夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

早々と買い物に・・♪

2006-12-12 12:19:00 | 定年後の思い
東京の郊外はどんよりとして曇り空で、6度前後の寒い日を迎えている。
午後より雨が予測されているので、10時過ぎに買い物で出かけた。

住宅街を通り、大半は朱色、黄色の葉を落とした落葉樹を見ながら、スーパーに向ったが、
ドウタンツツジが燃えるような朱色を見せていた。

スーパーの店内は、午前中に関わらず込んでいた。
私のように午後から雨を避け、早めに来られた、と思ったりした。

帰宅すると、家内の掃除をしており、居間の棚にクリスマスの飾りを出していた。

以前、現役時代、会社の帰りに私が買い求めてきた品である。
私はクリスマスには興味がないが、やはり家内の心を案じて、世間なみとして購入したのであった。

居間は少し華やかな彩(いろど)りとなり、私はCDをセットした。

私は音楽が好きなので、クリスマス関連のCDは、10枚前後は保有しているが、
最も愛聴している1枚である。
ドナー・サマーの『ホワイト・クリスマス』と題された10曲の珠曲である。
1994年の録音であり、まさに天から舞い降りたかのような歌声に、
思わず頭(こうべ)がたれる・・。

こうして聴き入っていると、
『貴方・・雨・・』
と家内は私の方に叫んで、洗濯物を取り込んでいる。

静寂で寒い主庭に、雨が静かに降ってきた。


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歳末に近づくと・・♪

2006-12-12 08:49:00 | 定年後の思い
新聞のデパートの折込チラシが12月に入ると、
衣服などきらびやかな高級品とお歳暮品が掲載され、
御節料理などが加わった後、このところクリスマス・ケーキなどが数多く載っている。

私はサラリーマンを定年退職して、三年生の身であり、
家内と二人の家庭である。

私共は子供に恵まれなかったので、尚一層私達の特有な生活ペースで過ごしている。

世間並みの世情としては、年賀状ぐらいである。
御節料理には、私の母が亡くなってから、我家は不要となっている。

家内の母が年末に来宅して貰い、共に新年を迎えるが、
自分達の好きな食べ物を揃え、炬燵に入り、おしゃべりをしながら頂くぐらいであろう。

この間は、平常月と同様に、ときたま国内旅行に行ったり、庭掃除をしている程度である。

季節のうつろいは樹木を観て、肌で寒さを感じれば、時は流れていく・・。

こうして綴っていると、家内の母を年末年始に我家で滞在して貰うので、
家内は準備と大掃除で忙しく、
私は新年の三が日には、朝から純米酒を頂いている程度である。

私共の夫婦は、このように世間と疎(うと)い身勝手な十二月を過ごしている。






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