先ほど、ネットでニュースを見ようと、バソコンを立ち上げて、私は【YAHOO! JAPAN】を設定しているので、
トップ画面には、トピックスのニュースが表示されている。
こうした中に、『 熱中症の注意点 年代別に解説 』と見出しがあり、
私は高齢者の73歳の身であるが、やはり熱中症は困苦するので、
改めて謙虚に学ぼうと思いながら、記事をクリックしてしまった。
そして『「子どもからお年寄りまで 熱中症の年代別注意点 』と明題された記事と知り、
毎日新聞の医療プレミアが2018年7月1日に配信され、無断であるが転載させて頂く。
《・・子どもからお年寄りまで 熱中症の年代別注意点
関東甲信地方では、観測史上初めて6月中に梅雨が明け、
連日うだるような暑さが続いています。
気温が高くなると、熱中症のリスクも上がります。
熱中症にならないために、どのようなことに気をつけたらいいでしょうか。
救急医療のスペシャリスト、国際医療福祉大学准教授の志賀隆さんに聞きました。
◇熱中症が起こる3要素
夏だから誰でも、熱中症になるというわけではありません。
では、熱中症になりやすいのは、どのようなことがそろった時でしょうか?
1.環境(気温・湿度・風速・日射輻射<ふくしゃ>などが関係)
2.からだ(高齢者、精神や心臓の病気を持つ方、普段の活動度の低い方にリスク)
3.行動(屋外でのスポーツ、運動や労働など)
この三つの要素のバランスによって、起きるものと考えるのがいいでしょう。
それではどのようなときに、熱中症を疑うべきでしょうか?
具体的には、暑い環境にいる、もしくはいた後に、以下のような症状が表れている場合、
熱中症の可能性を考えます。
めまい ▽だるさ ▽頭痛 ▽吐き気・嘔吐(おうと) ▽失神(立ちくらみ) ▽生あくび
▽大量の発汗 ▽強い口渇感 ▽筋肉痛 ▽筋肉の硬直(こむら返り) ▽意識障害 ▽けいれん ▽高体温--など。
暑い環境にいたあとに、これらの症状を呈しており、
なおかつ感染など他の原因疾患が考えられないという場合には、熱中症と診断します。
◇どんなことがリスクになる?
▽若者、中壮年の場合
熱中症は、若年や中壮年の人が体を動かしているときになる「労作時熱中症」と、
高齢者が暑い環境にいることでおきる「非労作時熱中症」に大別されます。
平日にオフィスワークをしているみなさんは、
普段あまり運動をしていないのに、休日の炎暑の日中にスポーツをしたといった時に注意が必要です。
前述の環境、からだ、行動の要素が見事にそろうため、熱中症で調子が悪くなることが多いのです。
こうした労作時熱中症は、「行動」の面から男性に多く起こります。
熱中症が起こりやすい時間帯は、正午ごろと午後3時前後の二つのピークがあるとされています。
スポーツを行う場合は、昼間の時間帯を避け、朝夕など比較的涼しい時間帯にしましょう。
▽高齢者の場合
高齢者の熱中症の多くは「非労作時熱中症」です。
典型的には、気温の上昇とともに、エアコンがない、
またはあっても、つけていない自宅内で重度の熱中症を発症するお年寄りが増えます。
非労作時熱中症とは「運動や仕事など」がなくても、
日常生活の中で、徐々に進行する熱中症です。
そして、労作時熱中症よりも、重症化しやすいという特徴があります。
室内で発症する非労作時熱中症は、高齢の1人暮らしの人に多く、
精神疾患や高血圧、糖尿病、認知症などの持病があると重症化しやすいと報告されています。
認知症患者さんのご家族は、このタイプの熱中症があることを知っておいてください。
▽子どもの場合
子どもの難しいところは、コミュニケーションです。
「調子が悪い」、「普段と違う」ということを大人のように、自ら伝えられないことが多いからです。
そのため、家族や大人が子どもの様子を観察し、「普段と違うのでは?」と気付けることが大切です。
気温が上昇した時に「いつもは元気なのにだるそう」、「頭が痛いといって機嫌が悪い」、
「食欲がなくてだるそう」などのサインを子どもが出していたら、
家族や大人が見つけてあげてください。
なかでも、水分が取れない、歩けないなど状態がより悪い場合には、
医療機関を受診する必要があるでしょう。
◇予防で大切なことは?
熱中症は重症化してしまうと、入院なども必要になるため、
日ごろから予防を徹底することが大切です。
労作時熱中症の特徴は、今まで元気だった健康な人が、
気温の高い外気にさらされることで、短時間のうちに発症するということです。
仕事中の熱中症予防のためにできることをあげます。
●涼しい服装をする
●体調を整える、体調の悪いときに無理しない
●炎天下での行動を避ける、慣れない運動などを控える
●休憩の頻度を増やす
●こまめに水分と電解質(ナトリウムなど)を補給する
●夜しっかりと寝て疲労回復に努める
●飲酒は疲労・脱水の原因となるため控えめに
◇どんな飲みものがいいの?
