「ハルジオン」…花を手折ってはいけません?
大雨の後の強風…「田植え作業」を先送りするには格好の言い訳が用意されておりました^^; しかし、先送りにしても結局、やらなければいけない仕事ですからね。水を抜き、田植え機械にガソリンを1年振りに入れて、祈りながらエンジンキーを回せば一発始動、気分とは裏腹に順調なスタートであります。
モチの苗を取りに行ったら、あれまぁ…今年は短い、根張りも宜しくない。苗作りをお願いしている『クワちゃん』も、去年あたりから意欲が減退しているようであります。「植えてしまえば、取れたも同然!」お百姓さんは、田植えが済んでしまえば、秋の収穫高を頭に思い描くもの…秋の稔りに期待するものですが、体力の衰えや価格の伸び悩みで、小規模農家にとっては、赤字覚悟の作業に嫌気がさすのかも?(パチスロの換金高を考えたら、バカバカしくなるのかもね^^;)
自分の手で植え始めてから7年めになるでしょうか?初めの頃に比べれば、実に上手になったものであります。(自分で褒めてあげないとね^^;)機械で田んぼの畦畔を乗り越える…田植え機は前後に大きく傾き、時として恐怖を感じますが、無理をせず畦畔をスコップで掘り下げて乗り越えるようになりました。その畦畔には『貧乏草』と呼ばれる「ハルジオン」が咲いております。「どんな貧乏な家の庭にでも咲く。」そんな語源もあるとか…さて、今日はいよいよ『夢屋本田』の田植えであります。機械の昇降機の油圧の具合が今ひとつ…機械も身体もヨレヨレですが、今年も最後までもつかな?