さすがに20,000円の湯呑は買えなかった^^;
4月に茎立菜やうるいを出荷し、5月にアスパラガスやスナップエンドウ、ほうれん草などを出荷しました。6月に入ると春アスパラは一旦終了し養生させ、スナップエンドウや蔬菜類は露地物と競合を始めました。昨年も6月は売上が極端に落ち込み、7月の果菜類の出荷まで、どんな作物で繋ぐかが今後の課題となるようです。4月、5月と独壇場だった直売所も『夢屋農園』の商品が目立たなくなってしまいましたから…それでも、今年から参加した観光協会が運営する直売所(2箇所目)は出品数が少ないこともあって、早取りのきゅうりや終わりが近付いてきたスナップエンドウがようやく売れるようになりました。作物と直売所の選択が鍵を握っているようでありますなぁ。
商品がダブつき気味であり、前日の晩酌会で、友人『ノロ社長』から「長井市の道の駅直売所が面白い。」との情報を得て、日曜日でもあり、日中ピーカンの天気で戦闘意欲も落ちていることから、早速、社会見学に出掛けることにいたしました。販売単価の高いゼンマイの干物、生産者によっては同じ「茎立干し」でも見た目で美味しそうに見えるもの、そうでないものと仕上げ方に差があるようです。お土産に長井市特産の行者菜(行者にんにくとニラの交配種)ときくらげを購入してみました。他市の特産品までパクるつもりはありませんが、菌類の取り扱いなら出来るのではないだろうかと以前から考えておりましたので、実食して自分で美味しいと感じられるなら、栽培方法を勉強してみたいと思います。
『でぶ九郎♂』は、蕎麦通のようであります^^;
もう何日間、雨が振っていないでしょうか?潅水チューブを各畝に施工している『夢屋農場長』は、露地栽培の方々を心配してあげております。それでも100本ほど植え付けた「京南蛮」の圃場はカラカラで、晩酌を中座して水掛け作業をしております。(日中は、熱湯を根に掛けるような行為となるので夕方から夜に掛けて潅水するようにしております。)そんな農場長に友人『ノロ社長』が、乾麺の蕎麦を差し入れてくれました。それまで、ウダウダ寝ていた『でぶ九郎♂』がムックリ起き上がり、蕎麦の香りを楽しむとパクパク食べ始めましたよ^^;
蕎麦通の条件は、①最初に2~3本とって、つゆを付けずに食べて、その香りを楽しむ。(合格)②次に、そばつゆを唇に触れ、ダシと醤油の風味を味わう。(つゆを必要としないので合格)③薬味は蕎麦つゆに入れず、その都度、蕎麦の上に乗せて味わう。(合格)④蕎麦は噛まずに、大きな音を立てて一気にすする。(不合格…猫は、蕎麦をすすれませんから^^;)食事マナーと言うものもありますが、何だかんだとウンチクを垂れて通ぶっても仕様がない。食事は美味しく食べてナンボでありますよ^^;
明日もまた、日盛りの午後はお昼寝して、夕方から残る伝統野菜「窪田茄子」と「京南蛮」を植え付けますよ…夜の涼しさの中での作業が快適だから、当分、こんな生活が続くような気がします。