夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

今年も、余白少なくなり・・♪

2006-12-22 19:36:00 | 定年後の思い
今年もいよいよ10日足らずとなり、歳末の時節を迎える。

私は定年後の三年生の身のせいか、日々が早く過ぎている。

現役時代は、その日、週、月次、四半期、半期といったように、
業務上の区切りあったので、心身共に順応させていた。

退職後の今は、季節ごとのサイクルに変わっている。

冬の季節は、こうして過ごそうと立案し、旅行、庭の手入れ等の計画をするが、
多少ずれ込んでも一向に差し支えない。

月刊誌の『文藝春秋』の発売日などで、
あれぇ、もう一ヶ月が過ぎたのか、
驚いたり、戸惑ったりする月もあったりする。

ゆったりとして過ごしているつもりであるが、
過ぎ去ってみれば余りにも早い、というのが実感している。

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『冬至』、古来からのならわし・・♪

2006-12-22 14:30:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、寒い曇り空で、ときおり小雨が降ったりしている。

先程、冬至の日を迎えると、カボチャを頂き、何故ユズ湯に入るのかしら、
と改めて思い、色々と調べたりしていた。

知識人・藤野邦夫・氏の学説に寄れば、

南瓜(カボチャ)は栄養価の高い緑黄色野菜の代表格。
炭水化物、蔗糖(しよとう)、ブドウ糖の他、カロチンもも富んでいる。
だから、この保存の利く野菜を、栄養の片寄りがちな冬に食べて、
元気をだそうという意味である。

柚子(ユズ)湯の場合は、『ユズ』と『融通(ゆうずう)』、
『冬至』と『湯治(とうじ)』の温泉や薬湯に入って病気を治すという二重の語呂合わせによる。

《冬至の日に、柚子湯に入って湯治をすれば、
無病息災で冬を過ごせて、ピンチになっても融通が利くようになる》
という、縁起かつぎなのである。

以上を無断であるが引用させて頂きました。


我家は改めて柚子、南瓜は秋から何時でも触れられるので、
こうした習慣はしていない。

さしずめ、今晩は、
旅行先の買い求めた辛口の地酒を弐合徳利で人肌ほどに温め、
味噌の製造元で購入した生姜(ショウガ)、牛蒡(ゴボウ)、茄子(ナス)などの味噌漬けをお酒の友とし、
家内と旅行先のこぼれ話をするのが楽しい。

その前提条件として、お風呂に入り、身体を温めた上であることは、いうまでもないことである。

歳を重ねると、素直でない面も、ときおり私にある。



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旅の終りは、道祖神・・♪

2006-12-22 10:48:00 | 定年後の思い
旅の最終日は早朝から、澄み切った快晴となった。

7時頃、山の峰に朝日が受けると雪の白さが淡い朱色に染まった・・。

午後2時にホテルを出発するバスに乗るが、時間は充分あったので、午前中は周辺を散策した。

一昨日、雪の降る中を散策したが、情景は一変して、
暖かな陽射しを受け、冬枯れの田んぼが広がり、のどかな景観である。
山峰の中腹まで雪の白さが陽射しを受けているので、まばゆい情景となっている。

田んぼのあぜ道の脇に小川が活きよいよく流れ、水の豊富な地域だと実感できたりした。

村道に出ると、雑木林があり、その外れに道祖神があった。
人の訪れもなく、歳月を見守っているようにも感じられ、柔らかな冬の陽射しを受けていた。

私の日常生活は、ともすれば身過ぎ世過ぎの生活実感なので、
こうした道祖神に心を寄せ、浄化を求めたりした。

やすらぎ・・使い古るされた言葉であるが、
このような周辺の情景を見つめると、歳を重ねた今でも、それなりに心に沁みてくる。

人それぞれ、旅先の思いはさまざまであるが、
私は何気ないこうした光景がまぎれもなく心に残っている。


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ときには、地方の名所・・♪ ③

2006-12-22 09:55:00 | 定年後の思い
小布施の街並みは小奇?E農況蕕奮絞造澆板屬辰燭♤?br>?E陲粒セ㌔峠蠅砲△蝓瀛Ⅳ亮鞍稜箋,☟槊④燭覆そ茲砲△蝓ゴ兇討拭?br>何より【潤いのあ?E泙舛鼎蝓曚♢海猟㌔隆靄椶箸気?E討い?E蕕靴∮?br>私は魅了さ?E拭?br>
この町は栗で全国に名をはせ?E垢蕕靴∮◆愀Ⅳ茲Δ㎠鵝戞◆愀Ⅳ㎠了辧戞◆愀ⅣⅣ海?E戮覆匹♢△蝓?br>栗和菓子の店に入った。

