私は東京郊外の調布市に住む年金生活の69歳の身であり、
昨日の朝、ぼんやりとカレンダーを見ると、
『立秋〈りっしゅう〉』と明示されて、秋に入る日、と教示されても、
もとより暦(こよみ)の上での旧暦のことであり、何かと暑さに苦手な私は微苦笑した・・。
この後、ぼんやりと玄関の軒下に下り立つと、
鈴虫(スズムシ)の鳴き声が聴こえ、遠くから蝉(セミ)の合唱も聴こえてきた。
そして、いつものように定期便のように飛来する小鳥が、花梨(カリン)の枝にたわむれている。
そして私は、たわわな紫紅色の花の木槿(ムクゲ)を眺めたり、

或いは塀際に群生している蒼色の紫露草(ムラサキ・ツユクサ)花を誉(ほ)めたりしていた。
或いは一週間前の頃から純白な花な玉すだれ〈タマスダレ〉の花が咲きはじめ、
私の汚れきった心を浄化してくれるようなので、長らく見つめたりした。
この後、居間に戻り、地元の天気情報を見たりすると、
朝の6時は27度、昼下がりは34度前後、夕暮れの6時は30度前後で、
快晴の一日と表示されている。
そして、この先の一週間は台風の影響で、幾分涼しくなるかしら、微苦笑したりした。
今年の夏は平年より熱く、35度前後の日々が多く、何かと暑さに苦手な私は、どうしてなのょ、
と天上の気候の神々の采配に戸惑い、ときおり青空を見上げたりしていた。
そして私は高齢者5年生で、何かと単細胞の性格なので、
働いて下さる諸兄諸姉はもとより、お子様、高齢者の方は、お互いに熱中症に気をつけましょう、
と心の中で呟(つぶや)いたりした。

この夏季の長き日々、我が家の小庭は、数多くのアメリカン芙容が咲いている。
我が家の小庭では、この時節の朝は鈴虫(スズムシ)が鳴いて、
蝉(セミ)も負けじと盛んに鳴いて二部合唱となる。
そして日中の暑い中は、蝉(セミ)がワンマン・ショウのように、今鳴かなくていつ鳴くのよ、
といったように健気(けなげ)に鳴き響いている・・。
鈴虫(スズムシ)の鳴き声が聴こえないのは、
日中はお休みの睡眠時間の最中で、夕暮れの6時過ぎに目覚めるのかしら、と私は解釈している。
そして夕暮れの6時過ぎになると、蝉(セミ)は鳴き声が途絶える・・。
私は暑さの日中に蝉(セミ)は盛んに鳴いていたので、
きっと鳴き疲れてお休みの睡眠時間になったと思ったりしている。
鈴虫(スズムシ)は夜行型、蝉(セミ)は日中型と理解は出来るが、
我が家の蟋蟀(コオロギ)は、何故かしら耳をすませないと聴きもらす・・。
夜のひととき、鈴虫(スズムシ)の盛大な合唱の中、
定年退職後に何かと気弱になった主(あるじ)の私の気持ちを察してか、
蟋蟀(コオロギ)だけは、少し遠慮しながら鳴いているのである。
少し哀れな蟋蟀(コオロギ)であるが、やがて初秋になれば、
蝉(セミ)が消え果てるので、ライバルは鈴虫(スズムシ)となる。
鈴虫(スズムシ)も夏の間、盛大に鳴いてきたので、
疲れ果てて、少しはおとなしくなるかしら、と私は秘かに願ったりしている。

いずれにしても立秋を過ぎれば、『暑中お見舞い申し上げます』に別れを告げ、
『残暑お見舞い申し上げます』と先人の人たちが、時候の挨拶として伝えられているが、
私は暑さに苦手な身なので、余り熱くならないでねぇ、と青空を見上げて、懇願しているのが、
昨日の日中のひとときであった。
こうした中で、昨日の夕食の時、私は家内に、
『秋になったら・・庭の手入れを頻繁(ひんぱん)にして・・秋の装(よそ)い相応(ふさわ)しいようにするよ・・』
と私は何か小庭の手入れにサボってきたことに、言い訳も言ったりした。
この後、『久々に秋の旅行でも行こうか?』
と言ったりした。
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。
こうした中で、私は今年の9月の誕生日を迎えると古希(こき)と称される70歳となり、
家内も12月の誕生日を迎えると65歳となり、介護保険証を受ける身となっている。

