横浜中華街、上海路の広東料理「翠鳳本店」(スイホウホンテン) 再訪。
昨年、横浜中華街でいただいた酔蟹の味は当店がダントツでした。
今年も同様の味をいただけるかしら?
12月3日は酔蟹めぐりと称して元町・中華街にやってきました。
利用は1階テーブル席。約1年ぶりですが店内は変わりがありません。
上海蟹の紹興酒漬け (雌)@2350(税別)×2
『上海蟹をブレンドした紹興酒と香辛料で漬け込んだ一品』
がっしりとしたハサミ、カニスプーン、ガラ入れがセット。
タオル地のおしぼり(直置き)もいただけますが、今年もフィンガーボウルはナシだ。
紹興酒漬けは、もちろん女の子(雌)
ずっしり詰まったミソと内子(卵)に、思わず歓喜の声があがります。
いただくときは、やはり、オレンジ色のミソ、黒の内子(卵)から。
次に足をチョンチョンと切って、スプーンで上から下に。
身もしっかり詰まって、昨年と比べ若干の値上がりはありますが
税込で考えても2,500円以下。
この充実感を知ってしまうと、都内で酔蟹をいただくのが馬鹿らしくさえ
思えてしまうのです。
中華街においても、漬けだれの加減が毎年微妙に変わるお店もありますが
当店、山椒の実の入った漬けだれの味は昨年と変わらず。
甘からず、辛からず、とてもバランスの良いタレです。
昨年、上海蟹の紹興酒漬けはお店のお姉さんのお父さんが漬けられる
という話をうかがいました。確認すると今年もそうなのだという。
この様に、つくり手が変わられないことも安定した味の要素なのかもしれません。
そして、今年もお店のお姉さんのアドバイスどおり、甲羅にミソを少し残し
紹興酒を注ぎ、甲羅酒にしていただきました。
気持ちの小贅沢さを味わえます。
青島ビール@630、紹興貴酒3年(グラス)@630
お会計は、1人当たり3,000円(千円未満四捨五入)
当店の紹興酒漬けは10/1~12月中旬まで、週30杯限定とのこと。
この期間の設定も、とても真っ当のように思えます。
昨年同様、横浜中華街満足度数というより
上海蟹満足度数は、★★★★ 積極的に好きです。
翠鳳本店 (スイホウホンテン)
神奈川県横浜市中区山下町189
TEL 045-662-6410
営業時間/ 11:00~21:00
定休日/ 月曜日 *月曜日が祝祭日の場合、翌日振替休日