夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『よく仕事が出来たわねぇ・・』・・♪

2006-12-27 11:28:00 | 定年後の思い
私は定年退職後の三年生の身であるが、日常の買い物などを担当している。

家内からスーパー・マーケットのチラシに赤丸の印(しるし)を付けたのを最低限とし、
後は私の自由裁量として追加となっている。

私が買い物して帰宅後、家内に頼まれた洗剤を手渡すと、
『あら、違うわ・・
ライオンのトップでも《部屋干し》をお願いしたはずょ・・』
と家内は言った。

『違った・・!?』
と私は言った。

『違っています・・うちはずっと《部屋干しトップ》なの・・
貴方・・よく仕事ができたわねぇ・・』
と家内は追い討ちをかけてきた。

『じゃ・・取り替えてくるよ・・』
と私は言った。

この時は特売商品なので、五つばかり購入していた。
ひとつ1.1Kg重さがあったが、私はスーパーに行ったりした。

こうした失敗も、ときおり買い物の時あったりしている。


過日、温泉滞在の旅行した時、
帰路のバスをホテルのロービーで待機していた。

家内が私達と同年輩のご夫婦と思われる方達と話していた。

私は遠くで喫煙場で煙草を吸い終えると、家内達の所に戻った。

『奥様から聞いたのですが・・貴方様とうちの主人・・一歳違いで・・
うちの主人、ひとつ上です・・
奥様は私と・・おない歳ですょ・・』
と家内の向かい合わせの奥さんは言った。

『似ておりますねぇ・・』
と私は明るく言った。

このように社交辞令の会話をお互いに楽しんだりしていた。

私は日常の生活の話しをして、買い物の失敗談をしたりした。

『えぇ!!・・私も主人に言うの・・
貴方・・現役の時・・よく仕事が出来たわねぇ・・
家事を少しお願いした時・・思いがけない状況の時・・』
と奥さんは微笑みながら言った。

『男は・・現役の時・・給料を貰っているので・・
業務に対しては・・緊張感が違いますので・・』
と私も笑いながら言った。

『そうよねぇ・・』
と奥さんは笑いころげた。

私は、おしゃべりなので、そのご夫婦と仲良くなった。
ただ、ご主人は照れくさそうに苦笑していた・・。




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茜雲(あかねぐも)に迎えられて・・♪

2006-12-27 07:40:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、6時は薄暗く、新聞を読んだりした。
6時半過ぎに日の出の時を迎えるので、戸を開けはじめた。

前方に見える空は、澄み切った青空一色となって折、
所々にぽっかりと雲が浮かび朱色に染められ朝焼けとなっていたので、
しばらく見惚(みと)れていた・・。

昨日は雨と風の寒い日となったので、急速に回復した模様である。

落葉樹の枝は雨粒を湛(たた)えて、
常緑樹の葉は大雨で洗い流され小奇麗となっている。

日中は18度前後の快晴になると予測されているので、
この時節としては異例な暖かい日を迎える。




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年の瀬の大雨、そして風・・♪

2006-12-26 18:17:00 | 定年後の思い
東京の郊外は昨夜の夜半より雨が降り、朝方小雨となったが、
10時過ぎから本降りとなり、風が伴なって来た・・。

玄関庭にあるもみじの残り少なくなった朱色の葉が落ち、
吹き寄せのように玄関の横に押し寄せられている。

これからの夜に大雨と予想されている折、勤務などつかれ帰宅するお方達はお気の毒である。

昨年の師走から今年の1月に雨が少なく乾季の時節より、
私なりに雨による多少の潤(うるお)いが必要と思っているが、
太平洋沿岸では豪雨と強風の所もあるので、複雑な思いで夜空を見つめている。

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年賀状を創り終えて・・♪

2006-12-26 14:23:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、小雨から本降りのあめとなっている。

主庭の黒土の所々に雨がたまりほど降っている。

こんな情景を見ながら、年賀状を創りだした。
私は通常の新年の挨拶などは個性がないので、私の近況を綴ってている。

特に退職されたお方達には、どのような身辺の生活を過ごされて折、
そして何を生きがいとして日常を送られているのか、お互いに知りたいので、綴っているが、
こうした状況を手短に書き込んだりした。

