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この医院長は、私が定年退職後に、眼が赤目となり、近くの眼科医院で治療を受ける中で、
内科医院で精密検査を受けて下さい、と診断されたりした。
そして以前、私は風邪をひいて我が家より最寄りの内科専門病院に行き、
信頼できる医院長にめぐり逢えたりした・・。
こうした関連で、大学の総合病院を紹介して頂き、人間ドックのような精密検査を受診して、
年齢相当の健康体と判断されて、私は安堵をしたりしてきた・・。
このような私にとっては、信頼を増した医院長である。
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こうした中、私は最寄の内科に、
8週間毎に定期検査日、そしてこの間に検査結果日と健診を受けて、
この時、医院長より指針とされたことは、
糖尿病の指標となる血液検査項目のHbA1cに於いて、
糖尿病の境界値である6・5%を切れば、糖尿病予備軍となります、
このようなことを言われたりした。
と言われる時もある。
こうした中で、血圧に関しては、ここ3年の健康診断で、
収縮期124前後、拡張期70前後と安定しているが、
今回、高齢者の血圧にも記載されているらしく、学びたく記事を読んでしまった。
《・・中高年になってよく出てくる健康問題である高血圧。
健康診断で気になるスコアが出た場合、早めに受診するのは大切なことだが、
薬だけに頼るのではなく、食生活を見直すことで改善されることもある。
健康診断の読み方と数値別・食養生について、
アンチエイジングクリニックを開院した医師・満尾正氏の新著『ハーバードが教える 最高の長寿食』(朝日新書)から
一部を抜粋、再編集して解説する。
☆血圧が高い人
中高年になると、多くの人が高血圧気味になり、
健康診断の判定によっては、血圧を下げる薬を処方される人も少なくありません。
確かに、高血圧はさまざまな病気を引き起こす要因になります。
日本では、高血圧から、つながる脳出血が死因の多くを占め、対策が重要であった時代もありました。
もちろん、上の血圧(収縮期血圧)が180mmHgを超えるような高血圧であれば、要注意です。
ただし、降圧薬などで必要以上に血圧を下げ過ぎれば、
脳の血流が低下してしまい、違う問題も生じてきます。
近年は、脳の血管が破れる脳出血が減少する一方で、脳の血管が詰まる脳梗塞が増えていますが、
これには降圧薬によって、血圧を抑えていることも、少なからず影響しているのではないかと考えています。
また、特に高齢者の場合に顕著なのですが、
血圧が低くて脳の血流を保てないと、ふらつきが起こったり、
ちょっとした拍子に、倒れて転倒から骨折といった事故につながりかねません。
「夕食後、アルコールを飲んで、降圧薬も服用した後に入浴」という条件が揃うと、
血管が過度に拡張し、血圧が急激に下がって意識を失ってしまい、
入浴事故につながるケースが少なくありません。
特に気をつけていただきたいと思います。
では、そもそも血圧は、どれくらいの値を目安にすればいいのでしょうか。
これには基準がいくつかあります。
アメリカの心臓病学会の基準(2017年)は、
「収縮期血圧130mmHg、拡張期血圧80mmHg」です。
日本高血圧学会の診断基準(2019年)では、
診察室での「収縮期血圧140mmHgまたは拡張期血圧90mmHg」以上の場合を高血圧とし、
自宅で測る家庭血圧は、少し低く「収縮期血圧135mmHg、拡張期血圧85mmHg」としています。
私は、大まかに言って、
上の血圧が「年齢+90」以下であれば、問題ないと考えています。
高齢になればある程度、全身の動脈硬化が進みますから、
脳の血流を保つためには「少し高め」の血圧が必要なのです。
特に糖尿病の人は、動脈硬化が進んでいるため、
上の血圧を140mmHg以下に下げるべきではないと言われています。
健康診断の判定基準に、単純に当てはめるのではなく、
健康で長生きするためには「全身の健康状態」を俯瞰して、
考える必要があることを忘れないでください。
一般的に、高血圧の予防のためには、
食事での塩分(ナトリウム)摂取量の制限がすすめられています。
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」の目標量では、
成人男性で7.5g未満、成人女性で6.5g未満とされています。
また、日本高血圧学会は減塩目標を1日6g未満にすることを強く推奨しています。
しかし、「国民健康・栄養調査」(令和元年)によると、
日本人の1日の平均塩分摂取量は約10gと非常に多くなっているのが現状です。
和食は、醤油や味噌など塩分の多い調味料が日常的に使われているため、
どうしても塩分摂取量が多くなりがちなのが、唯一の難点と言えそうです。
こうした和食の調味料にはメリットも多いのですが、
塩分を控えるには、酢やレモンなどの柑橘類で調味したり、
出汁をたっぷり使って、旨みを増やすことで、調味料を加減したりする工夫も必要です。
ただし、塩分制限で血圧が下がる人は続ければ良いのですが、
塩分の主成分であるナトリウムには、反応する人と反応しない人がいることがわかっていて、
塩分制限をしても、血圧が下がらない人もいます。
特に高齢者の場合、加齢に伴い「アルドステロン」というホルモンの分泌量が減少すると、
体内の塩分を維持する力も低下するため、塩分制限も過剰にしすぎないように注意が必要です。
ナトリウムが不足して、低ナトリウム血症(血中のナトリウム濃度が低くなる)になり、
逆に体調が悪くなることもあるので、全員が塩分制限をすればよいというわけではありません。
塩分を制限されている方は、年に1回は血液中の塩分濃度の指標である、
ナトリウムと塩素の濃度を確認することをおすすめします。
塩分の摂り方もバランスを考えながら、工夫していくことが大切です。
動物性脂肪と塩分を一緒に摂ると血圧を上げ、動脈硬化を進めます。
一方、魚の脂と大豆のたんぱく質は、
血管を守る力があることが、疫学研究からも明らかになっています。
こうしたことからも、魚・大豆を中心に、
肉は控えめにといったバランスを考えて、摂ることの大切さがわかります。
同時にカリウムが、豊富な野菜をたくさん摂れば、
ナトリウムとバランスがとれて、体の機能が正常に働きやすくなります。
また、味覚が鈍化していると、塩分の摂取量も多くなりがちですから、
味覚を正常化し、繊細な違いを味わう感覚を保つよう心がけましょう。
味覚を正常化するのに必要な栄養素は、亜鉛です。
亜鉛は、牡蠣やシジミなどの貝類、カニ、うなぎ、チーズ、卵などから補給できます。