夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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【ご用心】フィッシング詐欺メールの見抜き方5つ、79歳の私は学び、多々学び・・。

2024-01-23 15:02:42 | 喜寿の頃からの思い

先程、ときおり愛読している【マネーの達人】の『ライフ』の記事を見ている中で、
『 【ご用心】フィッシング詐欺メールの見抜き方5つ 

    本物そっくりな実際の詐欺メール画像と実物比較もお見せします  』、
と題された見出しを見たりした。

 

こうした中で、

 

【ご用心】フィッシング詐欺メールの見抜き方5つ 本物そっくりな実際の詐欺メール画像と実物比較もお見せします | マネーの達人

【ご用心】フィッシング詐欺メールの見抜き方5つ 本物そっくりな実際の詐欺メール画像と実物比較もお見せします | マネーの達人

フィッシング詐欺とは、企業を装いメールやSMSなどを送りつけ、カード番号やアカウントIDなどをだまし取る犯罪です。

マネーの達人

 

フィッシング詐欺とは、企業を装いメールやSMSなどを送りつけ、
カード番号やアカウントIDなどを、だまし取る犯罪です。

2022年のクレジットカード不正利用総額は、過去最悪の436億円に達しており、
背景にはフィッシング詐欺があると言われています。

クレジットカードやネット通販を利用している人は、十分に注意が必要です。

今回は実際に届いたフィッシング詐欺メールを紹介し、本物との違い、詐欺の見抜き方を解説します。

参照:一般社団法人 日本クレジット協会「日本のクレジット統計 2022年版(pdf)

フィッシング詐欺メールは実物そっくりで本当に怖いです

フィッシング詐欺メールには、以下の5つの特徴があります。

1. 迷惑メールボックスに分類された

迷惑メールボックスに分類されたメールは、フィッシング詐欺であることを疑ってみましょう。

迷惑ではないメールが分類される場合もたまにありますが、多くの場合詐欺メールです。

本物か偽物かわからないときは、メール内のURLをクリックせず
カード会社のマイページや電話で問い合わせるようにしてください。



2. 日本語がおかしい

フィッシング詐欺メールは、書かれている内容の日本語がおかしい場合があります。

著者のもとに届いた詐欺メールの例を紹介します。

スクリーンショットを取る前に迷惑メールフォルダから消えてしまったため、
画像をお見せできないことをお許しください。

申し訳ございませんが、お知らせいたします、
システムは、お客様のアカウントで異常が検出された可能性があり、
この異常状態が解消されない場合、48時間後にアカウントの利用が一時停止される可能性があります。

 

上記は、三井住友カードを名乗る送信元から届いたメールです。

出だしに「申し訳ございませんが、お知らせいたします」と書かれていますが、
日常的に日本語を使って生活している人なら、このような言い回しはしません。

通常1文の中に句読点が5つ入ることはなく、
大手カード会社からのメールで、このような文章は、なおさらおかしいと判断できます。


3. 利用したカード名・詳細内容が書かれていない

クレジットカードの不正利用対策として、
クレジット決済するとすぐにメールでお知らせする「利用通知メール」があります。

本物か疑わしい利用通知メールが届いた場合、
利用したカード名・詳細内容がしっかり書かれているか確認してください。

以下の画像は、著者に届いた偽物の三井住友カードの利用通知メールです。

【以下、偽物】

三井住友カードの「偽物」ご利用通知(執筆者提供画像)

 

このメールは一見しただけでは不審なところはなく、
著者も一瞬本物かと間違えそうになりました。

本当に三井住友カード ゴールド(NL)を使って、
ファミリーマートで買い物した場合の利用通知メールは以下になります。

【以下、本物】

本物の利用通知(執筆者画像提供)

本物と偽物を比べると、本物は利用した時間帯やカードの正式名がしっかりと記載されています。

ファミリーマートは店舗数も多く、よく利用する人ならだまされてしまうかもしれません。

身に覚えがない利用通知が届いたら、カード会社に問い合わせをおすすめします。


4. メールの送信元アドレスが実物と異なる

詐欺メールは、送信元アドレスが実物と異なります。

以下は著者に届いた、Amazonを装った詐欺メールです。

【以下、偽物】

送信元のドメインがおかしい(執筆者画像提供)

この詐欺メールは、プライム年会費がクレジットカードで支払えないと騙して、
AmazonのアカウントIDを抜き取るものです。

画像上部の赤枠で囲った送信元アドレスに、
「Amazon」と入っていない点に注目してください。

この場合の正しい送信元アドレスは、以下になります。

【prime@amazon.co.jp】

 

「@」より右側に「Amazon」と書かれていなければ、偽物なので注意してください。

ちなみに偶然なのですが、私がうっかりしてプライム年会費支払い用のクレジットカードを登録し忘れ、
本当に支払えなかった時のメールは以下になります。

【以下、本物】

本物には利用者の名前が書かれている(執筆者画像提供)

本物は私の名前が書かれており、
丁寧な日本語で会員情報の更新手続き方法が提示されています。

送信元はもちろん「prime@amazon.co.jp」です。

偽物と本物のクレカ登録催促メールが両方届くのは、レアケースだと思うので、ぜひ参考にしてください。


5. リンク先が実際のサイトと異なる

詐欺メールは表示されているURLやボタンのリンク先が、
実際のサイトと異なります。

クリックすると、本物そっくりに作られた偽サイトに誘導され、
クレジットカード番号やアカウントIDを抜き取られます。

クリックする前に、偽サイトかどうか見分ける方法は、以下のとおりです。

  • 【パソコンの場合】URL・ボタンにマウスのカーソルを乗せる(※絶対クリックしないように注意)

  • 【スマホの場合】URL・ボタンを長押しする(※絶対短くタップしないように注意)

パソコンの場合URL・ボタンにマウスのカーソルを乗せると、
画面の左下辺りにリンク先のURLが表示されます。

スマホの場合URL・ボタンを長押しすると、リンク先のURLが出てきます。

先ほどのAmazonを装う詐欺メールで試したところ、
「ログイン」ボタンにカーソルを乗せると、画面左下に以下のURLが表示されました。

絶対にクリックしないようにそっとカーソルを合わせると

【画面左下のURL】

URLが絶対におかしい

Amazon公式サイト「https://www.amazon.co.jp/」とは全く異なるサイトであることがわかります。

ひと工夫で偽物は簡単に見抜けるので、クリックする前に送信先を確認しましょう。



☆フィッシング詐欺メールが来たら通報しよう

フィッシング詐欺メールが届いたら、警視庁や専門の機関に通報がおすすめです。

携帯会社やカード会社では、自社の詐欺メールが届いたら提供を呼びかけている場合もあります。

通報が難しい人は削除するか、触らずに放置しても問題はありません。

本物か疑わしいメールが届いたら、慌ててクリックせず落ち着いて対処しましょう。

執筆者: 西本 衣里・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行など多くした。


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