夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

私のパソコン環境・・♪

2006-12-03 14:30:00 | 定年後の思い
9月の下旬、愛用していたパソコンが壊れ、修理代を配慮した結果、
止む得ず買い換えた・・。

愛用していたパソコンは、平成13年の晩秋に、定年後まで考えて購入した。

それまでのバソコンは、ノート・パソコンでFMVのBIBLOシリーズの最高機種を平成10年に買い求め、
職場と自宅で使っていた。

定年後を念頭に入れて、ディスク・トップとして、FMVのタワー型の19インチのフルフラットCRTとし、
DVD-RAM/R、CD-R/RW、そしてフロッピー・ディスクが記憶媒体として備えていた。

CPUはAMDの1800+、メモリは256MB、そしてハード・ディスクは120GBあるので、
定年の三年後も充分に対応できると思っていた。

この時にプリンターも新調し、机と脇机、椅子も買い揃え万全とした。

定年退職の数ヶ月前に、インターネットの環境を整えた。
私の住む処は電話局から遠いので、ADSLは諦(あきら)めていた折、
地元のケープル・テレビのJ-COMが下り30M、上り2Mの回線工事を自宅前で行っていたので、加入した。

プロバイダはJ-COMとし、テレビもケーブルとした。

まもなく、J-COMの推奨するインターネットのセキュリティが軟弱なので、
ノートンのソフトを購入して対処した。

こうして3年を過ぎた中で、文字情報、写真情報、そして動画情報の時代となり、
パソコンの性能、インターネット環境が飛躍した。

私は困ったと思いながらも、パソコンの最新動向を見ていた折、
昨年の夏にNTTの東日本の光ファイバーに切り替えた。
この時、プロバイダーはニフティとし、
結果的には、上り、下りは60M前後となった。

このような状況の中、一年過ぎた9月下旬にパソコンは壊れた。

パソコンを新調に当たり、色々と迷ったが、結果してはFMVのディスクパワーとした。
ディスフレイハ20.1型の液晶ワイドとし、CPUはデュアルコアとメモリは1GBにこだわり、
ハード・ディスクは400GBあるが、これはおまけと思っている。
そして、CD/DVDのドライブは、当然のごとく、
スーパーマルチ・ドライブの時代となっている。

パソコンの通信機能も飛躍して対応して折、
インターネットを取り巻く環境はいったいどこまで進化するの、とため息をしたりしている。

そして、私のこのような対応は、あと5年かしらとも思っている。


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『今できること すればいい』・・♪

2006-12-03 09:56:00 | 定年後の思い
昨日の読売新聞の夕刊で、【ウィークエンド文化】欄があるが、
この中の特集の一部として、『豊かさの再発見~読者の声から 3 ~』の記事があり、
昨夕、私は読み耽(ふけ)って、しばし心が洗われた・・。

私は感銘を受けたことに、私の心の中でしまっているのが出来ない性分なので、
無断であるが転記させて頂きます。

既婚女性が自分らしい生き方を模索する姿を描いた『幸せのカギを探す主婦』(10月27日、一面掲載)には、
滋賀県大津市の主婦(27歳)から、
『無理せず、今できることをすればいいのだと気づき、
目の前がぱぁと明るくなったような気がしました』
という声が寄せられました。

大学卒業後、東京で弁護士の秘書を4年間務めたが、結婚を機に退職。
夫の勤務地に移り住み、派遣社員として事務職に就いたものの、
慣れない環境で家事と仕事を万全にこなそうとした結果、
ストレスで体調を崩してしまった。
仕事を辞めた後は、のんびりと過ごすことに、
焦りと負い目を感じ続けたという。

福岡県・北九州市の主婦の神谷絹江さん(58歳)は、
『主婦の大先輩に教えられました』
と話す。
現在、結婚33年の夫とシバ犬と共に暮らしている。
近所の92歳の女性と親しく付き合い、
『子供がいなくても、悪い事をしなければ、ちゃんと生きていけるから』
『人間、悪い事も良い事も、とんとんだよ』
という言葉に何度も励まされた。

更に死について考え、
限りある人生を輝かせようとする取り組みを紹介した『【最期】見つめ【命】を学ぶ』(10月29日、一面掲載)についても、
夫や愛犬、友人らへの感謝の思いを新たにした、と言う。
『今の願いは、夫をみとってから、
その翌日に最期を迎えること。
その日まで、一日一日を大切に生きていきたい』

老子の教えを説いた『老子道徳経』には、
【地足者富 強行者志有】
《足るを知る者は富む 強(つと)めて行う者は志有り》とある。

今の暮らしに充足を感じながら、
向上心を失わない人生こそが、大切なのではないだろうか。

以上、新聞記事を転記させて頂きました。


私は退職後の三年生の歳を重ねた身であるが、
こうしたお二人の人生の軌跡を読みながら、幾つになっても謙虚に教えを受けている。

老子に関しては、中国の春秋時代の紀元前五世紀に思想家として、諸国に尽力され、
後の唐時代でも皇帝から尊敬を受けた人である。

人は迷いながら、その時々を過ごされているのだから、
何時の時代でささやかな人生の指針を見つけられれば、
と私は思ったりしている。

そして私は、この老子の残された教訓をかみ締めたりしながら、
日常を過ごしているが、ときおり迷うこともある。

幾つになっても、私のつたない人生は・・と思ったりしている時もある。

尚、標題は読売新聞のこの記事の小さな見出しから、拝借した言葉である。




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