私たち夫婦は国内旅行が共通の趣味のひとつであるが、何かと雪舞い降る旅が好きで、
幾たびも冬の時節に旅を重ねてきたが、落葉樹が朱紅色、黄色に染められる錦繍(きんしゅう)の旅路は、
数えるばかりとなっている。
たまたま私は古希(こき)入門、家内は高齢者入門となるので、
ささやかな記念の旅路を漠然と私は思案したりしてきた。
私たち夫婦は海外旅行が苦手なので、やはり家内の好みの源泉のある観光ホテルで、
ゆったりと滞在して、周辺を歩き廻るのが最適かしら、と思ったりしてきた。
この後、私たち夫婦は錦繍(きんしゅう)の時節に、いつの日にか訪れたい源泉の観光ホテルで、
8か所ばかり選択して、やがて3箇所を選定したプランを話し合ったりした。
本日の日中のひととき、私たち夫婦は駅前で買物をした中、
ときおり利用している旅行代理店を訪ねた。
そしてある観光旅館に3連泊、次の観光旅館に1泊、その後の観光旅館に3連泊の旅程を相談したら、
最終の観光旅館だけは3連泊は叶わず、2連泊となった。
こうした中、家内は3連泊は叶わず落胆を深めたりしたが、
『この人生は・・ときには妥協も必要・・』
と私は苦笑しながら、家内に小声で言ったりした。
そして私は、特に最終の観光旅館は、錦繍(きんしゅう)の時節に人気が高く、
30数年前に作家・嵐山光三郎さんが随筆で描かれた為かしら、と微苦笑したりした。
『立秋』が過ぎた今、我が家は秋の予定を少しづつ思案を始め、
果たして、今年の錦繍(きんしゅう)の情景は・・と思い馳せたりしている。
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昨日の朝、ぼんやりとカレンダーを見ると、
『立秋〈りっしゅう〉』と明示されて、秋に入る日、と教示されても、
もとより暦(こよみ)の上での旧暦のことであり、何かと暑さに苦手な私は微苦笑した・・。
この後、ぼんやりと玄関の軒下に下り立つと、
鈴虫(スズムシ)の鳴き声が聴こえ、遠くから蝉(セミ)の合唱も聴こえてきた。
そして、いつものように定期便のように飛来する小鳥が、花梨(カリン)の枝にたわむれている。
そして私は、たわわな紫紅色の花の木槿(ムクゲ)を眺めたり、

或いは塀際に群生している蒼色の紫露草(ムラサキ・ツユクサ)花を誉(ほ)めたりしていた。
或いは一週間前の頃から純白な花な玉すだれ〈タマスダレ〉の花が咲きはじめ、
私の汚れきった心を浄化してくれるようなので、長らく見つめたりした。
この後、居間に戻り、地元の天気情報を見たりすると、
朝の6時は27度、昼下がりは34度前後、夕暮れの6時は30度前後で、
快晴の一日と表示されている。
そして、この先の一週間は台風の影響で、幾分涼しくなるかしら、微苦笑したりした。
今年の夏は平年より熱く、35度前後の日々が多く、何かと暑さに苦手な私は、どうしてなのょ、
と天上の気候の神々の采配に戸惑い、ときおり青空を見上げたりしていた。
そして私は高齢者5年生で、何かと単細胞の性格なので、
働いて下さる諸兄諸姉はもとより、お子様、高齢者の方は、お互いに熱中症に気をつけましょう、
と心の中で呟(つぶや)いたりした。