最小限の50枚にしたが、投函しない方で新年の三が日に来信した場合は、
今後のこともあるので、返信するかは少しためらいがある。

私は出来うる限り儀礼的なことは、退職後の三年生の身であるので、
避けたいのが私なりの信条である。


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潤(うるお)いのある雨・・♪

2006-12-26 08:58:00 | 定年後の思い
雨脚の音で早朝4時に目覚めた・・。

東京の郊外は、この数日乾気となって折、居間はガス・ファンヒーターで暖房しているので、
尚一層乾ききった空気となっている。

ときおり、外気を入れて換気しているが、乾いた外気には変らない。

夕方、少し咳き込んできたので、年末年始を迎えて折、大事をとり風邪薬を飲み、
5時半に布団にもぐり込んだ。

一昨日、駅前の本屋で買い求めた出井伸之・著『迷いと決断~ソニーと格闘した10年の記録~』、
そして梅田望夫・平野啓一郎の討論『ウェブ人間論』を持ち込んだりした。
いずれも新潮新書から発刊されたものである。

こうした風邪気味の時は、手軽に読める本が最適なので、『迷いと決断』を読みはじめてしまい、
結局は最後まで読み終えて寝付いた。

早朝、雨脚の音を聴きながら、『ウェブ人間論』を読みはじめて、
7時過ぎに起きだした・・。

小降りの雨が降って折、樹木は洗われ、黒土がしっとりとしている。

東京の郊外では、日中は雨となり、夜になると強雨、と天気予報は報じている。

勤務などでお出かけのお方には、お気の毒な雨であるが、
私に取っては潤いのある一日となる。


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我家のおせち料理・・♪

2006-12-25 16:04:00 | 定年後の思い
日中、スーパー・マーケットに買い物に三軒ばかり行ってきたが、
私の住む近くの所では『おせち料理』は、27日(水)から販売すると掲示されていた。

我家では、私が実家の近くに家建てて、私の母が亡くなるまでは、
家内が栗、黒豆、かぶ、片口いわし等の素材を吟味し、1週間程度選定した上で料理をしていた。

数の子、昆布巻き、伊達巻、蒲鉾なども数軒廻って購入し、
大晦日の昼過ぎに完了して、重箱に詰めた御節料理を家内から手渡され、
私が母の所に届けていた。

母の所で私は数時間おしゃべりをした後、帰宅すると家内の両親が来宅した折、
大晦日の恒例のお年取りをして新年を共に迎え、
1泊2日前後で帰られたりした。

このようなことを20年間続けてきた。

私の母が亡くなった後は、喪中を機会に、
その後の6年は家内と年末年始に国内旅行に行ったりした。

3年前に家内の父が亡くなり、家内の母はひとり住まいとなったので、
私達の家に年末年始に滞在して貰うこととなった。
この時から、我家では通常のおせち料理は一切作らず、
私達3人がそれぞれ食べたい品を完成した単品を買ったりしている。

さしずめ私の好みは、数の子、蒲鉾、なます、たつくり等を食べながら、
辛口の純米酒を弐合徳利で呑む。

少し飽きたら、江戸前の寿司を食べたりする時もある。

お互い3人で他愛無くしゃべったりしていると時を忘れ、
つい弐合徳利をおかわりしたりしている。

このような風変わりな正月料理となっている。





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泣いても笑っても、あと1週間・・♪

2006-12-25 07:36:00 | 定年後の思い
クリスマス・イブも終り、今年もあと1週間となり、
年金生活の身ながら、年の瀬を迎え何となく心せわしくなってきた。

年賀状、庭の手入れ、年末年始の買い物、銀行廻りなど残っているが、
私は気楽な方である。

家内は大掃除は終えているが、年末年始の料理、
そして家内の母は独り身なので29日より新年の4日まで、
来宅してもらい年末年始を共に迎えるので、準備に怠りないように余念している。

