その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

ハエ男

2009-08-08 20:29:30 | 暮らし
『あいつは いつもうるさいハエ男 上司に いつもすりすりハエ男♪』
本日は、森高千里さんのハエ男のフレーズでスタートしましたが、「ハエ」って結構嫌われ者ですよね。何故、ハエは嫌われるのでしょうか?
「世間のダニ、ウジ虫野郎…。」何かにとりついたり、腐ったものに群がる、不衛生な虫…こんなイメージでしょうか?『ドクタースランプ あられちゃん』が手にするウンチは、とぐろを巻いていて、必ずハエが飛んでいなければならない。植え付けられたイメージは、なかなか払拭出来ないもので、「ハエ」…「飛ぶ」…「汚い」…「うるさい」…「叩く」…「バチン」…はい終了。
           
しかしですねぇ…心に余裕を持って見ていると、ハエもコミカルな動きをしてくれます。小林一茶の句をイメージし、「手をする 足をする」
           
「手をする」光景は良く目にするのですが、「足をする」光景を撮影するのは、結構大変です。ましてや「中足をする」光景は…あるのかなぁ?
昆虫の場合、前脚に「味覚器官」や「嗅覚器官」があって、さらにハエは、「吸着器官」があるから、盛んに手をすると言われておりますが、ここまで来ると、一般カメラの世界ではなく、顕微鏡下の世界でないと確認できません。「うんこ」に群がるハエは汚い…が、考えてみますと消化分解されていない有機質を分解してくれる良い奴なんじゃないかと…。「ミミズのいない畑なんて…」と土壌の豊かさを表現するのであれば、「ハエの集らないうんこなんて…」とうんこの豊かさを表現しても良いのではないかなどと…やっぱり汚い。
           
「目と目の間隔が狭いのが、確か♂だったよな~」などと、古い知識を引き出しから取り出して眺めてみるのですが、ネットで調べてみると一般的ではないらしい。いや~ホント、ホント。同じ種類でも、目と目の間隔が離れているハエがいるんです。「目と目の間が離れてる…『研なおこ』…♀?」じゃなくて、真剣な話なんです。しかし、撮り貯めた画像を再度確認してみると、確かにこのハエの目の間隔は狭いけれども、下腹部を見ると♀のような気もするし…「下腹部」…「のぞき」…「痴漢行為」…。
やっぱり、俺って変だわ。
「探求心」と表現すると格好もつくのですが、「興味」となると世間ずれしはじめ、「好き者」の域に達すると「痴漢」と同じか…トホホ。
そのうち、映画『 The Fly 』も真っ青なモノホンのハエ男を探します。
コメント (2)
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