中国菜「膳楽房」(ゼンラクボウ)
当店のオープンは2013年4月30日。
オーナーシェフ、榛澤知弥 氏は、「龍口酒家」さんで修業を積まれた方だという。
場所は飯田橋駅。
神楽坂下より早稲田(神楽坂)通りを上り、一つ目を左折した小路沿い。
店先にはランチメニューが置かれていましたので、ちょっと拝見。
すると、ありましたよ♪
クロレラ麺を使った和え麺!里麺(リーメン)がっ
これからは、幡ヶ谷まで行かなくても、こちらで食すことが可能なのね。
さて、当店は、一軒家レストラン。
白を基調とし木の質感を組み入れた店内には、モダンなBGMが流れ
中国料理店というより、神楽坂らしく、小洒落たフレンチレストランのイメージ。
2階にも客席ありですが、ご案内いただけたのは厨房前のテーブル席。
(この日、厨房に面するカウンター席は椅子がセッティングされていませんでした)
隣との距離も狭く、テーブル自体も小さいため、身体の大きい方だと、
少し窮屈に感じるかもしれません。
卓上には、メニュー、紙ナプキン、箸(箸立てにまとめて)。
厨房には、シェフのほかにもうお一方。(HPを拝見したところ、張シェフ)。
フロアは男性と女性(各1名)のお二人が担当なさっていました。
着席後、グラスでお茶とタオル地のおしぼりの提供あり。
日替わりランチの主菜は何かとお聞きすると、口頭説明はなくカウンターの
上のボードを見ろ、というような軽いジャスチャー。
ひょっとしたら、接客はまだ不慣れなのかも。
その日替わりに食指が動かなかったので、初回は温かいおそばを
いただくことに決めました。
担々麺(たんたんめん)@950
小皿には、キュウリ、ネギ、ニンジン、ダイコンの自家製漬物。
針生姜入りで爽やかな食味。なかなか美味い。
青菜、炸醤肉(肉そぼろ)、白髪ネギ、刻んだザーサイとナッツなど。
スープはクリームがかった色味で、ゴマペーストを最初に溶かれているのかしら?
層にはなっていません。仕上げにラー油を散らし、花椒をふられているよう。
厨房で細かく仕事を積み重ねサーブされてまいりますが、その味わいも奥深い。
レンゲでスープをひと飲みすると、ゴマの風味にヒリッとした品の良い辛さが
味蕾をとらえ、まろやかな喉越しとなって胃袋に落ちていく。
日本人シェフのもつ繊細さが表れているような担々麺。妙味です。
麺は縮れてやや黄色味がかっています。
麺のタイプとしては個人的な好みではありませんが、このスープの絡み具合等を
考慮されてのことなのでしょう。
また一つ楽しみなお店が増えました。夜に再訪してみたいものです。
今回のランチ満足度数は、★★★★ 積極的に好きです(*^・^)ノ
中国菜 膳楽房
東京都新宿区神楽坂1-11-8
TEL 03-3235-1260
営業時間/ 火~日 11:30~14:30 17:00~23:00(L.O22:30)
定休日/ 月曜日(祝日の場合は火曜日)
中国菜 膳楽房 (中華料理 / 飯田橋駅、牛込神楽坂駅、神楽坂駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0