「社長!少しは働いてください。」
確かに実姉の香典として喰いかけの「ハタネズミ」は受け取りましたが、恋の季節が終わってしまったのか『でぶ九郎♂』は、一日中『第2サティアン本丸』で寝ております。一方、『でぶ九郎♂』が居座ると『シロ♀』が夜遊びを始める始末…同居猫の気まぐれには付き合いきれません。(居なければ居ないで心配になるのでありますが^^;)
さて、昨日はピーカンの真夏日(猛暑日にあと一歩であります。)であり、さすがに昼日中、農作業をするのも億劫になりまして、午後の部は15時から18時に勤務時間をシフトしました。(『夢屋農場長』は、潅水作業で長男『ポン太郎君』と作業が重複してしまうので、さらに19時~21時勤務でナス、京南蛮の潅水作業…無手当の残業であります。)日盛りの午後はエアコンをかけて経理事務そして体力温存のためのお昼寝。その間、『でぶ九郎♂』は『農場長の椅子』を占拠し、上から目線で農場長を見下ろしております。もしかして、この農園の社長は『でぶ九郎♂』であり、無報酬の農場長は、いわゆる「名ばかり管理職」ではなかろうかと甚だ疑問を感じるようになりました^^;
夕刻に今日も晩酌のお誘いが…
暑い日盛りにも関わらず、きゅうり部長『ポン太郎君』の活躍で、ナス・京南蛮の植え付けも終盤を迎えました。農場長は、お盆用のとうもろこしを定植するために、最後に残ったエリアを耕耘し、一度耕耘したものの手付かずで草が生え始めている『第2ハウス』を耕耘していると友人『ノロ社長』が晩酌のお誘いにやって来ました。今夜も蕎麦を準備したとのこと。一旦作業を終え、『ポン太郎君』とご相伴にあずかることになりました。『ポン太郎君』の業務はここまで…缶ビールをひと缶いただいた後で、ヘッドライトを頼りに潅水作業であります。雨がもう何日も降っていないから、畑はカラカラ状態。新型コロナウイルス感染症の影響で、新たまねぎの価格は暴落中。恐らく学校給食用の需要の落ち込みが影響しているに違いない。さらに、この日照りであるから、夏野菜の価格は高騰するかも知れない。米と違って、野菜価格は乱高下するから、大規模化専門特化による作業効率の向上の一方で、価格暴落に対する補償作物を確保することの必要性を痛感しております。作業効率は著しく落ちますが、今のところ様子見で採用している多品種栽培が功を奏しているようです。すべて、『でぶ九郎社長♂』の的確な市況判断のお陰でありますよ。一日寝ている『でぶ♂』に何か指示を仰ぎましたっけ?立派に手で顔を洗い、天気予報を指示してくれてますから(笑)