39/b45c99e4909d70dd20405b0a86e48e36.jpg)
帰宅するし、家内が早朝から奮闘した洗濯物の数多くが、外干しの竿に見られていたので、
玄関に入ると、
『XXちゃん・・雨が降ってきたょ・・』
と私は大声で家内に伝えたりした。
我が家は夏季の期間は、各部屋には簾(すだれ)を吊るして、陽射しの熱さを少しばかり遮断しているので、
小雨が降っていても、奥まった部屋にいると、雨しずくも聞こえないのである。
家内は急いで数多くの洗濯物を取り込んで、途中から私も受け取りながら、
部屋の片隅に臨時置き場としたりした。
やがて家内は乾燥機に洗濯物の一部を入れたりしていると、
本降りの雨となり、小庭の樹木、草花を濡らしたりした。
一時間ばかり降った後、曇り空となり、幾種類かの蝉(セミ)の一群は盛大に鳴き響いてきた・・。
先程は本降りの中、中断して鳴きをひそめていたが、今鳴かなくていつ鳴くのよ、
といったようにダンス・ミュージックの一団が奏(かな)でるように、
蝉(セミ)の一群は鳴き響き、私は苦笑したりした・・。
そして私は玄関の軒下に下り立つと、32度ぐらい暑かった熱気を押し流すように、
27度ぐらいの涼しげな空気となり、
乾ききった地面、樹木、そして草花も潤(うるお)し、清々しい情景に変貌し、
残暑の厳しい状況から初秋のように移り変わり、
改めて天上の気候の神々の確かな力に、私は敬意したりした・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/31/f667f2b0ef15a381fa2f6242e0997c54.jpg)
我が家の小庭では、この時節の朝は鈴虫(スズムシ)が鳴いて、
蝉(セミ)も負けじと盛んに鳴いて二部合唱となる。
そして日中の暑い中は、蝉(セミ)が独壇場のように、今鳴かなくていつ鳴くのよ、
といったように鳴き響いている・・。
こうした中で、鈴虫(スズムシ)の鳴き声が聴こえないのは、
日中はお休みの睡眠時間の最中で、夕暮れの6時過ぎに目覚めるのかしら、と私は解釈している。
そして夕暮れの6時過ぎになると、蝉(セミ)は鳴き声が途絶える・・。
私は暑さの日中に蝉(セミ)は盛んに鳴いていたので、
きっと鳴き疲れてお休みの睡眠時間になったと思ったりしている。
鈴虫(スズムシ)は夜行型、蝉(セミ)は日中型、と少しボケた私でも理解は出来るが、
我が家の蟋蟀(コオロギ)は、何故かしら耳をすませないと聴きもらす・・。
夜のひととき、鈴虫(スズムシ)の盛大な合唱の中、
定年退職後に何かと気弱になった主(あるじ)の私の気持ちを察してか、
蟋蟀(コオロギ)だけは、少し遠慮しながら鳴いているのである。
そして私は愛(いと)おしく、少し哀れな蟋蟀(コオロギ)であるが、
やがて初秋になれば、蝉(セミ)は消え果てるので、ライバルは鈴虫(スズムシ)となる。
やがて鈴虫(スズムシ)も夏の間、盛大に鳴いてきたので、
疲れ果てて、少しはおとなしくなるかしら、と私は秘かに願ったりしている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/0a/b7390996564a81ed6ab7470ead336b57.jpg)
このように思いながら過ごしてきたが、 昨夜、玄関の軒下に下り立つと、
微風が吹く中で、心も身もゆだねると心地よく、
今朝も清々しい空気につつまれて、朝涼のひとときと感じながら、
この時節は古人から処暑(しょしょ)と称され、改めて実感させられたりした。
もとより旧暦に於いては、暑さが止むと云われているが、
新暦の今日では朝夕は涼しく感じられ、日中の残暑があるが、
過ぎ去った一時の連日の35度前後の猛暑を思い浮かべれば、
それなりに暑さに苦手な私でも、笑って受け止めることが出来る。
今朝、我が家の近くに流れている野川には両岸が遊歩道があり、付近の小公園も
私は散策したりした・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/ce/16fff4e5187eccdb6d3136142c779f0c.jpg)
風の匂いも初秋めいて、今週が過ぎれば8月も終わり、学童は夏休みが終わってしまうよなぁ、
とぼんやりと思ったりしていると、人影の少ない遊歩道を歩いたりした。
やがてシンガーソングライターの井上陽水さんが創られた『少年時代』の歌を、
かぼそい声で唄ったりした・・。
まもなく過ぎ去る熱かった時節に愛惜を重ね、やがて心の中で唄ったりした。
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