その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

ちょっと良い話

2009-08-13 12:24:40 | 暮らし
私、夢屋の職場、庭の置き石に小さな水溜りが出来ました。何の変哲もない石の窪みは、今年の長雨で水が枯れることもなく、小さな水溜りであり続けています。そんなある日、煙草をくわえながら見ていると、オタマジャクシが泳いでいるではありませんか。アマガエルの子どもたちにしては、季節はずれのような気がしますし、こんな小さな水溜りまでたどり着くには、親ガエルは地獄のような乾燥地帯を這って来なければなりません。煙草を吸うオヤジたちは、勝手な想像を働かせます。「もしかすると、今年流行りの空から降って来たオタマかも…?」
その内に、オヤジたちの心配事は、オタマが安全に成長できるだろうか…という方向に向かい始めました。何せ、2日もお天気が続けば、水溜りの水は完全に干上がってしまうことが確実なのですから。
ところが、曇り・晴れ・曇り…干上がるはずの水溜りの水の量が増えていきます。「もしかして、この石の下から水が湧いているのかも…」アホだねぇ~。
お花の水やりをしてくれているJ子さんの心づかいなはずなのに…。
           
そうこうしていると、本日、アマガエルオヤジが、お風呂に浸かりにやってきました。今日は、夏の日盛り、熱くなった敷き砂利を這いながら、水風呂で汗(カエルは汗をかくのでしょうか?)を流していきました。
水溜りに浮かぶ「イワカガミ」の葉は、オタマちゃんに日陰を作ってあげようとした、また誰かの心づかいのようです。
明日は、夢屋オヤジもかつお節か煮干しをオタマちゃんに持って行ってやるか…。
コメント (3)
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