その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

花は根に鳥は古巣に

2021-04-24 05:45:05 | 転職

外は19.5℃…山も暑かった^^;

「オッカー、そろそろ売る物が無くなった。山に行く!」収入確保か遊びかが判然としませんが(遊びの要素が大きいかも^^;)取り敢えず、収入確保を前面に出して、2度目の里山巡り。公用車の軽トラックを降りたら、幸先よくツマキチョウ♂が出迎えてくれました。春先に現れるチョウだから、興味の無い方にはモンシロチョウと判別してしまうかも知れない。
山の管理人(誰に頼まれた訳でもないが^^;)がたまに足を踏み入れないと、遊歩道もブッシュで歩きづらくなりますから…どこまでも自分に都合よく理由付けをしておりますよ。実は、今日(土曜日)出掛けようと思っていたのですが、集落で急なお葬式が入りまして、一日前倒し、前回の斜面とは反対側の斜面でコシアブラを採取しようかと、昼ご飯もそこそこに出掛けたところであります。
そうそう、農場長が追いかけている「ヒメギフチョウ」もそろそろ飛び交う季節でありますから…やっぱり誰も入っていないんだろうなぁ。難なく必要な量を採取できましたよ。ただね、欲目にかられて上ばかり眺めているものだから、すんでのところで折角咲いている「シュンラン」を踏みつけてしまうところでした。「手に取るな やはり野におけ蓮華草」…金の亡者と化した農場長でありますが、さすがに採って売ろうとは思わない。咲いてふさわしい場所がある。なんて余裕のあるところを見せております。(結構、春先の物入りで運転資金が厳しいけれど^^;)


わきまえている猫ですから^^;

売れ残りを出さない程度の量を確保したらそれで充分。収穫を『山の神』に感謝して下山することにしましたが、今年退職した元同僚♀にも少し分けてやろうかなんて助平心を出しましてね…太っ腹なところを見せようと「好きなだけ取れ!」なんて言ったら、ガッツリらやれましたよ(笑) 彼女は、性格が似ているというか結構衝突もありましたが、在職中は良く支えていただきました。そしてまた考える。欲に駆られて下を踏みつける生き方をして来なかっただろうかなんてね。優秀な女性だったから、逆に男社会においては疎まれる存在であったような気もする。引き立ててあげたかったんだけれどねぇ。
「諫言耳に逆らう。」なんて言ってねぇ…よくよく考えれば至極当たり前のことなのだろうけれど、流れに逆らう生き方は少々骨が折れるし、多数意見の中では黙殺されてしまう。多数意見が必ずしも正しいとは限らないのだけれど。はてさて、また三度目の緊急事態宣言ですか。きれいに咲く花もいつかは朽ち果てて木の肥しになり、飛ぶ鳥もいつかは巣に帰っていく。コロナ禍は必ず収束すると思うのだけれど…帰り道、突然ウグイスが目の前の木で鳴き始めました。たまに、唄の下手くそなウグイスもいましてね。学習しながら唄を覚えるようでありますなぁ…少しは人間も学習しないとなぁ(笑)

コメント
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