熱中症の対策の飲み物としては、経口補水液やスポーツドリンクなど、
水分と電解質の補給に適した市販飲料を取ることをおすすめします。
こまめに水分をとって、脱水にならないようにすることを重視してください。
また高齢者は、水分補給の際、塩分が少ない「お茶」を飲む傾向があります。
そのため、水分を取っているつもりでも、熱中症対策に必要な電解質が十分に補えていないことがあるので
ご注意ください。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
私は年金生活の73歳の身であるが、私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭に築後39年を迎える古ぼけた一軒屋に住んでいる。
こうした中、午前中のひととき、殆ど毎日のように
自宅から3キロ範囲にある住宅街、遊歩道、小公園を歩き廻っている。
特に熱い時節には、コンビニなどで冷えた煎茶のペットボトルを買い求めて、
木陰にあるベンチに座り、水分補給を兼ねて休憩することが多い。
こうした理由は、高齢者は熱中症になりやすい、と学んだからである。
私が愛読しているネットの【NIKKEI STYLE】に於いて、
昨年の7月6日に配信された中で、
ケアーズ代表取締役、白十字訪問看護ステーション統括所長の秋山正子さんによる注意事項であった。
《・・高齢者は、体内の水分が少ない。
体内の水分の割合は、赤ん坊が70~80%、成人が約60%に対し、
高齢者は約50%に減ってしまう。
もともと持っている水分が少ないため、
高温・多湿などの環境要因のほか、発汗・下痢などによって、すぐに脱水症状を起こす。
水は生命を保つ上で、酸素の次に重要な物質だ。
栄養素や酸素を運ぶ、老廃物を排せつする、体の様々な機能を維持する、といった役割に加え、
体温を調節する働きもある。
そのため脱水が起こると、熱中症になりやすくなる。
特に認知症の人は、脱水を起こしやすい。
「認知症になると、自律神経の働きが悪くなって、脱水を起こしやすくなることもありますし、
判断力が衰えているため、脱水症状を自覚できません。
お茶の入った湯飲みを持っていても、持っているだけで、まったく飲んでいないこともあります。
周囲の人が注意してあげることが必要です」
さらに高齢者では、エアコンを使わない、防犯のために窓を開けない、
夜間トイレに起きないように水を控える、といった習慣を持っている人も多い。
そのため、室内で熱中症になるリスクが高くなる。・・》
こうしたことを遅ればせながら学び、何かと気弱な私でも、自分の身体は自分で守る、
忠実に過ごしたりしている。
私は年金生活の当初より、平素の買物を家内から依頼された品を求めて、
私は独りで歩いて7分前後にある最寄のスーパー2店か、
或いは最寄駅まで15分前後歩いて、数多くスーパー、専門店で買い求めたりしている。
この後、自宅の付近3キロ範囲にある遊歩道、小公園などを歩いたりしている。
熱い時節になると、ときには扇子を取りだして扇(あお)いだりしているが、
汗がひたたり落ちる・・。
やむなくハンドタオルで顔などを拭いながら、できる限り樹の下にある歩道を歩いているが、
炎天下の道もあるので、高齢者の私でも気合いを入れて、冬の寒さを思い浮かべて、
足早に歩いているのが実情であった。
こうした中でも、32度前後を超えた場合は、やむなく利便性の良い路線バスに乗り、
バスの車内の冷気に甘えて帰宅することもある。
もとより高齢者の私が、熱中症で倒れて救急車、病院に入院するは、
世の中にご迷惑するので、私なりに自己防衛策としている。
そして帰宅後は、洗面所で顔を洗い、エアコンの冷気の中で、衣服を着替えたりしている。
この間、家内は平素の室内の掃除を終えて、
居間のエアコンの冷房を省エネの28度に設定している・・。
やがて居間、玄関の内部、洗面所、トイレ、台所など完全冷房となる。
そして私たち夫婦は、17畳ぐらいの居間で、日中の大半を過ごしている。
こうした中、昼下がりのひととき、私は簡易ベットを敷いて、
横たわりながら本を読んだりし、ときには昼寝をしたりしている。
家内はソファーに座り、本を読んだりし、テレビを視聴したり、
日中のひととき、居間の片隅で夏掛けの布団にくるまり昼寝をしたりしている。
やがて夜の8時過ぎには、2階の寝室に冷房のセットをしたりしている。
このような我が家の夏の陣としているが、もとより熱中症で救急車のお世話になることは避けたく、
冷茶、アイスコーヒー、ときにはペットボトルの麦茶、ウーロン茶を飲んだりして、
私たち夫婦は熱い季節を過ごしたりしている。
こうした生活を残暑が残る秋のお彼岸の頃まで、過ごすが我が家の実態となっている。