今日は、この沢を攻めてみんべぇ^^;
ご自慢のスナップエンドウもポツポツと収穫出来るようになったのだけれど、これからの種苗費・肥料費のことを考えると少しでも現金収入を増やしたい。春が旬のセリも出てはいるのだけれど、ここはやはり山の恵みを分けていただきに行きますか^^;
こうなると、遊びの要素が大きい山行きが日常的になってしまうのだけれど、今年は桜の開花も早く、今欲しいと思っているコゴミはもう開いている。新たな採取場を求めて、ある沢を攻めてみました。(日陰なら、まだ遅いコゴミが採れるんじゃないかなんて思いましてね。)連休前の土日で、コシアブラ、タラの芽はガッツリ採られておりましたよ。(これは想定内!)しかし、樹木を枯死させてしまうような採り方は如何なものかといつも思うところであります。余程、他の人に採られるのが口惜しいに違いない。結局、枯死させてしまえば、来年以降、山の恵みを享受出来なくなるのにねぇ…。案の定、新たに開発した沢の上流部には、まだ開いていないコゴミの採り場がありましたよ。来年のためにメモしておこう^^;
畑にもコゴミはあるのだけれど、山より遅いってどういうことよ?今年から少しずつ改植して、ハウスで早出しに挑戦してみようかなどと思案しております。(とにかく、春先の物入りに対応できる産物は必要だわなぁ。)
肉無し、野菜無し…遂に山菜うどんがお昼^^;
アカデミー賞作品賞・監督賞を受賞した「ノマドランド」…「ノマド(Nomad)」という耳馴染みのない英語は、遊牧民という意味だったのねぇ^^; 人類の生活類型は「移動型」と「定住型」に大別できるらしい。最近では、通常のオフィス以外のWi-Fi環境の整った喫茶店などで、ドヤ顔でPCを打ちながら仕事をする「ノマドワーカー」なる和製英語もあるらしい。田舎の『おやじぃ』の場合は、「農耕生活」をしたくても、現金収入が不足するから「狩猟生活」も取り入れているということかしら^^; 作品賞を獲得した「ノマドランド」は、リーマンショック以降の車上生活者のストーリーのようである。規制緩和の大号令とリーマンショック後の経済低迷で、田舎でも多くの会社員が首を切られた…そして、当時50代前後の失業者は、今でも正規雇用もおぼつかない年代でもある。ふと考える…「東京へ来ないで!」人は、東京に憧れて出掛けるのだろうか?学びの場や生活の糧を求めに東京に出掛けているに違いない。そして、その移動の民に飲食を提供して暮らす人々も居る。少々飲食店が潰れたとしても、都会には人がまた集まってくる。「東京へ来ないで!」というメッセージは、生活の安定した人だけが発することの出来る言葉である。『おやじぃ』だって、農耕(定住)生活が出来るのなら、熊が出そうな沢にわざわざ行きませんもの^^;
コロナ禍が収まれば、何事も無かったように「東京」はこの世の春を謳歌するに違いない…悔しかったら東京に出て来て一旗揚げたら良いじゃないか。冗談でしょう。もう『おやじぃ』は、野山の恵みを少々分けていただくだけで充分である。ひと昔前なら、年金暮らしの出来た年代である。それでもなぁ、たまにはネオンも恋しくなるのよねぇ…俗人だから(笑)