夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

認知症予防に「ソーシャル・ウォーキング」、遅ればせながら初めて私は学び、やがて微笑みを重ねて・・。

2018-07-04 08:20:20 | ささやかな古稀からの思い
昨夜、ときおり愛読している小学館の教養雑誌『サライ』の公式サイト【サライ.jp】を見たりした中、
『 最適な歩幅は65センチ!
        認知症予防に「ソーシャル・ウォーキング」のススメ 』と明記された見出しを見た。

私は65歳の8年前の頃から、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
殆ど毎日、自宅の3キロ範囲にある遊歩道、公園、或いは住宅街を歩いたりしている。

そして、最適な歩幅は65センチ!・・私は戸惑いながら、
或いは「ソーシャル・ウォーキング」って、どのようなことなの・・と思いながら記事を精読した・・。

この記事は、沢木文さんが取材され、まとめ上げられた寄稿文であり、
サライ.jp】に2018年6月6日に配信され、無断であるが転載させて頂く。

                 

《・・認知症にまつわる研究が進み、生活習慣と認知症との関連性も注目されているなか、
身近な認知症予防策として取り入れたいのが「ソーシャル・ウォーキング」だ。


これは、東京都健康長寿医療センター研究所の社会参加と地域保健研究チーム研究部長であり、
医学博士の藤原佳典先生と衛生用品大手ユニ・チャームが提唱しており、
経済産業省のモデル事業としても紹介されている。

内容は「社会参加」と「歩くこと」で、脳を元気にするというものだ。


「認知症の原因となる病気の45%が、アルツハイマー病です。
その他には、血管性認知症、混合型認知症などがありますが、
これらの研究が進み、ある程度は予防できると考えられています」(藤原先生)


その予防方法として大切なのは、生理的予防法と認知的予防法の2つのアプローチだ。

「まず、“生理的予防法”は、ウォーキングなどの有酸素運動を心がけ、
野菜や魚、赤ワインなどを適度に摂取すること。

細胞の新陳代謝を活性化するライフスタイルは知られており、
多くの人ができているのではないかと感じています。


                 

そして、重要なのにあまり知られていないのは、“認知的予防法”です。

これは、友人や知人と会話して、神経のネットワークを強化することを指します。
家族や友人と交流が活発な人は、そうでない人に比べると、認知症リスクに8倍もの差があります。

まずは家族との会話をし、できれば家族外の人とも積極的にコミュニケーションをとっていただきたいのです」(藤原先生)


藤原先生は、新しい人と知り合い、会話することが、認知症予防に有効だと続ける。

「生活習慣や文化を共有している人との会話より、
新しい人との会話は、返事の仕方、敬語の使い分け、相手にわかりやすく話すなど、頭を使います。

これに、有酸素運動などで、歩くことが加わると、血の巡りがよくなって、
認知症予防に絶大な効果を発揮します」(藤原先生)

                 

また、藤原先生は、“歩幅”もまた重要だという。
漫然と歩いていては、ダメなのだ。


「認知症の人の歩き方を見ていると、小股でちょこちょこ歩いている人が多いです。
ポイントは65センチメートル。
横断歩道の線と線の間くらいが、目安だと思ってください。

悠々と白線がまたぎこせるなら大丈夫。
歩幅は広い方がいいことは、私たちの調査でもわかっています」


つまり、誰かと会話しながら、大股で歩くことが、認知症予防には大切。
それを両立するのが「ソーシャル・ウォーキング」なのだ。


「大股で歩く時に、尿もれや便もれが心配だという人も多いです。
私は、そういう方には専用のパッドをおすすめしています。
吸水性はもちろん、におい対策ができているものも多いので、積極的に活用してください」(藤原先生)


「ソーシャル・ウォーキング」は、イベントなども各地で行われているが、参加せずともできるという。

「例えば、歩きながら、近所の人や、顔見知りになった人に、あいさつするのもいいですし、
顔なじみになったコンビニの店員さんなどに、“こんにちは”など言うところから、始めてはいかがでしょうか。

