中国料理「くろさわ東京菜」 少し間が空いてしまいましたが、定期再訪。
お目当ては、やっぱり品数を楽しめるBランチ。
入店すると、ラストオーダーに近い時間帯ですが、小ぢんまりとした店内は
奥様方の団体様とご家族連れを含む4名様2組でテーブル席は満席。
当店は、「わんだろぐ2」のわんだるさんも通われる、地元に根付く安定した人気店。
幸いカウンター席が空いていたので、利用が叶いました。
このカウンター席は、はじめてだ。
あっ、これがわんだるさんの言われていた鹹蛋かあ。殻に日付けが書かれているよ。
卓上に置かれている保存用のビン類の中身をしげしげと観察していると、
いつものようにフロアの女性が、お茶をサーブ。
「Bランチ、お願いします」 とお伝えすると
「すみません、メインの上海風煮が終わってしまって、
豚肉の炒めになってしまうのですが」 とのこと。
そうか、残念だけれども、ないものは仕方ない。
黒沢シェフならそのときの食材でご飯に合う料理を作ってくださるに違いない。快諾。
カウンター席に置かれた雑誌を手に取りながら、出来上がりを待つことにしました。
前菜2種盛り
少し手が空かれたのか、シェフ自らのサーブ。
「こんにちは、いつもありがとうございます」
シェフは私のことを覚えておいでなのだろうか?それとも、お愛想?
「ご無沙汰して、すみません」 二言、三言、言葉を交わすと、前菜の説明に入られる。
秋刀魚の香草ソース(左)と、対馬の猪肉の燻製(右)だそう。
(説明後も少し会話が続いたので、魚のあたりは失念気味)
この燻製肉が美味かった。
しっとりと柔らかく噛み締めるほどに熟成させた肉の旨み、コクが広がる。
これはたまらん。思わず、生ビールを注文しちゃいましたよ。
豚肉の豆鼓炒め、色々野菜蒸し、スープ、白飯。
色々野菜蒸しは、シェフこだわりの有機野菜を使用。
黒酢ベースのソースでいただくヘルシーな1品。
これは5月のBランチでにいただいたことがる。ランチの定番なのかな?
また、今日のスープは、味付け、とろみの加減ともにばっちりだ。
豚肉の他に具材はレンコン、百合根、銀杏。見た目は塩辛そうに見えたのですが
下に敷かれた蒸し白菜との相乗効果で、ご飯にも合う味付けとして仕上っています。
やや豚肉に臭みが感じられたのは残念。
小エビの炒め
再び、シェフよりサーブ。漬物を使って炒められているのだそう。
塩辛いという意味ではこちらのほうが、(豆鼓炒めより)上なのですが、味のつけ方も
異なりますし、ポーションが小さいため、ランチの一皿的にアクセントになってます。
(レンタロー) こいつがまた飯を進めさせるだ。管理人はご飯のお替りしたよ。
デザート
安納芋を使った中華汁粉。
安納芋のシャキシャキとした食感と緑豆のほっくりとした歯ざわりが組み合う
手作り感のある、あっさりとした甘さを楽しめるデザートでした。
後半には奥様方やご家族連れもお帰りになられたのでシェフと少し世間話。
当店、去年あたりからクリスマスには限定のメニューを提供なさっており、
好評のため今年も、その予定らしい。
また御節の予約を受け付けてらっしゃり、献立の書かれたチラシもいただきました。
「ご検討の一つにしていただければ」とおっしゃってくださったのですが、
無念・・・タッチの差で御節料理の手配を済ませたところ (´;ω;`)
来年度以降の参考資料にと思い拙ブログでも記録させていただきますが、
目安としては3段重で4~6人、2段重で2~3人分。
オマール蝦、アワビを入れるか否か、その選択により値段が変わってくるのだと言う。
どちらも入れた3段重では、33,000円です。
ちなみにチラシに書かれていたところでは
オマール蝦四川風、大鮑オイスターソース煮 になるそう。
私のところはお正月に実家へも帰りますから多くはいりません。
なので年越しから元旦の朝にいただける2~3人前の量が適量。
まずは希望量をクリア、しかも飽きさせないよう品数を揃え、調理法にも
工夫なさっているよう。食指の動く菜譜でした。
御節料理の受付は、たしか20日とおっしゃっていたように記憶しています。
ギリギリのご紹介になってしまって申し訳なかったのですが
もし、ご興味のある方はお店にうかがってくださいね。
なお、御節料理の引き取りは基本30日なのですが、一晩お店の冷蔵庫に
お預かりという形で、31日午前引取りでも対応してくれるという話でした。
さて、本日のランチ満足度数は★★★☆(3.8)
今回はいただいたことがある有機野菜の蒸し物がありましたので、
少し控えめになっています。 また、お邪魔したいな。
中国料理くろさわ東京菜
東京都大田区山王2-36-10 石毛第2ビル
TEL 03-5743-7443
営業時間/ 11:30~14:00(13:30LO) 18:00~23:00(22:00LO)
定休日 月曜日