その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

前提知識のない人とは?

2021-04-19 08:27:25 | 転職

「オラ、難しいことは分からんから…」

「トリチウム(三重水素)」は水素の同位体で、原子力発電によって発生するが、大気の反応でも発生するから、雨水や海水にも含まれ、結果として水道水にも微量が含まれる。「トリチウム」は、半減期が12年程で、ベータ線を放出するが、ベータ線自体は、アルミニウムなどの薄い板などでも遮断することが出来て、遺伝情報となるDNAを切断する能力は弱いと言われているetc.…これが放射線音痴の『おやじぃ』が調べた「トリチウム」の前提知識である^^;
日曜日の情報番組「サンモニ」で、目加田中央大学教授のコメントに、細野豪志衆議院議員が「全く前提知識の無い人を知識人として地上波でコメントさせる弊害。」とまで批判したという記事を読みましてね…『おやじぃ』も少しは「前提知識」なるものを蓄えようと調べてみただけです。(暇だなぁ^^;)

多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会の報告書を公表します (METI/経済産業省)

細野先生がおっしゃるALPS小委員会の報告書に興味がございましたら↑御覧ください。
要するに国の基準(告示)以下の処理水放水に関して、科学的な検討に留まらず、「風評被害」に対する社会的な視点も含めて検討した結果であるから、門外漢はガタガタ言うなということですかねぇ^^;


アドバイスを受けて二日目のパラパラ感^^;

そうそう、海外に向けても正確な事実関係や誤解を解くようなメッセージを発信するという項目も見られるぞい!最近では、御用ジャーナリストのような「櫻井よしこさん」まで、「フランスや韓国では、日本基準の何倍もの濃度のトリチウムを海洋放出しています。」なんて援護射撃してくれていたっけ。これって「赤信号みんなで渡れば…」の発想と何ら違わないような気もするが^^;
元々、国の都合によって変えられてしまう放出濃度基準に科学的論拠があるのか?という疑問と、「風評被害」って、根拠があって流布するものじゃないという問題には何の答えも出してはいないように感じるのだけれど…。つまり「全く前提知識」の無い人々の集団だから風評被害が起こるのであって、「関係機関が一丸となって、機動的に対応をとる必要がある。」と報告書では結論づけているから、異論をはさむ方には、懇切丁寧な説明をすることをしないで、「外野席は黙っていろ。」とツイッターで機動的に対応を取ったようにも思えるが…。
「風評被害」というものは、「黙っていろ!」って上から目線で言われると、政府に何かやましいことがあるんじゃないかと、さらに煽ってしまう結果になる。(事実、こうして『おやじぃ』が噛みついている。)ツイッターは、お手軽な発信手段ではあるけれど、ナーバスな問題を短文で発信してしまうのは如何なものかなぁ…福島県の農水産物に対する消費者の潜在的アレルギーに気付いていない。否、気付かないフリをしているとしか思えないんだよなぁ…隣県の者として(今朝も笑えない!)

コメント
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