ヒルサイド・エスカレーター(半山自動扶梯)は、中環駅付近より山側にのびた
世界最長のエスカレーター。
エスカレーターを何基も乗り継ぎますが、その全長は800mぐらいとにもなるという。
勾配の激しい香港島にあっては画期的な乗り物ですね。
訪港前に何本か香港映画をレンタルして鑑賞したのですが
ここは、トニー・レオン様出演「重慶森林」(恋する惑星)のロケ地にもなった場所。
警官633号役のトニー・レオン様は、このヒルサイド・エスカレーター沿いにある
アパートに住んでいるという設定。
部屋でくつろぐレオン様の白ブリーフ姿は刺激的でございました。
これって、ウォン・カーウァイ監督の趣味??
連れ(寝太郎さん)とともにオオウケ、ネタさんには恐れ多くて白ブリは履けないわ。
眩しすぎる白ブリを拝み、映画の印象は白ブリ一色に(汗)
その白ブリを追って・・・
いえ、ロケ地を見てみようということで、少しだけ乗ってみました。
このエスカレーター、朝の通勤時間、午前10時までは下り方向のみ、
日中は上り方向のみの一方通行。
ですから、行きは良いのですが、帰りは徒歩になります。これがけっこうきついらしい。
いくつものストリートを左右に見ながら進んでいきます。
両脇にはお店、覗き込むとお店の方と目が合いそう。
こんな感じで、映画上ではレオン様が住むアパートがあったのですが、
もっと先かしら?それとももう変わってしまったかな。
乗り継ぎ地点、あれここのエスカレーターは点検中なのかな。
情報誌等によると、SOHOは荷李活道(ハリウッド・ロード)の南側に広がるエリアで
「South of Hollywood Road」の頭文字を取ったもの
になるそう。
のちに調べたら
場所的には『士丹頓街(Staunton St.)』『伊利近街(Elgin St.)』、そしてその2つの
ストリートに交差する『卑利街(Peel St)』の周辺
ということで、国際色豊かなお洒落なお店も多いという話です。
私達はこのあとの買い物があるので、途中ですがヒルサイド・エスカレーターを
降りることにしました。 さようなら、レオン様 ぶりぶり~
ところで、香港の建築・外壁工事の現場。足場が竹なんですよね。
高層ビルでも竹足場。
日本では足場は鉄管が主流なので、はじめこの光景に違和感を感じたのですが
なんでもコスト面や組み立て・解体の容易さ、多湿の香港においては
竹のもつ特性を活かしたものだとか。所変わればです。
高架下に見えるのは、澳門(マカオ)食がいただける「筷子記」(Chopsticks Kee)さん。
昼時ともなれば、ものすごい人気で通りは順番待ちの人で溢れています。
こうなると、よっぽど美味しいのかしらと気になってきます。ああ、胃袋がもう一つ欲しい。
のちに「Open Rice」で調べたところ当店の評判は上々。
通りにせりだす看板、雑多な下町風も混在する。これだから香港は魅力的。
で、お次に目をつけたのはここ。エスカレーター近くの「士丹利街」
トニー・レオン様演じる警官633号も大牌檔(屋台)で
ランチを召し上がっていたんですよ