その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

告白

2015-05-18 13:32:54 | 暮らし

「ツルニチニチソウ」が咲いています。

哲学者「ジャン=ジャック・ルソー」は、「蔓日々草」の思い出をその著書「告白」で記しているとか…「告白」は昔、本棚にあったような気がしますが、読んだ記憶がありません。「教育原論」を履修しながら、「エミール」を読まなければと思ったことも事実ですが、神田の古書店から購入した「エミール」は、埃を被ったまま本棚の肥やしになっているはずであります。「自然への回帰」や「原点に帰れ」などと、良く口にする『夢屋国王』でありますが、残念ながら「エミール」は数ページ読んだだけであることを「告白」しておきましょう^^;
さて、春の強風でボロボロになった「雨除けハウス」の天幕ビニールを見て呆然とし、それでもブドウの新梢を見て、ブドウ棚を完成させようと意気込む『夢屋国王』でありますが、単鋼管をひと組差したところで断念…日曜日は「薪割りの日」とばかり、ご近所の『大工さま』に頂いた建築廃材を電ノコで切り刻んでおります。(切っても切っても、薪の収納棚が一杯にならないのは何故だろう…まぁ、冬は、まだまだ先であります^^;)


我が輩は「ニセナミハダニ」であるダニよ^^;

農業上の有害な生物として「ハダニ類」(昆虫ではありません。)が挙げられます。他人の稼ぎを巻き上げて生活する者を「社会のダニ」などと表現する場合もありますが、ハダニにとっては迷惑至極な話であります。「きゃ~!!!ダニ~!!!」って叫ばなくとも、ハダニ類は決して人の血を吸うことはありません。(吸血性のマダニ類とは別ですから。)
かつては「ナミハダニ(黄色系)」と「ニセナミハダニ(赤色系)」に分類されておりましたが、外国での交雑試験から両者は同一種であるという括りにされ、一方、1995年に茶業試験場の交雑試験では、F1(子・♂♀)は生まれるものの、F2(孫)には雄しか発生しないことから、やはり別種であるとの結論を出されておられますが…まぁ、日常生活には、あまり影響のない話ですけれど^^;
年間の世代発生回数が多く(発育期間が短い)「リサージェンス」…という現象(簡単に言うと殺ダニ剤を散布すると抵抗性を示すとともに、天敵の死滅などによって散布前より発生数が増えてしまう現象)も確認されております。「アタシャ、オッカーのダニ亭主ですからねぇ~!」といって、『夢屋国王』のコピーが増えても困り物なのでありますが…^^;
本日の花「ツルニチニチソウ」の花言葉は「楽しき思い出」…ルソーがその著書「告白」の中で妻との思い出を語ったことが由来とも言われているようですが…。

お詫びと訂正)2014.08.22付「性の衝動」にて、交尾行動を行う蛾の名前を「マドガ」と表記しておりましたが、「カノコガ」の誤りでした。来訪者『しぐま』さんに教えていただきました。お詫びして訂正いたします。『夢屋国王』の同定は、結構いい加減なので、ご注意ください^^;

コメント
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