退職後、三年生であるが、毎年我家の恒例となっている。

古人達から泣いても笑っても・・云われているので、
私なりに前向きな心身で歳末まで動き、
そして新年を迎える、
といったように改めて気合を入れたりしている。


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我家のクリスマス・イブ・・♪

2006-12-24 20:06:00 | 定年後の思い
我家は退職後の三年生の私と家内の二人住まいであるので、
ここ数年はクリスマスと云っても左程日常と変らない。

そうかといっても、家内は女の身であるので、居間に少し飾り付けをして、
私はドナー・サマーの『神の御子はむ今宵しも』、『もろびとこぞりて』等の曲を流して、
にわかクリスチャンになっている。

日中、炭火焼のローストチキンと家内用にクリスマスらしいショート・ケーキを買ってきた程度である。

良質の辛口ワインのボトルを呑んだ後、
口直しに辛口の純米酒を呑むほかにはない。

いずれにしても仏教徒の曹洞宗の身でありながらも、宗教は違うが、
多くの人々に幸多かれと祈願するのは変わらない。


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ワインより濃醇な日本酒の原酒・・♪

2006-12-24 16:00:00 | 定年後の思い
過日、長野県の白馬村に滞在した時、大町市にある北安醸造の『大国』の濃醇原酒を呑んだが、
口当たり、そして上質な香りがあり、余情ある日本酒のひとつ思った。

これだったら5000円程度のワインに恥じない余韻がある。
原酒特有の甘さがあるので、ご婦人の方達で日本酒嫌いでも、
或いは海外の日本酒の初めてのお方達には、
呑みやすく風味のあるお酒と思っている。
四合瓶で1200円前後であったと記憶しているので、
ワインよりお手軽ではるかに上等な味に接することができる。

尚、私は辛口の純米酒を何よりも愛飲しているので、
残念ながら二本目は購入しなかった。


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私の『今年の3冊』・・♪

2006-12-24 15:11:00 | 定年後の思い
読売新聞に於いて、毎週特集【本のよりうり堂】があるが、
今週は年末恒例として、読書委員23人による注目した本、お薦めの本を選定していた。

そこで私なりに拙(つたな)い読書歴であるが、今年に発刊された本を色々と思考した。

①勝呂 梓『小説家』(講談社、1700円)

②梅田望夫『ウェブ進化論』(ちくま新書、740円)

③ジャック・ウィザーフォード『パックス・モンゴリカ』(NHK出版、2500円=横堀富佐子・訳)

こうした3冊を苦心の上、選定したが、3冊目の『パックス・モンゴリカ』は読書中であるので、
読了後、最大の収穫かも知れない。

一番目の『小説家』は著作者の今まで発表された小説は苦手な分野であるので、
ほんの数冊を30年前頃に読んだだけである。
今回の作品は自伝書であるが、ここまで赤裸々に心情、思いを吐露された私小説は、私の拙い読書歴から見当たらない。

純文学の小説家を目指し、ある二人の出会いに娯楽小説に転換せざるを得ない挫折と屈折感は痛恨の思いである。

後年、成人した娘が就職の面接時、父の小説のジャンルの問答には涙を禁じえなかった。
文学青年の方達に、読んでいただきたい必読書とも思っている。

二番目の『ウェブ進化論』は、ウェブ時代にポジティブ・シンキングいわゆる前向きな思考であり、
確かに楽天主義の面があるが、やはり果敢な行動が私なりに感銘を受けた次第である。

三番目は11日、本日も綴っているので、省略する。

読書委員の23名の『今年の3冊』を見たが、それぞれの分野の著名な方達であり、
私も未読の本も数多くある。

あくまでその人なりの感性と感覚で選択し、読了の末、選定されているので、それぞれで良いと思っている。







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今、読んでいる本・・♪

2006-12-24 08:16:00 | 定年後の思い
過日の11日に於いて、『今、読みたい一冊・・♪』を綴ったが、
ここ数日『パックス・モンゴリカ~チンギス・ハンがつくった新世界』を読んでいる。