この夏季の長き日々、我が家の小庭は、数多くのアメリカン芙容が咲いている。
我が家の小庭では、この時節の朝は鈴虫(スズムシ)が鳴いて、
蝉(セミ)も負けじと盛んに鳴いて二部合唱となる。
そして日中の暑い中は、蝉(セミ)がワンマン・ショウのように、今鳴かなくていつ鳴くのよ、
といったように健気(けなげ)に鳴き響いている・・。
鈴虫(スズムシ)の鳴き声が聴こえないのは、
日中はお休みの睡眠時間の最中で、夕暮れの6時過ぎに目覚めるのかしら、と私は解釈している。
そして夕暮れの6時過ぎになると、蝉(セミ)は鳴き声が途絶える・・。
私は暑さの日中に蝉(セミ)は盛んに鳴いていたので、
きっと鳴き疲れてお休みの睡眠時間になったと思ったりしている。
鈴虫(スズムシ)は夜行型、蝉(セミ)は日中型と理解は出来るが、
我が家の蟋蟀(コオロギ)は、何故かしら耳をすませないと聴きもらす・・。
夜のひととき、鈴虫(スズムシ)の盛大な合唱の中、
定年退職後に何かと気弱になった主(あるじ)の私の気持ちを察してか、
蟋蟀(コオロギ)だけは、少し遠慮しながら鳴いているのである。
少し哀れな蟋蟀(コオロギ)であるが、やがて初秋になれば、
蝉(セミ)が消え果てるので、ライバルは鈴虫(スズムシ)となる。
鈴虫(スズムシ)も夏の間、盛大に鳴いてきたので、
疲れ果てて、少しはおとなしくなるかしら、と私は秘かに願ったりしている。

いずれにしても立秋を過ぎれば、『暑中お見舞い申し上げます』に別れを告げ、
『残暑お見舞い申し上げます』と先人の人たちが、時候の挨拶として伝えられているが、
私は暑さに苦手な身なので、余り熱くならないでねぇ、と青空を見上げて、懇願しているのが、
昨日の日中のひとときであった。
こうした中で、昨日の夕食の時、私は家内に、
『秋になったら・・庭の手入れを頻繁(ひんぱん)にして・・秋の装(よそ)い相応(ふさわ)しいようにするよ・・』
と私は何か小庭の手入れにサボってきたことに、言い訳も言ったりした。
この後、『久々に秋の旅行でも行こうか?』
と言ったりした。
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。
こうした中で、私は今年の9月の誕生日を迎えると古希(こき)と称される70歳となり、
家内も12月の誕生日を迎えると65歳となり、介護保険証を受ける身となっている。

私たち夫婦は国内旅行が共通の趣味のひとつであるが、何かと雪舞い降る旅が好きで、
幾たびも冬の時節に旅を重ねてきたが、落葉樹が朱紅色、黄色に染められる錦繍(きんしゅう)の旅路は、
数えるばかりとなっている。
たまたま私は古希(こき)入門、家内は高齢者入門となるので、
ささやかな記念の旅路を漠然と私は思案したりしてきた。
私たち夫婦は海外旅行が苦手なので、やはり家内の好みの源泉のある観光ホテルで、
ゆったりと滞在して、周辺を歩き廻るのが最適かしら、と思ったりしてきた。
この後、私たち夫婦は錦繍(きんしゅう)の時節に、いつの日にか訪れたい源泉の観光ホテルで、
8か所ばかり選択して、やがて3箇所を選定したプランを話し合ったりした。

本日の日中のひととき、私たち夫婦は駅前で買物をした中、
ときおり利用している旅行代理店を訪ねた。
そしてある観光旅館に3連泊、次の観光旅館に1泊、その後の観光旅館に3連泊の旅程を相談したら、
最終の観光旅館だけは3連泊は叶わず、2連泊となった。
こうした中、家内は3連泊は叶わず落胆を深めたりしたが、
『この人生は・・ときには妥協も必要・・』
と私は苦笑しながら、家内に小声で言ったりした。
そして私は、特に最終の観光旅館は、錦繍(きんしゅう)の時節に人気が高く、
30数年前に作家・嵐山光三郎さんが随筆で描かれた為かしら、と微苦笑したりした。
『立秋』が過ぎた今、我が家は秋の予定を少しづつ思案を始め、
果たして、今年の錦繍(きんしゅう)の情景は・・と思い馳せたりしている。
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