その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

「ど根性」を支える優しさ

2021-04-06 07:40:41 | 転職

あれまぁ…何でこんなところに?

昨年、サラダホウレンソウの種子を蒔いて、春先に幾ばくかの収入を得ました。その種子がこぼれて、発芽せずに残っていたのでしょう…今年、通路で見事なホウレンソウになっております^^; 昨日まで盛んに飛んでいたモンシロチョウは、花冷えの曇天に菜の花畑で羽休め…知らずに一緒に収穫されて、今日は我が家で暖を取っております^^;
何度も『第4ハウス』の通路は、長男『ポン太郎君』が除草してくれましたから、恐らくその存在に気付いて、彼があえてむしらずに残った物に違いない。『おやじぃ』もその存在に気づいてからは、通路を歩く場合も歩幅を変えてまたいでいる。水も肥料もやらないけれど大きく成長しましたよ。(これ一本じゃ~商売にならないけれどね^^;)
さて、「空手」の強化コーチが女子選手の根性を鍛えるために「竹刀」で突いたって?何を前近代的で無意味な訓練をしているのだと考えてしまう。「瞬き」は「瞬目反射」であり、危険回避のための条件反射である。「気合が足りない。根性が据わっていない。」と反射行動まで根性で制御しようというのでありましょうか?(武道家が自らに対して無意味な修行をすること自体は否定しませんけれど…ご勝手にということで^^;)かつての一流選手が、必ずしも一流の指導者にはならないという証左ではありますなぁ…。


今日も当然?膝の上^^;

「うさぎ跳び」「腹筋」「声出し」etc.今では、かえって「腱」や「腰」、「喉」を傷めてしまうと言われるようなトレーニングを積まされた世代である。「気合で負けている。」…確かに武道において「気」は存在すると思う。しかし、剣道をかじった経験からすると、少々訓練を積めば「竹刀」を合わせただけで概ね相手の実力が推し量れるようになる。「気合(声)」を出して虚勢を張ったところで、その実力差は埋まらないのでありますよ^^; 相手の隙も構わずに打ち込めば「玉砕」でありますわなぁ。
「ど根性ダイコン」「ど根性ホウレンソウ」と話題を生む野菜たちでありますが、それは気付いた人間が抜かない、踏みつけないという配慮があって成長したものだと思うのでありますよ。通路に一本だけホウレンソウが成長したとしても、効率も悪いし、商売にもならない。しかし、その成長を見守る人間の優しさは感じることができる。
さて、新年度、新たに昇任し指導者になられた方々に物申す。「自分は仕事が出来る。」と言うことと「部下を指導し、チームで成果を上げる。」ということは別次元の能力でありますよ。ひとりで解決できるなら良しヨシ!しかし、チームの強化にはつながらない。見守り、育てるということがとても重要であると。
言うだけで、自分には出来なかったくせにね(笑)

コメント
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