その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

越えるべき迷い…

2022-03-22 09:04:05 | 転職

「チーズ増し増し」も結構ですけれど^^;

「彼岸会」とは仏教行事のようではあるけれど、どうやら日本独自の信仰が仏教と結びついたもののようである…とは言え、子どもの頃からお墓参りはしているから、何の疑問も持たずに線香だけは上げることにしている。我が両親の兄妹も高齢化し、町内では唯一元気で生活している叔父(婿殿)宅だけは訪問することにしている。「卒寿」を超えてなお元気で暮らしているから、『おやじぃ』もあやかりたいものですわ。(とは言え、半年前の立ち姿から見ると年老いたようにも見える…そのことは口にはしないけれど^^;)甥っ子の生意気な言葉にも軽妙に返してくれるから、屈託のない生き様が長寿の秘訣かしらなどと考えている。(人それぞれに苦労はあったと思うのだけれど…。)
家事全般にわたって『ちょどして(じっとして)』居られない性格だったから、「おんつぁま(叔父さん)がコップ(酒)を握らなくなり、動かなくなったら電池切れ(寿命)だわなぁ^^;」なんて言っていたけれど、大好きだった酒も飲まなくても良くなったと言い始めてから数年、一昨年にはペースメーカーを埋め込んで、家族には『ちょどしてろ(じっとしていろ)』と言われているようである。「家族にくたまにさっちゃら(邪魔にされたら)、オラいつでも死んでやる。」…「みんな、どうぞぅって言わねが?」…「そんどぎゃ(その時は)家に鍵かけて火付けてけっこで(やる)」…「止めとけやめとけ、○×家のプーチンって言われっから^^;」とまぁ、掛け合い漫才を演じてくれるのだが、「ちょどしてろ」と本人を気遣って言われるのもまた辛いだろうなぁなんて慮るのでありますよ^^;


今年はまだ雪の下だろうなぁ…(昨年の画像)

実姉の墓参りにも行きたいところだけれど、山寺ではまだ雪の下に違いない。今年は、オッカーもアルバイトで不在だから、それを理由に墓参りを見送りましたよ。こうして故人は少しずつ過去の人となってしまうのだろうか…否、たまに夢の中に現れては、何がしかの文句を垂れていく。(親父、お袋、姉が夢に出て来て文句を言った場合は、文句があるなら化けて出てこい!と言うことにしている。何とバチあたりな^^; 何がしかの注意喚起や悩みが夢として現れるのだろうと思ってはいるのだけれど。)
『還暦同級生』恒例の晩酌会で、「追い足しピザ」を焼いてくれた『ノロ社長』が、「人生八十年、やりたいことは今のうちにやる。」と宣言しましたけれど、「あらら、貴方百まで生きるって言ってませんでしたっけ?」とすかさずツッコミを入れる。「男子の健康寿命は平均72歳…あと10年だわ。ところで、親父は何歳で亡くなったっけ?」なんてね、それぞれの親父たちの享年が話題に上るお年頃…ショッパイピザでは、お酒も進むが高血圧症も進みそう^^; 何だかんだと親父に反駁してきた『悪ガキ』たちも、今では「親父」として反駁される立場になっておりますなぁ…切っても切れない親子の縁。そんなお彼岸の晩の出来事でしたとさ^^;

#戦争反対 健康寿命は生活習慣を見直し、適度な運動をすることで延ばすことは可能である。それでもいつかは訪れる死…しかし、理不尽にも命を奪われるのは御免被りたい。届かない願いとは思いつつ、戦争反対の呪文だけは絶やさす唱えたい。

コメント
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