私は?E?E鳳い董∀族杙劼鷲惱劼林蝋ド覆隼廚辰討い?E♤?br>旅先ではその地方の文化のひとつと確信してい?E里把困い討い?E?br>
家内に和菓子の選定をまかせ、店内の外?E北嘶瓩鯢澆い唇愡劼忘造蝓?br>煎茶を頂きながら食べたりした。

街並みも素朴さを保って折、私なりに心に留めて、この街をあとにした。

この後、旋煕島古?E?E半里気?E身┯胸棒弩爐帽圓辰燭♤?br>武田信玄と上杉謙信の?Eい鮖廚っ擇擦?E茲蝓?br>犀旋脆千曲旋昔広大な中州のこの地の公園の樹木に魅せら?E拭?br>
何よりゆったりとした公園のたたずまいが好感した。


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ときには、地方の名所・・♪ ②

2006-12-22 08:11:00 | 定年後の思い
小布施の街並みは、小奇?E奮絞造澆農況藉兇里△?E㌔抜兇犬拭?br>
こ?E箸い辰凸榲Ⅳ里覆せ矯鬚靴討い燭♤?br>街の外?E法悗Ⅳ屬札潺紂璽献▲燹γ翕臉蘿抜曄戮♢△蝓?br>美術に関しては全くの素人以前の身であったが入館した。

中島千波・画?E砲弔い討鰐っ里凌佑任△辰燭♤?br>『樹煉澹墨櫻』と『素櫻神社の神代櫻』の二点は魅了させら?E燭♤?br>あとの数多くの絵画は理解できなかった。
家内も同じように感じたらしい。

私は独りで別館に行くと、20数名の画?E鸞気?E薪玄┝爾任△辰拭?br>その中で、『早?Eそうが)』と題さ?E?br>山里の対岸の旋来いから山の峰まで李蚯樹が?E瓩④呂犬瓩疹襍覆鯀破僂防充┐気?E討い拭?br>この?E腓粒┣茲砲牢玉辰気擦蕕?E¬ノ擦気?E拭?br>
私は入?E良婉瓩亮佞北瓩蝓?br>『あちらの館にあ?E愾甓蝓戮鯢舛㎠?E寝菁?E領⇄鬚鬚感擬─ΑΔ蠅っ廚靴泙后ΑΑ?br>と私は若い女性に尋ねた。

受付の若い女性は、少しまごついて?E良阿望辰┐董?br>しばらくす?E函■沓袷宛紊涼棒④㎠┐拭?br>『館長が不在でして・・私が代りに・・』
と挨拶さ?E拭?br>
私は?E擦坊舒泙鯱辰靴拭?br>
『その展示さ?E討い?E蠅帽圓④泙靴腓ΑΑΑ?br>とそのお方は言った。

『私は・・絵に関しては何の知識もありません・・
小学生の頃から図画の時間・・通信抱審以上取?E燭海箸里覆た箸任后ΑΑ?br>と私は言いながら、通路を歩いた。


私は先程の『早芽』の前に行き、
『全くの素人ですが・・私のつたない感性から・・
何かしら感銘を受けまして・・感動を頂いた次第でして・・』
と私は言った。

『私は昭和12年生ま?E任靴董ΑΑ?br>とそのお方は言った。

『私は昭和19年生ま?E任后Αε?E旅抒阿棒犬鮗韻真箸任后?br>と私は言った。

『このお方は・・90歳を超えら?E燭任靴董Α㌀忙囲此Σ菁?E任靴董ΑΑ?br>とそのお方は私に略歴を説明してく?E拭?br>
その後、通路で家内と逢い、そのお方に礼を言いながら辞した。

『副館長・・』
と受付の若い女性がその方を呼ぶのが聴こえた。




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