夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

10年前頃に聴いた歌・・♪

2006-12-11 20:03:00 | 定年後の思い
日中、激安チェーン店で知られている『ゲオ』のひとつのお店に、初めて入った。

私の住む近くの駅前の大通りに最近、開業されて、本屋に行った後に立ち寄った・・。

久々にCDの陳列棚を観たが、私にしては未知のアーティストも多かった。

先程、10年前頃の50代の前半の頃、
私は何を聴いたいたのだろうか、と思い返している・・。

平成元年の頃は、中島みゆきに熱を上げた後、
少し過ぎZARDを聴いたりした後、
10年前頃は田村直美、GLAYを聴いていた。
この後は、X JAPANに熱中していた。

この間は、中島みゆきは平熱で聴いて折、井上陽水、シャンソンも聴いたり、
ときたまクラシックを聴いたりしていた時もある。

私は音符も読めない音楽素人の身であるが、
その時に思い立った曲を聴いているだけである。

この頃の日曜日のひととき、演歌からクラシックまで半日聴いたりした時もあり、
私の心は屈折しているのかしら、と思ったりしたこともある。

最近の私は、ここ数ヶ月は、絢香という歌い手に魅せられている。


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駅前の街を歩けば・・♪

2006-12-11 17:01:00 | 定年後の思い
12時過ぎに散歩がてら駅前の本屋に行くのであったが、少し遠廻りし、晴れ間の中を歩いた。

錦繍の終わりの時節、朱色、黄色の落葉が旧道を埋めるように散乱していた、
空を眺めると、わずかに葉を残した枝が観え、微風で中、葉を空中に舞いらせながら地上に落としている。

駅前の本屋で予定していた『バックス・モンゴリカ』(日本放送出版協会、税込2624円)が見つからず、
店員さんの手を煩(わず)らわして、買う事が出来た。
そして、月刊誌の『文藝春秋』(税込750円)を購入した。

その後、花屋の店頭の暖かみある彩(いろど)りの色合いを誉(ほ)めながら眺めた後、
コーヒーショップの『ドトール』でLサイズのコーヒー(270円)を頂きながら、
『パックス・モンゴリカ』をパラパラと捲(めく)り、煙草を喫たりした・・。

15分過ぎた頃、『ドトール』を出て、駅前の商店街の道を歩いた。
そして、最近開業したばかりの店に入った。
音楽、映画、ゲームなどをレンタル、激安セールするチェーン店の『ゲオ』のお店のひとつである。

私はこのチェーン店は初めてであり、
幼児向けのゲーム機器が前面にあり、
内部は右側にレンタル用、左側はセールと思えた。
私はゲーム関係は解からないのであるが、ある程度のスペースを占めていた。

映画コーナーの陳列棚を観た後、音楽コーナーの棚のCDの陳列を眺めた・・。

私は現役時代にCD販売店に通った方であるので、懐かしいアーテストのCDを手に取ったりした。
その中で、GLAYの一連が並んで、最初のベスト盤があり、
中古品であるが180円となっていた。
これには正直なところ、ため息が出て、悲しみを覚えた・・。

私は古本屋に立ち寄り、ある著名なお方の本のひとつが、
150円前後で値札がついていた時の悲しみと同様である。


帰路の道を歩きながら、気落ちしていた・・。
私が昭和40年代の時、本、レコードを買ったりしていたり、
映画を観たりしていた時代は、
定職に就かなかった酷(ひど)い時、食事を抜いたりした体験があったりした。
定職についても、給料のたびに一枚のレコード、本を買い揃えた時でもあった。

このような思いが私にはあるので、
本、映画、音楽へのひとつ、ひとつへの思いは熱く、こだわり、そして深い思いとなっている。

街中で観た中古品のひとつが残影して折、
今の若い人達は安易で手軽に入手できるので、
果たして文化の一端なる活字文化の本、そして音楽、映画に関しては、
心に寄せる熱情の度合いは果たして・・と思ったりしたのである。

私がこの綴りで、あえて値段を記(しる)したのは、ソフトの価値観を改めて思案したいからである。










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今、読みたい本の一冊・・♪

2006-12-11 09:38:00 | 定年後の思い
過日、新聞記事を読んだ中で、少し気にる記事があった。
読売新聞の新刊本の紹介、評論欄が週間連載として、掲載されているが、
その中のひとつの本である。

ジャック・ウィザーフォード・著の『バックス・モンゴリカ』である。
日本訳は横堀富佐子・女史が担当され、監訳として星川 淳・氏で、
NHK出版から9月前後発売されたらしい。

この本に関し、評論は布施裕之・本社主任研究員が綴られている。

この記事を無断であるが、転記をさせて頂きます。


13世紀初め、中欧にまで版図を広げたチンギス・ハンとその帝国は、
欧米人にとって今も残虐、野蛮、文明破壊の権化だ。
その偏見は、時に日本人を含むアジア人全体にも及ぶ。
本書はアメリカ先住民史で知られるアメリカ文化人類学者が、
そうした先入観の克服に挑んだ意欲作だ。

チンギス・カンの一代記と、法大典や医療、天文学、農学を完備した
モンゴル帝国の新しい像を現地調査などを基に描き出す。
その一方で、欧州やイスラム圏などが帝国をどう受容したかを、文献の上からたどる。
ルネサンス時代、チンギス・ハンを賛美していた欧州が、
アジアを『蔑視(べっし)』し始めたのは、ヴォルテールら18世紀フランス啓蒙思想家の著作がきっかけだったという。

ただ、『元朝秘史』への欧米語への翻訳を、
「解読」と称しているいるのには、首をかしげる。
この著者にしてなお、新大陸到達を「発見」と呼ぶような偏見が残っているからだろうか。

以上、記事の全文である。


私がこの記事を精読して、一番興味を持ったのは、
チンギス・ハンを賛美していた欧州がアジアを蔑視になる・・
この紹介記事に心が寄せられて、読んでみたい、と感じられた一行である。

尚、先程インターネットで《NHK出版》のホームページを検索していたら、
ヨーロッパが嫉妬したモンゴル帝国下の安定信教の自由、自由交・・
短く紹介されていた。

私はどの本屋に行けば、在庫があるかしら、と思ったりしている。


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