ペットを連れている人に、“かわいいですね”と話しかけるのもいいです。
古地図など見ながら歴史の道を歩いたり、ボランティアに参加するなどもいいでしょう」


                 

ポイントは、楽しく行うことだ。

「1日15~30分、週に2~3回、広めの歩幅を意識し歩き、
その間にさまざまな交流を心がけることが大切です。
認知症予防には、人と楽しく関わることが重要です」(藤原先生)

今からできる認知症対策。
まずは65センチメートルの歩幅を心がけ、近所の人にあいさつをするところから、
始めてみては、いかがだろうか。・・》


注)記事の原文をあえて改行を多くした。
                          

私は東京の調布市に住む年金生活の73歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒屋に住み、年金生活は早や14年目となっている。

私は
民間会社で35年近く奮戦し、2004年(平成16年)の秋、定年退職となり、
多々の理由で年金生活を始めた時、せめて平素の買物ぐらいと思い立ち、
私は自主的に買物の担当となったりした。


そして家内から依頼された品を求めて、私は独りで歩いて7分前後にある最寄のスーパー2店か、
或いは最寄駅まで15分前後歩いて、数多くスーパー、専門店で買い求めたりしている。

最寄駅までは、利便性ある路線バスは頻繁に走行しているが、季節のうつろう情景を眺めたり、
歩くことは何よりの健康の源(みなもと)と信愛している私は、原則として路線バスに頼らず、
ひたすら歩いて往還している買物メール老ボーイとなっている。

                 

こうした中、確か私が65歳になった頃、
男性の多くは、70代となれば体力の衰えを実感して、75歳まではこれまでどおりの自立した生活ができるが、
80歳が見えてくる頃には、介護を必要とするようになり、
やがて80代後半では何らかの介護付き施設に入居する可能性が高くなる、と学んだりしてきた。

こうしたことを学んで以来、私は買物メール老ボーイの責務を終えた後、
帰宅後も私は独りで外出して、
自宅から3キロ以内の周辺にある遊歩道、小公園などを
本格的に意識して、歩き廻り、季節のうつろいを享受している。

こうした根底として、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。

             

ここ一週間の私の容姿は、制服のように愛用している半袖のスポーツシャツ、
長ズボン、そして夏の帽子を深くかぶり、サングラスを掛け、ウォーキング・シューズで足元を固めている。

そして紳士バックを園児に真似て、斜め掛けして、颯爽と歩いたりしていることが多いが、
大半はデジカメをネクタイのように首から掛けて、歩いている中で瞬時に魅了された情景を、
一期一会ねぇ、と思いながら撮ったりしている。

            

こうした中、私は亡き母の遺伝を素直に受け継いで、恥ずかしながら男の癖におしゃべりで、
平素は何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。

そして私は、遊歩道、公園などを散策している中、情景にみせられてデジカメで撮ったり、
或いは休息にベンチで座ったりしていると、見知らぬ男性とか女性グループの御方たちと、
話しかけられたり、或いは話しかけたりして、談笑し、殆ど毎日過ごしている。

今回の記事を読み終えた後、私は微笑みを重ねてしまった・・。
私は殆ど毎日歩いたり、見知らぬ男性とか女性グループの御方たちと、違和感なく明るく談笑している。

            

しかしながら、《・・誰かと会話しながら、大股で歩くことが、認知症予防には大切。
それを両立するのが「ソーシャル・ウォーキング」・・》と私は初めて学んだりした。

私はお互いに立ち止まったり、或いはベンチに腰を下ろした中で、
殆ど談笑し、
ときおり大股で颯爽と歩くが、たぶん歩幅は50センチ程度と思われる。

 
このような私の実態であるので、「ソーシャル・ウォーキング」から少し遠いかしら、
と微苦笑したりした。

しかしながら私は、「ソーシャル・ウォーキング」の提唱する《・・1日15~30分、週に2~3回・・》より、
歩く時間も長いし、殆ど毎日のように歩いているので、これもひとつの私なりの「ソーシャル・ウォーキング」だ、
と微笑みを重ねたりしている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする