夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

「健康寿命」を延ばすための習慣を学び、69歳の私は微苦笑を重ねて・・。

2014-08-20 13:40:46 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市の片隅に住む年金生活の69歳の身であるが、
昨夜のひととき、ネットでニュース記事を彷徨(さまよ)っていた時、
『100歳でも元気!「健康寿命」を延ばすために今から身につけたい習慣9個』
と明記された見出しを見て、どういうことなのょ、と何かと好奇心も旺盛な私はクリックしてしまった。

この記事は、働く男を応援するライフスタイルマガジンクックと称した『nikkanCare.ism(ニッカンケアイズム)』の
公式サイトと解り、生まれて初めて見るサイトであったが、退職後の老兵のような私でも、
こっそりと読んでしまった・・。

無断ながら転載させて頂く。

《・・“健康寿命”という言葉をご存じでしょうか。

平均寿命とは違い、“健康上の問題なく、自立した日常生活をおくれる期間”のことなんです。
日本人の平均寿命は延び続けていますが、いくら長生きしても「介護なんてされたくない」
「人の手を患わせるぐらいなら……」という方も少なくないですよね。
だからこそ、この“健康寿命”を延ばすことが重要性を増してきているのです。

そこで、今回は白澤卓二氏の著書『100歳でも元気な人の習慣』より、
健康寿命を延ばすために身につけておくべき習慣を抜粋してご紹介します。
          
          
■100歳まで病気を寄せ付けない「食」の習慣

(1)食事の王道は1日3食、腹7分目、バランス良く何でも食べる。

(2)朝食には「わかめのみそ汁」を飲む。

(3)肉と魚の比率を1 対1 にする。

やはり食はバランスが大事。
楽しみながらバランスを考えた食事をとるためには、自分で料理をするのもいいかもしれません。
          

■100歳までボケない「心」の習慣

(1)万事クヨクヨしない。いつもニコニコ。

(2)口癖は「今が一番幸せ」。

(3)ときめきで脳の神経細胞が5倍多く生成。

どうやら、何事もポジティブに捉えることがボケを予防してくれるようです。
さらに、“ときめき”も健康寿命を延ばすためには重要とのこと。
しばらくときめきから遠ざかっている方は、これを機に新しい出会いを探してみるのもアリかもしれません。
          

■100歳まで生きる「生活」の習慣

(1)とにかく歩く(週3回、1回30分で骨粗しょう症を防ぐ)。

(2)両手と舌を動かしていれば、脳はサビつかない。

(3)読んで(読書)、書いて(手紙)世界とつながる。

とにかく体を動かし続けることが重要なようです。
人と直接会話をすることも効果がありそうです。
趣味に打ち込んで人との輪を広げていったり、散歩をしながらご近所の人と挨拶を交わしたり、
何気ない日常生活の中に健康寿命を延ばす秘訣があるんですね。


いかがでしたか? 他にもまだまだ健康寿命を延ばす習慣はあるので、
最後の最後まで人生を楽しみたいという方は、ぜひ『100歳でも元気な人の習慣』を参考にしてみてください。・・》

この記事を読み終わった私は、溜息をしたりして、100歳でも元気な人かょ、と苦笑したりした。
          

私は民間会社の中小業に35年近く勤め2004(平成16)年の秋に定年退職した後、
私の半生は屈折の多い人生だったので、せめて残された人生は・・と思いながら
直ちに年金生活にを始めた。

私が現役サラリーマンだった58歳の時に、同僚の死去に接したり、
そして年金生活を始めて数年過ぎる中、先輩、同僚だった人たちの死去を知り、
余りにも若き60代なのに、と戸惑いながら、ご冥福を祈ったりしながらお通夜に参列したりした。

年金生活を始めた当初から私は自主的に日常の買物担当となり、
独りで殆ど毎日のように独りでスーパーなどに行ったりしている。
こうした時に、住宅街の中の道を歩いたりし、
その後も独りで自宅から3キロ範囲の遊歩道、小公園などを散策して、季節のうつろいを享受している。
                  
            
私は定年の5年前に、定年後の60代の10年間だけは五体満足に生かしてくれ、
その後の70代以降の残された歳月は、余生であると漠然ながらと思ったりしてきた。

もとより高齢者の方は齢を重ねれば、認知症、痴呆症、寝たきりなどの確立は増すし、
私自身は衰えた体力で日常生活のふるまいの中で、確かな言葉を発言しているうちに、
いつの日にかポックリと死ねたらと念願している。

まして自身が意識なく植物人間のようになって、
生き続けるぐらい当人はもとより、家族の人たちまでが不幸であると思っている。

そして私は寝たきりになった場合は、三ヶ月過ぎたら、
意識のあるうちに自殺と称せられる自裁を決意しているひとりである。

このような私自身の人生の中の健康に対する思い、そして死生観の思考があるが、
昨今の会社時代の懇親会などで、
こうした思いを少し上の先輩の方、同僚たちに一部を発言すると、
困惑する方、或いは嫌な顔をされる方がいて、私は世間からかけ離れているのかしら、と思ったりしてきた・・。
                                             