アメリカの文化人類学者のジャック・ウェザフォードが長年の調査の上、発表された労作である。
監訳は星川 淳・氏が担当され、横堀富佐子・女史が日本訳されている。

私は11日に購入したが、月刊誌の『文藝春秋』を優先し読んだり、
温泉滞在の3泊4日の旅もしていたので、この数日読み始めた次第である。

私は歴史に足跡を残した人物を読む時は、
少なくともその時代をとりまく諸国の軍事、政治、外交そして戦争を踏まえて思考する。
その上で、その風土、文化、宗教、民族、習慣などをつたない知識を総動員して、
一行、一行進めて読むので、
単なる軽い読み物と違い、布団にもぐり精読する。

昨夜は8時に布団にもぐり、読んでいたが、日中の庭の手入れの疲れのせいか、
数ページ読んでいるうちに寝付いた。

深夜の2時に目覚め、2時間ほど読んだりした。

このとき私は気付いたのであるが、
歴史人物をひとつの山と考えたならば、
著作者は登山のガイトであり、読書の私はこのガイドに導かれて、
そして苦楽を共にしながら一歩、一歩踏みしめて歩く、
と思ったりした。

ガイドが良くても、読書の人が幼稚な理解力では、
単なるうわべ読めたということである。

このようなことを思考していたら、早朝の4時過ぎになったので、
あわてて電気のスタンドを消した。





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ときには、テレビ音楽番組・・♪

2006-12-23 17:23:00 | 定年後の思い
昨夜、テレビ番組を見ていたら、NHK衛星第二で『日本のフォーク&ロック大全集』と題し、
3時間半の生放送があり、視聴した。

《あなたにとって青春の1曲とは何ですか?》というサブ・タイトルに惹かれ、
60、70、80年代の曲で懐かしく最後まで視聴した。

私はあるレコード会社に35年間勤務した身であったが、
2割がた初めて聴く曲もあった。

製作畑でなく、管理畑であり、コンピューター専門職を20年前後していたので、
この期間は業務に専念し、開発・運営の多忙期間は、当然として睡眠時間を削っていたので、
その当時の流行った音楽を聴いている余裕はなかったりした。

営業の管理畑の場合は、その当時の流行の音楽は、責務として聴いたりした。

このような歳月を過ごしてきたので、8割程度は知っている。

懐かしい曲を視聴する時、どなたも同じと思われるが、
その当時の自分を想いだされる。

この番組を見る前には、NHKスペシャル『ロシアよみがえる大国』を視聴する予定であったが、
やはり苦楽を共にした音楽に惹かれることもある。



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年の瀬、庭の手入れ・・♪

2006-12-23 14:33:00 | 定年後の思い
落葉樹も葉を大半落としているので、先程まで庭の手入れをした。

もみじの四本の中で、二本はわずかに葉を残しているが、年の瀬を迎えているので少し小奇麗にした。

日本水仙は莟(つぼみ)となっているが、淡い黄色になっている程度である。

家内の母が29日に来宅し、新年の4日まで滞在して貰うので、
家内は座布団、炬燵(こたつ)布団を干したりしている。

退職後の年金生活の三年生であるが、何となく心せわしい。

もみじ、花梨(カリン)の葉がわずかに残しているが、
微風を受けると、はらはらと葉を落としている。
こうした情景を観ていると、歳末まであと一回は、庭の手入れが必要と思ったりしている。
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飲酒運転は、免許書没収・・!?

2006-12-23 08:22:00 | 定年後の思い
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今年も、余白少なくなり・・♪

2006-12-22 19:36:00 | 定年後の思い
今年もいよいよ10日足らずとなり、歳末の時節を迎える。

私は定年後の三年生の身のせいか、日々が早く過ぎている。

現役時代は、その日、週、月次、四半期、半期といったように、
業務上の区切りあったので、心身共に順応させていた。

退職後の今は、季節ごとのサイクルに変わっている。

冬の季節は、こうして過ごそうと立案し、旅行、庭の手入れ等の計画をするが、
多少ずれ込んでも一向に差し支えない。

月刊誌の『文藝春秋』の発売日などで、
あれぇ、もう一ヶ月が過ぎたのか、
驚いたり、戸惑ったりする月もあったりする。

ゆったりとして過ごしているつもりであるが、
過ぎ去ってみれば余りにも早い、というのが実感している。

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