夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
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熱中症と勘違い 猛暑で増える肺血栓塞栓症に突然死リスク、高齢者の私は動顛しながら学び・・。

2018-07-21 12:12:48 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読しているネットの【日刊ゲンダイ】を見ている中、
『 熱中症と勘違い  猛暑で増える肺血栓塞栓症に突然死リスク 』と題された見出しを見た。

私は都心の郊外の調布市に住む73歳の年金生活をしている身であり、
過ぎし6月29日に気象庁より梅雨明けと宣言されて以来、
35度前後の熱い日が続き、何かと熱さに苦手な私は戸惑ってきた。

こうした中、何かと気弱な私は熱中症になって、救急車で病院に搬送されて、
気が付いたら病院のベットだった・・こうしたことは困苦するので、
せめて室内で冷房の冷風に甘えたり、水分補修として冷茶、アイスコーヒーなどを飲んだりしている。

しかしながら、今回の《・・肺血栓塞栓症・・》って、どのようなことですか、
と思いながら記事を精読したしまった・・。

この記事は、【日刊ゲンダイ】の中で『ヘルスケア』の掲載されているひとつの記事で、
昨年の2017年7月25日に配信された古い記事であるが、
猛暑が続く今、何よりも自身の身体を守ることが大切であり、無断ながら記事の大半を転載させて頂く。

             

《・・
今年は9月まで全国的に猛暑が続くとの予想が出ている。
熱中症対策に気をつけなければならないが、
もうひとつ、夏に増える「突然死に要注意の病気」も頭に入れておきたい。

「熱中症対策にご注意を」というフレーズを、テレビのニュースなどで聞かない日はない。

「だからでしょうか、この時期、体調不良を感じたら『熱中症だ』とすぐに思い込み、
体を冷やしたり安静にするなど熱中症対策で様子を見がち。
それも大切なのですが、肺血栓塞栓症の可能性も考えてほしいのです」

こう話すのは、池袋大谷クリニックの大谷義夫院長だ。

             

◎全身倦怠感、動悸、冷や汗がサイン


肺血栓塞栓症は「エコノミークラス症候群」の別名でも知られる。
足や下腹部の静脈に血栓(血の塊)ができ、それが肺に飛び、肺の血管を詰まらせる病気だ。


「速やかに肺血栓塞栓症と診断され治療を受けられた場合の死亡率は2~8%。
しかし、診断が受けられなかった場合は、死亡率が高くなり、30%といわれています」


原因は主に3つある。
「静脈の血管が傷ついた」
「静脈の血流が悪くなった」
「先天的、あるいは後天的に、血液が固まりやすい体質」だ。

このうち、夏は2つ目の「静脈の血流が悪くなった」に注意したい。


「夏は熱を放出するため、血管が広がり、血圧が下がって、血流が悪くなる。
加えて、水分補給が十分でなく脱水症状を起こすと、
血栓ができやすくなり、肺血栓塞栓症のリスクが増すのです」


重症例では、突然、失神や心停止を起こす。
しかし軽症、中等症では、呼吸困難、全身倦怠感、不安感、動悸、冷や汗などで、
特有の症状はない。

「なんとなく、具合が悪い」といった訴えもあり、熱中症と間違えやすい。

             

◎普通に歩けていた人が、急に心肺停止


大谷院長が実際に診たケースはこうだった。
50代の男性は、以前から喘息で、同クリニックにかかっていた。

猛暑のある日、「熱中症かもしれないですが・・・」と来院した。

大谷院長は、さまざまな検査に加え、心不全のマーカーとなる物質の値を測定。
すると、やや高めだった。

肺血栓塞栓症か判断に迷う値だったが、念のため、
応急処置もできる近くの東京医科歯科大学病院に連絡を取り、向かってもらった。


「10数分で到着したのですが、それまでは体調は悪いものの自分で歩き話せていた患者さんが、
東京医科歯科大の呼吸器内科の待合室で、心停止に至りました。

幸いなことに病院の中だったので、命は助かりましたが、
数分遅れていたら、難しかったかもしれません」


血液が固まりやすい体質など、肺血栓塞栓症のリスク因子を調べたが、問題なし。
ただ、仕事が忙しく、睡眠不足が続いていたうえ、水分補給をほとんどしていなかった。
それによる脱水症状が、大いに関係していると、主治医も大谷院長もみている。


             

