先程、ヤフージャパンが配信しているニュースの中で、
『 脳の健康によい5つの「ブレインフード」
ハーバード大で栄養学を学んだ医師が注目 』、
と題された見出しを見たりした。

こうした中、ときおり無念ながら、物忘れもあり、自身を叱咤激励をする為に、
人生は気合いだ、と心の中で呟(つぶや)く時もある。
このような深情を秘めている私は、
今回の《・・脳の健康によい5つの「ブレインフード」 ・・》って、
「ブレインフード」 自体・・どのようなことなの・・と思いながら、記事を読んでしまった。
《・・ 脳によい食べ物は、「ブレインフード」と呼ばれ、注目を集めている。
脳の働きをよくするだけでなく、健康を維持するために、必要な食品でもある。
ハーバード大で栄養学を学んだ医師・満尾正氏に、
積極的に摂取したい5つのブレインフードを選んでもらった。
朝日新書『ハーバードが教える 最高の長寿食』から一部を抜粋、再編集して解説する。
【表】魚が脳に良い理由はこちら
■脳の健康によいブレインフード
巷では、脳によい食材を「ブレインフード」と呼んで、摂取がすすめられています。
脳を活性化する、脳の抗酸化や血流改善など謳い文句はさまざまですが、
ここでは私が注目するブレインフードの栄養成分についてまとめておきましょう。
ただし、これらの食品単体を食べるだけでは、効果はあまり発揮されません。
脳の健康を維持するには、これ以外に亜鉛、マグネシウムなどのミネラルが不可欠ですし、
さまざまな栄養素が、チームではたらくことが重要であることをお忘れなく。
■ブレインフード(1)魚
魚の脂は、オメガ3脂肪酸のEPA・DHAを豊富に含んでいます。
オメガ3脂肪酸は、脳の炎症を防ぎ、脳機能を改善させる働きがあります。
最低でも週に1回魚を食べる人は、アルツハイマー病になるリスクが低いという報告もあります。
わずか週1回でも、脳細胞の変化を防ぐことができるとすれば、積極的に魚を摂取しない手はないでしょう。
■ブレインフード(2)ココナッツオイル
ココナッツオイルの主成分は、中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglyceride)です。
中鎖脂肪酸は、他の脂肪酸と代謝経路が異なり、腸管からすぐに血液中に吸収され、
肝臓で代謝されて「ケトン体」に変化するため、
脳に運ばれて神経細胞のエネルギーになりやすい脂肪酸です。
このような中鎖脂肪酸の特殊性を2011年に報告し、
世界中の注目を浴びたのが、米国のある小児科医です。
自身の伴侶が、53歳でアルツハイマー病と診断されたため、
民間療法の情報から、ココナッツオイルを食事に加えたところ、
症状が改善され、日常生活の質も大きく改善したと述べています。
ケトン体が、認知症の症状を改善するという報告は、栄養医学界にとっては大きな衝撃でした。
近年は認知症以外にパーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、多発性硬化症(MS)
といった難治性の脳神経疾患に対して、ココナッツオイルが有効に作用するという報告も増えつつあります。
ココナッツオイルは、生活習慣病予防のためにも、積極的に摂取したい食品の一つです。
■ブレインフード(3)大豆、卵黄、レバー
豆腐、納豆などの大豆製品には、「レシチン」という脂質の一種が多く含まれています。
このレシチンの構成成分の一つが、「コリン」です。
卵黄や動物の肝臓にも、コリンが多く含まれます。
コリンという栄養素は、神経伝達物質であるアセチルコリンの原料にもなるため、
「記憶力の栄養素」とも言われ、脳神経の働きを円滑にしてくれます。
あまり聞きなれないかもしれませんが、脂肪代謝や神経細胞の働きなどに欠かすことのできないものです。
細胞膜を作る構成成分でもあります。
その働きがビタミンBと似ているため、ビタミンB4と呼ばれることもあります。
昔から豆を食べると、脳の働きをよくすると言われているのは、
豆に含まれるコリンを補充することのメリットを経験的に知っていたからかもしれません。
■ブレインフード(4)緑茶
緑茶には「カテキン」と呼ばれるポリフェノールが、豊富に含まれています。
緑茶の摂取量と認知症の発症率との関係を調べた研究によると、
緑茶を1日に1杯も飲まない群と比較して、
3~4杯の緑茶を飲む群では16%、5杯以上飲む群では24%、
認知症患者が少ないことがわかりました。
紅茶やウーロン茶では、同じ効果が見られなかったため、
この効果は、緑茶に多く含まれるカテキンの一種、
エピガロカテキンガレート(EGCG)によるものではないかと考えられています。
また、緑茶に含まれる「テアニン」というアミノ酸の一種には、
鎮静作用のある「ギャバ(GABA)」を増やすという重要な働きもあります。
緑茶の効用として、認知症予防以外にも、抗酸化作用、動脈硬化予防、
免疫力増強、がん予防などさまざまな作用が注目されています。
健康維持のためにも、緑茶をゆっくり味わう日本文化を残していきたいものです。
■ブレインフード(5)高カカオチョコレート
カカオ含有率70%以上の高カカオチョコレートには、抗炎症作用があることが確かめられています。
原料となるカカオに含まれる「テオブロミン」という成分や
カカオポリフェノールが血管に作用するのではないかと考えられています。
カカオポリフェノールを摂取すると、脳血流量が上昇することがわかっており、
高カカオチョコレート摂取後に、血液中の「BDNF(Brain Derived Neurotrophic Factor=脳由来神経栄養因子)」
(神経細胞の発生や成長、再生を促進させる成分)が増加する可能性があることも指摘されています。
確かなことは、今後の研究結果を待たなければなりませんが、
加齢によって減少する傾向があるBDNFが増加するということは、
認知機能の低下に、何らかのよい作用をもたらす可能性があるかもしれません。
ただし、高カカオチョコレートは、製品によってはトランス脂肪酸を含み、
糖質の摂り過ぎにもつながりますから、大量に摂ることは、
かえって健康を害する可能性もあります。
食べ過ぎないように注意しましょう。
●満尾 正(みつお・ただし) 満尾クリニック院長・医学博士。
日本キレーション協会代表。米国先端医療学会理事。日本抗加齢医学会評議員。 ・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。
今回、満尾 正・医学博士より、《・・脳の健康によい5つの「ブレインフード」・・》学び、
多々教示させられたりした。
(1)魚に関しては、私は幼年期まで農家の児として、育てられた為か、
青魚などは苦手であるので、せめて代用としてサバの味噌味の缶詰を殆ど毎朝、
愛食している。
(2)ココナッツオイル に関しては、
家内より、ココナッツの大きな種子内部から抽出精製されいるのょ、私は教えられても、
想像がつかないので、苦笑している。
(3)大豆、卵黄、レバー に関しては、私は大好きで愛食している。
納豆は朝食、
(4)緑茶 に関しては、平素はお寿司屋さんから頂いた大きな湯呑茶碗、
ふたつ淹れて、お盆に乗せて、居間に於いて、朝昼夜・・愛飲している。
(5)高カカオチョコレート に関しては、家内の好物であり、
平素の我が家の買物先任者の私は、明治製菓のチョコレート効果『Cacao72%』
何かしら標準45枚入りの特用袋を私は選定し、
こうした中で、私は三日で2枚前後、家内より手渡しで食べたりしている。
このように私は実態を発露したが、
もしかしたら認知症に無縁で、いつの日にかあの世に旅立てるかしら、と微笑んだりしている。