その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

父から娘へ

2015-05-22 12:20:08 | 暮らし

プリムラ…サクラソウ属の総称ですが…

今日のひと言…「やってみせて 言って聞かせて しやしない。」…山本五十六元帥の名言を胸に、何とか覚えて欲しいと願うのでありますが、やる気が無いのでは褒めることなど出来ません。オッカーが季節を先取りしてスーパーから購入する野菜を何とかその時期に収穫できれば、『夢屋農園』の野菜の需要(商品価値)も増すと言うもの。しかし、山形の豪雪地帯では暖地の野菜と競い合うことなど、至難の業なのであります。育苗ハウスの中で加温せずに育てたイチゴは、露地物より3週間ほど早く収穫出来ましたが、形が不揃いで今後の研究要素は沢山あるようです。
週末の田植えに向けて代掻き作業や水の管理をしていたら、この春、ご近所さんに口説かれ(文句を言われ)ながらも畑の残渣を焼いて、肥料を撒いて準備した山菜エリアのワラビが一気にほけて(芽吹き葉が広がる)しまって、太くて立派なワラビを収穫出来ませんでした。(草刈り機で刈り込めば、また、収穫出来るとは思いますが…。)残念!!!


ワラビのアクは、アク(灰汁)で抜く。

それでも、ひと握りのワラビを収穫し下処理を…
「お~い、有季菜先生!ちょっと来て~。」(夢屋)
「何ぃぃぃぃぃ~?」(有季菜先生)
「知らなくても生きては行けるが、知っていて損はないワラビのアク抜き。」(夢屋)
「稲ワラをひと握り焼いて、手折った茎の切り口に擦り付ける。後はこのまま熱湯をかけて、落し蓋をしてひと晩置けば、食感がシャキシャキのワラビのお浸しが食べられる。重曹で煮出す方法もあるけれど、くたっとなってしまうんよ。」(夢屋)
こういうのって、母親が娘に教えることじゃないのかなどと思ってはいけない。父親から娘に伝えていけないという法律などないのだから…^^;
夕刻、一年間眠っていた田植え機『サナエちゃん』にガソリンを入れてエンジン始動…何とかバッテリーは大丈夫のようであります。「サナエちゃん♪今年も田んぼのクロ(畦畔)を上手に超えて頂戴ね!」と機械に話し掛ける『夢屋国王』であります。田植えさえ終われば一服できる。春はなかなか忙しいのでありますよ^^;
プリムラの花言葉に「青春のはじまりと悲しみ」などというのがありますが、何が楽しくてやってるのかねぇ~^^;

コメント
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