「夏の肺血栓塞栓症の予防は、熱中症と同じく十分な水分補給です。
喉が渇く前にこまめに取る。

そして、いつもと違う不調を感じたら、肺血栓塞栓症も疑ってください。
特に息苦しさをはじめとする呼吸器系の症状があれば、呼吸器内科をすぐ受診するべきです」


血栓ができやすいということは、脳梗塞のリスクが高まることも意味する。
ろれつが回らない、言葉が出なくなる、顔に歪みが出る、
片方の手足に、力が入らない・・・しびれがあるなどの症状があれば、すぐに救急車を。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
             

私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
私は民間会社で35年近く奮戦し、2004年(平成16年)の秋、定年退職となり、

多々の理由で年金生活を始めたが、平素の買物ぐらいと思い立ち、私は自主的に買物の担当となったりした。

そして家内から依頼された品を求めて、私は独りで歩いて7分前後にある最寄のスーパー2店か、
或いは最寄駅まで15分前後歩いて、数多くスーパー、専門店で買い求めたりしている。

最寄駅までは、利便性ある路線バスは頻繁に走行しているが、季節のうつろう情景を眺めたり、
歩くことは何よりの健康の源(みなもと)と信愛している私は、原則として路線バスに頼らず、
ひたすら歩いて往還している買物メール老ボーイとなっている。

こうした中、確か私が65歳になった頃、
男性の多くは、70代となれば体力の衰えを実感して、75歳まではこれまでどおりの自立した生活ができるが、
80歳が見えてくる頃には、介護を必要とするようになり、
やがて80代後半では何らかの介護付き施設に入居する可能性が高くなる、と学んだりしてきた。

こうしたことを学んで以来、私は買物メール老ボーイの責務を終えた後、
帰宅後も私は独りで外出して、
自宅から3キロ以内の周辺にある住宅街、遊歩道、小公園などを
本格的に意識して、歩き廻り、季節のうつろいを享受している。

こうした根底として、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。

 

             
          
こうした中、夏の暑い季節は、陽射しが燦燦と照らす青空の中、歩いたりすると汗ばみ、
ハンドタオルで顔をふいたりし、ときおり扇子を取りだして扇(あお)いだりしているが、
汗がひたたり落り、微苦笑したりしている。
          
やむなくハンドタオルで顔などを拭いながら、できる限り樹の下にある歩道を歩いているが、
炎天下の道もあるので、高齢者の私でも、人生は気合いだ、と自身を叱咤激励をしたり、
或いは冬の寒さを思い浮かべて、 足早に歩いているのが実情である。


やがて休憩ねぇ、と思いながら、小公園に寄り、幾重か大きな樹の下にあるベンチに座り、

コンビニで買い求めたペットボドルの煎茶を飲み、水分補給をしたりしている。

             

こうした根底には、高齢者は、脱水を起こしやすい要素をいくつも持っていて、
放置すると、寝たきりや認知症を招く結果になりかねない、と学んだりしてきた。

そして高齢者は脱水を起こしやすい理由として、
●筋肉量の低下
●喉の渇きを自覚しづらい
●腎機能の低下
●食事量の減少
●利尿作用のある薬の服用
●認知症で暑さが平気に
●認知症で自律神経の働きが低下・・・

このようなことを私は学び、震撼させられたりしてきて、
脱水にならないことは、やはり喉の渇きを感じる前に、こまめに水分補給は大切だ、
と思いながら実施してきた


そして私は、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
32度前後を超えた熱い時の場合は、やむなく利便性の良い路線バスに乗り、
バスの車内の冷気に甘えて、帰宅している。

そして平素の散策も少しばかり歩く程度となり、ときには熱中症で倒れたら困苦するので、
散策も中止して、我が家の部屋の中で、エアコンの冷風を受けたりして、冷気の中で、
本を読んだりしている。

こうしたことが出来るのは、年金生活の特権のひとつだ、と甘享したりしている。

             

今回、《・・肺血栓塞栓症に突然死リスク・・》私は動顛しながら学んだりし、
《・・夏の肺血栓塞栓症の予防は、熱中症と同じく十分な水分補給です・・》と教示されたりした。

そして何かと単細胞の私は、たとえオシッコが近くになっても、冷茶、アイスコーヒー、
ときにはペットボトルの麦茶、ウーロン茶を飲んだりして、初秋を迎えよう、と思い深めたりしている。

コメント
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