場面は変わり、香港駅より、エアポートエクスプレスで香港国際空港に向かっています。
乗車時間は約24分。
窓の向こうに望めた高層ビルがどんどん視界から離れていきます。
あ~あ、帰るのか。つまんないの。・・・最後のお楽しみは
潮州菜「阿鴻小吃」(Hung's Delicacies)
本店、北角の食堂「阿鴻小吃」はミシュラン星獲得店(2013年1つ星)
また、「東寶小館」さんと並び
開飯熱店大賞2013(Open Rice Best Restaurant Awards 2013)
得獎熱店(最優秀東區開飯熱店 部門)の一軒に輝く店。
その支店が空港にあるということで、立ち寄りました。
テーブル・セッティングは、皿、紙ナプキン、箸(縦置き)、レンゲ。
卓上には、砂糖、爪楊枝、蝦子(シャーヅ)も入りの醤など。
着座後にはメニュー。
ハイネケン(HK$48×2)を注文したためか最初に出されたのは
酸っぱ辛いアペタイザー。
鹵水雞蛋HK$20
五香花生米付き。玉子のサイズは小さめだけど、これはこれで良し。
鹵水鵝片HK$160
当店の看板メニュー。スイートチリもセット。
鹵水は水、塩、醤油、酒、生姜、八角をはじめとした様々な漢方スパイスを
加えて作るタレ。 このタレで煮込んだガチョウ肉のスライスは、皮付きですが、
脂は少なめ。 肉の味そのものが活かされるように、タレもあっさりとして上品だ。
街場感のある「鹵八鵝店」さんとは一味違う感じ。
このあたりが、ミシュランで評価された所以かもしれません。
ガチョウ肉を箸でよけると下には、柔らかい鹵水豆腐が登場です。
この後、店には中国本土からの観光客が押し寄せ、ワイワイと賑わい
はじめました。私達と同様、名残を惜しみつつ、空港で一息いれよう
というところかな・・・。
会計はレジにて。
埋單は、10%の服務費がかかり、約1人当たりHK$150ほど。
今回の(私の)香港グルメ満足度数は、★★★☆(3.3)で。
鹵水。この街の香りとも、もうすぐお別れです。
阿鴻小吃 Hung's deliciacies
赤鱲角香港國際機場二號客運大樓翔天廊第3層
TEL 852-3197-9331
営業時間 07:00-22:30
無休 -店舗情報「Open Rice」より-