このような私なりの深い思い根底にあったが、
偶然に2010年8月下旬の頃に、帯津良一(おびつ・りょういち)氏の雑誌での発言が、
新聞の出版広告で偶然に読み、
この雑誌が女性専用誌の『婦人公論』と知り、私は買い求めて精読した。

この医学博士で病院長の帯津良一(おびつ・りょういち)氏の発言された概要を記載させて頂く。
          

《・・(略)・・私の理想は、「達者でポックリ」逝くことです。
死ぬ直前まで自分の足で歩き、自分の口で食べ、自分の頭で考えることができる。
「寝たきり」とは180度対照的な死に方が、「達者でポックリ」だと言えるでしょう。
・・
人生は生老病死ーーつまり死も含めて、丸ごと自分の人生なのだから、
「死に時」も「死に方」も自分らしくありたいという考えが基本です。
          

「いたずらに死を恐れるあまり不要に長生きしても意味がない」と考えるようになったのは、
このホリスティック医学の考え方に共鳴し、
その理念に基づいて自らの病院を設立した40半ば以降です。
・・
私もブラッと飲みに行けなくなったら、そろそろ「死に時」ですかねぇ(笑)。
理想は、下町の小料理店に出向き、さぁ、今日は何をツマミに飲もうかなとワクワクして暖簾をくぐっているときに、
心筋梗塞でバタッと倒れるなんていうのがいいですね。

年齢に関していえば、80歳くらいまで生きれば十分ではないですか。
もちろん、肉体面でも精神面でも人それぞれ個人差がありますから一概には言えません。

しかし、自力で自由に動けるのはせいぜい80代まででしょう。
90代になると、何かしら衰え、欠けてくる。
いくら頭がしっかりとしている人でも、足腰が立たなくなったり、その逆のケースも起こります。

ましてや100歳なんて、どんな人でもポンコツになっているはずですよ(笑)。
おめでたいと言うけれど、100歳以上は、やはり「生き過ぎ」だと私は思います。
          

これとこれができなくなったら、自分はそろそろ「死に時」かもしれない。
その線引きは人それぞれですし、それがわかれば、
「生きているうちにこれだけはやり遂げておこう」という人生のテーマも見えてくる。

つまり、自分にとってベストな「死に時」を考えことは、
今、生きているこの時間を最大限に充実させて生きていくことにもつながるのである。(略)・・》

このような秘伝を、この後に6つばかり披露して下さったのである。
          
そして私は、今後の確かな晩年期の導きの御人にめぐり逢えた、深く感じて、
これ以降、氏に注視して、信愛を重ねている。
          

今年のお正月も独り住まいの家内の母に来宅してもらい、
私たち夫婦と共に新年を我が家で過ごした・・。

家内の父は私が定年退職をする直前に病死された後、
私たち夫婦は独り住まいとなった家内の母に、旅行に誘い幾たびか重ねたり、
年末年始に関しては我が家で共に過ごしてきた。

こうしたある日、居間の炬燵に入り、食事をしたり、談笑したりすることが多かったが、
ある時、家内の母が、
『あたし・・やっぱり・・百まで生きたいわ・・』
と呟(つぶや)くように家内に言ったりした。

私は69歳で今年の9月には古希と称される70歳となり、
家内は私より5歳齢下の65歳を迎えるので、
これを聞いた私は困り果てて、勘弁してょ、と思いながら笑ってごまかしたりした。

もとより家内の母が100歳になる事は、私は86歳、家内も81歳の高齢者となる。
          
私などは定年退職の60歳を迎えた時、
煙草も喫い、時折お酒も呑む私は、身勝手な日常を過ごしているので、
75歳以上は想像がつかない未知の世界と思っている。

そして我が家の中で、家内が私に対して、
『貴方は・・世の中のことを皮肉ぽく・・憎まれ口を言っていますので・・長生きできますよ・・
私の方が・・平均寿命まで無理と思うの・・』
と私に年に数回ぐらい言ったりしている。
          

このようなことを私たち夫婦は言ったりしているので、家内の母が100歳まで生きられたら、
老々介護以前に、私たちのどちらかは片割れになるか、或いは夫婦ふたりとも死後の世界、
と思ったりしたのである。

人それぞれ永(なが)らえるのは、こればかりは天上の神々の采配による、と私は確信しているが、
世の中の日本人の男性の健康寿命の平均として、71歳と公表されたりしている。

私の場合は健康寿命の中で過ごし、溌剌と趣味に生きがいを感じて、80歳の誕生日を迎えられたら、
充分である、と心の中で呟(つぶや)いたりしている。

このように現在は思ったりしているが、果たして私が81歳の時でも、
このサイト(gooブログ)に投稿文を重ねていた場合は、再生したとご理解を頂きたい。

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コメント (6)
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