『オトガイナシ』(オモダカ)は水に浮く…
ヒエを掻き取ることが本来の目的だったはずの「田の草取り」でありますが、性格が災いして『他の草』も気になりだす^^;
最近は「ホタルイ」にも似た「クログワイ」に皆さん手を焼いているようであります。子どもの頃、お袋と「田の草取り」をしていた時は、『両手の熊手』で掻き取った草は、丸めて土の中に埋め込んでおりましたが、「クログワイ」に至っては、根に塊茎があることから、抜いただけではまた生えてくる。土の中に埋め込んでもまた出てしまいますよねぇ。「オモダカ」もまた塊茎があり、厄介なことに水に浮く…抜いても流されて、浅瀬で根が土に着くとまたそこで根を張ってしまうのでありますよ^^; 今は丸めて畦畔に一旦投げ捨てますが…お隣さんの田んぼに入ってしまったりしてね
小玉スイカ…さて「一番成り」をどうする?
キュウリもスイカも「一番成り」の雌花が咲くとうれしいものでありますが、その頃はまだ植物体が十分に成長(樹勢)していないので「摘果」してしまう。キュウリ園地の周囲の草刈りを徹底し、除草剤を散布する…アブラムシの飛来を予防するためであり、防除薬剤を新芽中心に散布させるのは、対象害虫であるアブラムシが先端に着きやすいからである。そんな伝聞や経験はお百姓さんの常識として、長男『ポン太郎君』に伝えないまま作業をさせるので、どうもその作業が気に入らない。少なくとも一度は大学の門をくぐったのだから、自ら調べ、学ぶということが訓練されていると思うのだが、以前の職場の新人君たちと同じで、教科書を真面目に開き、教授の教えに間違いはないと信じ切っている昨今の学生気質だけを学んで来たようであります。
少なくとも「栽培学」などと言うものは、篤農家の栽培技術を後から理論付けしたようなものだから、先駆者の技術を盗み学び取るくらいの気概がないと前に進めないのでありますけれどねぇ…今はそういかないようです^^;
三時のおやつにかき氷…『ノロ社長』の奢り^^;
長男『ポン太郎君』はそんな状態だから、農場長は「実体顕微鏡」を取り出して、アブラムシを覗かせ、「口吻」の実物を見せる…「これ(口吻)を若い葉や茎に刺して吸汁する訳よ。だから、先端を入念に薬剤散布しろと言う訳。」…最近は、怒鳴り散らすのではなく、農場長の指示(経験・技術)は、なぜ(理論)なのかを伝えながら取り組むように指導スタイルを変えておりますが…農業に興味がなければ身に付きませんけれどね^^;
友人『ノロ社長』は、『第1サティアン』にかき氷機を入れて、おやつを振舞ってくれました。夕刻、アルバイト帰りのオッカーと長女『有季菜先生』にまで、婦女子に自慢の生シロップを評価して欲しいと大奮発であります。誰かが教えてくれる訳でもない、生き方や稼ぎ方を学び盗って欲しいと願うおバカな『おやじぃ』でありますよ(笑)